BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第22話 『現実』 感想: 確かにこの類ジェルドとエリスとのそれぞれの別離を伴う「中締め」は人間ドラマの「現実」だね。

2021-12-13 10:32:00 | 無職転生
いよいよ故郷の街にたどり着いたルーデウスとエリス。
しかし、それは同時にルイジェルドとの離別を意味していた。

しばしの間、ルイジェルドとの旅路を振り返り、
今度は同等の戦士、つまりは大人どうしとしての再会を約束した後、
もどったエリスの家で直面したのは、エリスの家族の全滅。
そこから、ひとしきりエリスの物語のなったかと思うと、
エリスはルーデウスの褥に忍び寄り、二人で初体験。

しかし、その翌朝、エリスは一房の赤髪を残して、
ルーデウスのもとから去っていた。
慟哭せずにはいられないルーデウス・・・
・・・

・・・って展開。

なんだこの大河ドラマw

まぁ、コミックの方、読んでいたので展開は知っていたのだけどね。

しかし、まぁ、なんだ、いわゆる万感の思いで迎えたひとつの結末、ってやつだ。

まだ次回があるから、多分、どうしてエリスがルーデウスのもとを去ったのか、というのは次回、エリスの口から語られるのだろうけど。

でも、その考えはもちろん、ルーデウスには伝わらないので、これをきっかけにして、ルーデウスはインポテンツになってしまう、という悲喜劇に。

でもまぁ、それがきっかけで、最終的にはシルフィとも再会できるのだから、まぁ、人生の旅路は山あり谷あり、ってことだねw


とまれ、確かにここまで、ターニングポイント1から2まで、丁寧にルーデウス、エリス、ルイジェルドの3人の旅路を描いてきたからこその終着点なので、確かにグッとくるところはある。

きちんと過程を描くって大事だよね。

でもまぁ、ホント、このあたりの物語の起伏の作り方はうまいんだよな。

これでルーデウスの中の人の内面描写がなければもっとアピーリングなのだろうけど。

今回も、冒頭のルーデウスの夢の中に出てきた、ジャージを着た前世の人の描写は不要だったと思うんだよね。

あれで完全に興ざめしてしまう。

多分、これは文章で読むのと映像で見るのとの違いなのだと思う。

原作にあるから、といって全部映像にしなくてもよかったのに、って思う。

映画でも、ボイスオーバーってたいてい、賛否両論だからね。

解釈の幅を狭めてしまうという、単純な意味で。

まぁ、でも、だからこれは、構造的欠陥として感受していくしかないのだろうなぁ。


あとは、次回の最後に、2期の告知があるかどうか。

まぁ、ここまできたらやるでしょ。

でも、タイミング的には、やっぱりコミックの方のすとっくができてからなのだろうなぁ、と思ったり。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 呪術廻戦 第168話 『東京第1... | トップ | 86 -エイティシックス- 第20... »

無職転生」カテゴリの最新記事