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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

鬼滅の刃 第191話 『どちらが鬼か』 感想: だから鬼滅の「刃」なのか。

2020-01-27 13:54:02 | 鬼滅の刃
うーん、

王道の展開か? 

それとも、ありきたりの展開か?

悩ましい・・・

王道か?凡庸か?完結か?第二部か?

柱たちの連携攻撃が有効か?と思った瞬間、柱たちも善逸たちも一蹴される。

で、その危機的状況に対して、案の定、炭治郎は、とりあえず自力で鬼化に対処して、パワーアップして復活。

無惨を圧倒! とまでは言わないまでも、一太刀浴びせてカナヲを救う。

とはいえ、右目の周りは相変わらず異形のまま。。。

そりゃ確かに「どちらが鬼か」と無惨に問われても仕方ない。

で、パワーアップの源泉は、ヒノカミ神楽の技を出しているところから行けば、縁壱の技を繰り出した、ということなのだろうけど。

まぁ、ここまでは予想通りといえば、予想通り。

むしろ気になるのは、思っていたよりも、炭治郎が簡単に復活したこと。

しかも、禰豆子の力は借りずに復活してしまった。

これが、これから後の展開にどう影響するのか。

あと、やっぱり、復活にあたっては「刀」の存在が何らかの媒介になっていたこと。

いやだから、

復活した炭治郎って、むしろ、縁壱成分が増しているってことなのかな?


ここでちょっとややこしいな、と思うのは、縁壱って、炭治郎の直接の祖先ではない、ということね。

正直なところ、どういう形で縁壱の技能が、竈門家に伝えられるようになったのか、はまだ説明されていない。

察するに、縁壱が無惨を取り逃してから後、鬼となった実兄の成敗のためにも、刀を鍛えるという方向に向かって、その過程で、刀の方に日の呼吸の極意を残す工夫を、炭治郎の祖先とともに試みていった、ということかな。

で、その途上で日輪刀が開発され、そのための鉄や、刀を鍛えるための炭が見いだされた、ということなのかな。

それもあってこの作品のタイトルは「鬼滅の刃」になったのかもね。

鬼殺の剣士、ではなく。

あくまでも主体は「刃」。

もちろん、剣士みずからが自分の身体をも「刃」に変える、という比喩でもあるのだろうけど。

それゆえ、その「刃」を鍛えるためにも、ヒノカミ神楽が必要になる。

となると、例の炭治郎の日輪刀が黒いままだった、というのにも、なんか理由がしめされるのかね?


ともあれ、いつの間にか、状況は、無惨vs炭治郎、のマッチアップになってしまったので、ここだけみると、ディオvsジョナサン、というジョジョ第1部の終盤のようにも見えてしまって、そうなると、これ、縁壱のときのように決着がつかないまま、100年後にDIOが復活したように、MUZANが復活!なんて、アホな展開もなくはないように思えてくるから怖いw

ただ、それなら血縁という点では、時透無一郎を残しておいたほうが説得力があっただろうから。

やっぱり、炭治郎が縁壱の子孫ではない事実がどう物語に影響してくるのか。

だって、それなら、お館様の一族と柱がいればいい、という話に戻っちゃうからね。

となると、やっぱり、いまここで、炭治郎が無惨を滅する、というところで決着がつくのかね。

ただ、それだと、あと数話で終わりそうな勢いなんだけど。。。

あとは、やっぱり、禰豆子なんだよなぁ。

素直に次回を待つしかないね。
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