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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

【推しの子】 第134話 『奥底』 感想: ルビーのなりきりってやばくない?

2023-12-07 15:07:00 | 推しの子
あー、やっぱりフリルが先導役か!

あかねとかなは見た目は犬猿の仲wで、しかも、かなは前回、ルビーに思い切りヘイトをぶつけてきたから、これ、誰が当座の物語の進行役をするのかと思っていたけど、やっぱりフリルだったかぁw

あかなやかなが女優にほぼ徹しているのに対して(まぁ、かなはアイドルもやっちゃったけどw)、不知火フリルは最初から「マルチタレント」という肩書だったから、その分、器用な人だと思っていたのだけど、思い切り、演技論の自説をぶってきたねw

奥底まで役になりきることと、その功罪。

でも、これ、完全に一種の憑依だよね。

そういう意味では、徹底的に役作りのためにプロファイルをするあかねは、結構いい線、行っていた、ってことになりそうだけど。

でも、フリルの場合は、もっと、脚本レベルから掘り下げているようにも思うのだけど、どうなのだろう。

なんていうか、フリルの場合、演じる役の姿をギリギリまで人間っぽく迫ってみて、足りないピースはフリル自身が埋め合わせることで、なんとかしてるような気がする。

そのあたりが「マルチ」と呼ばれるゆえんだし、あかねと方法論を違えるところなのだろうな、と思ったり。

問題は、そうした方法論が、素がマジメで世間知らずのルビー/さりなにとっては劇薬にならないかなぁ、と。

もっとも、アイ自身が、大してルビーと変わらなくて、彼女も一度、劇薬を飲まされて変化したのだろうけど。

で、アイにとっての劇薬がカミキヒカルだった、ってことなんじゃないかな。

でも、だとすると、そのあたりの劇薬性については、撮影を進めていくうちにより明らかになっていくってことなのかな?

ともあれ、今回みたいに、要所要所でフリルが指南役を務めていく、そんな感じになるんじゃないかな?
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