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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第5話 『氷の瞳に映るのは』 感想: 今回、初めてこれがガンダムサーガのひとつなんだと実感したよw

2022-10-31 00:51:39 | 水星の魔女
やっぱりエランは強化人間だった。

正確には強化人士4号というようだけど。

「人間」と「人士」って微妙に違うのが、後で聞いてきそうだけど。

4号っていうから、最初はクローンの4番目と思ったのだけど、下には違う顔があったりして、って言葉を口にしたことを思うと、きっと孤児だった子どもが試験体として引き取られていろいろといじられた、ということなのだろうな。

で、今回、ファラクトでグエルwとの決闘を行って、ファラクトがガンダムであることもバラしちゃったから、次回、評議会がどういう反応をするか、がちょっと気になる。

もちろん、エランの処遇も、だけど。

それを突破しないと、スレッタVSエランの決闘は了承されないんじゃないかな、と思ったりする。

ただ、その決闘を首尾よく進めるために最後に、ヴァナディーズ機関時代にプロスペラの同僚だったベルメリアがプロスペラを尋ねることになったのだと思いたい。

一種の脅しね。

プロスペラの正体を秘匿するから、決闘はさせろ、と。

次回はきっと、プロスペラとベルメリアの対話を通じて、ヴァナディーズのその後の話もされるのだろうな。


にしても、今回、初めて、この作品がガンダムサーガを引き受けているものだと思った。

それは、強化人間、というガンダムのお約束を使ってとっとと話を進めてしまったから。

ものすごいショートカットだよねw

その意味では、決闘システムは上手い物語装置で、決闘だ!といっていきなりモビルスーツ戦に入っていけるのがスゴイ。

結果、あっという間にファラクトまで登場。

ついでにいえば、グエルが完全にコーラサワー枠になっていて笑えるw

なんだかんだいって、スレッタの騎士を目指してるんだな、と。

ついでにいえば、ミオミオもまたすっかりスレッタは自分のものと思っているのも笑える。

てか、ミオミオもスレッタについて地球寮に普通に出入りしているし、いつの間にか、チュチュとも罵倒枠の女子二人みたいになっていて、ちゃんと学園しているのが可笑しい。

で、そんなギャグ枠のグエルとミオミオを差し置いて、シリアス枠でエランがいきなり強化人間枠のエピソードを始めるのだからw


しかし、あのエランの反応を見ると、どうやらエラン的強化が施されているのはスレッタではなくエアリアルの方みたいだね。

しかも冒頭の占いの際に、正体不明の兄弟のような存在がほのめかされていたから、そうなると、スレッタはエリクトの妹、と言いたいところだけど、しかし、父親がなくなっているので、妹をつくるのは難しい、しかし、スレッタには父と教えられているとなると、やっぱり、スレッタはエリクトの複製体ってことになるのかな。

で、エリクト自身の脳神経系をベースにエアリアルのシステムが構築されている、という感じ。


そうなると、多分、その秘密を明かすことも含めて、いったん、エアリアルがエランの手に渡る展開もありなのかなぁ。

ただその場合、誰がエアリアルをエランからスレッタのもとに取り戻すのか、という非常に何度の高い問題が生じてしまうのだけど。

そこでようやくシャディクの登場なのかね?


ともあれ、ガンダムサーガの物語のお約束を使って物語の展開を加速させながら、途中での謎掛けや最後の引きのところで、コードギアス的やきもき感を醸し出すのだから、これはやっぱり、面白いよw

これだと意外と早く、スレッタの正体もはっきりするのかもねw
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