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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第164話 『[x]= 文学の森の眠り姫編⑤』 感想: ここでうるかが横槍を入れてくるのか…

2020-06-29 12:13:03 | ぼく勉
あれれ、ヴァレンタイン・イベントがあんなので終わったと思ったら、受験もあっさり終わってしまった。

この作者、あくまでも、受験前後の緊張感は描かないつもりなのかな?

それとも、それは一浪の先輩回でこそのネタにするのかな?


ともあれ、あっさりと受験も終わり、皆、晴れて合格。

で、その間も、文乃は、足が悪いふりをしていたみたい。

悪い乙女ですねw

でもまぁ、眠り姫というよりはシンデレラのノリで、受験が終われば成幸との関係も自然に消えていく…、という少女漫画的感傷に浸りながら、ひたすら独白を繰り返していく文乃っち。

もうこうなると、この文乃編で語られる成幸のセリフも、多少なりとも文乃っちの願望込みの「盛られた」ものなんだろうなぁ、という気になっていく。

今回の、お父さんのことを振り返りながら語る成幸の姿なんて、あれ、どうみても、父親と確執のあった文乃にとって、本当は望んでいた父親像の投影で3割増しくらいの美談担っている気もする。

まぁ、あくまでも成幸が捉えた父親のことなのだけど。

あ、でも、これ、もしかして真冬先生編に向けたネタの仕込みであるのかもね。


それはともあれ、そんな成幸の父親よりもきっと素晴らしい教師になるに違いない!と熱弁する文乃は、内心、そうやって成幸への思慕を表現しているのだろうな。

ホント、国語の問題みたいだw

でもまぁ、長かった受験勉強も終わったわけで、これでそれぞれの道を歩き始めるんだね・・・、でもね!成幸くん!!!、って行こうとしたところで、まさかの、いや予定通りの「うるか」登場!

さてさて、このうるかの介入は、きちんと文乃の本気に火を点けるのだろうか?

いや、文乃編だから焚きつけるに決まっているのだけどw

でも、そういう意味では、今回の展開は、まだこんな平行世界編になるのが明らかになる前の「本編」のときにやってくれたら、もっと盛り上がったんだろうけどな。

うるかと文乃、どちらを成幸は選ぶのか?ってね。


もっとも、今回の最後で、うるかの登場によって、文乃のボルテージはどんどん上がっていってるみたいだから、文乃の方の気持ちは心配ないとして。

問題は成幸の方。

これ、もしかしたら、文乃だけでなく成幸の気持ちに火を点けるのも、幼馴染であるうるかの役割になるのかな?

その場合、うるか推しの人たちがどんな反応をするのかも見ものだけど。。。

しかし、そろそろ、最終ゴールに向けて、巻きを入れてほしいぞ。

でないと、このまま、ホントに文乃の恋愛日記で終わってしまいそうで怖い。

お願いだから、脳内恋愛の成就、みたいな捻ったオチはなしでw

やっぱり、文乃がストレートに成幸に告白する展開なのかなぁ。
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