BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ゴブリンスレイヤー 14 (第14巻) 感想

2021-05-20 12:47:48 | Weblog
いつの間にか、ゴブリンスレイヤーも14巻。

12巻の感想ではもうだめだー、と書いていたけど、しかし、13巻やこの14巻を見ると、もう、なんていうか、これは、水戸黄門みたいなものと思っておけばいいんだな、という気はしてきた。

最後にゴブリンが出てきて退治されるのがお決まりの展開で。

そうなるところまで、どうやら、ゴブリンスレイヤーのパーティ一行が、冒険という名の諸国漫遊の旅に出かけることになる、というのが、行き着いた先みたい。

今回だったら、それは、北欧的なヴァイキング的な世界の紹介ということで。

まぁ、それはそれでありかな、という気もしてきた。

ゴブリンを対峙する、というオチだけ確定した、オムニバスの漫遊記。

そうして、作中の四方世界を描いていけば、このお話は永遠に続けられる。

まぁ、『魔女の旅旅』方式というかw

あ、『キノの旅』方式のほうがいいかなw

ともあれ、そういう展開。

あとは、女神官の成長を、ゴブスレパーティ一行とともに確認していく、ということかな。

実際、事実上、女神官が語り部みたいなものだし。

成長の伸びしろがある人を物語の真ん中に据えたほうが、読みどころは作りやすいだろうし。

なんか、そんな感じ。


じゃあ、今回のヴァイキング編はどうだったか、といえば、なるほどヴァイキングたちの生態はこんな感じなのね、神様も違うのね、言葉も違うのね、スゴイ訛ってるのねw、ってな具合で、合格点の面白さ、だったかな。


ということで、ダラダラとしばらくは読み続けていくような気もしてきたw

意味が大してないほうがいい、というのは、物語としてはどうなのだろう?とは思うものの、でも、読み続けさせるためにも、そのほうがいいのかもね。

完全に、サザエさん作戦だがw

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ゴジラS.P(シンギュラポイント) 第9話 『たおれゆくひとの』 感想

2021-05-20 01:05:45 | Weblog
おお!とうとうゴジラ爆誕!

・・・なのだが。。。

ここに来て、ゴジラやラドンたちのリアルさと、漫画っぽいキャラデザとのアンバランスが目立ってきて、ちょっとなかなか物語にのめりこみがたく・・・

だって、どれだけ銘が、破局がぁ!破局がぁ!って叫んでも、あのアラレちゃんみたいなキャラデザじゃ、全然、真剣味が出ない。

というか、あの葦原理論が、バカダットギーターの詩を引用しているあたりとか、一回観ただけだと、はぁ?としかならないし。

まぁ、インドにある研究機関で、名前がSHIVA=シヴァ、ってなったら、そりゃ、インド神話に由来した「破滅の暗示」が示されているのだろうけど。

インド神話での神々の闘いって、北欧神話のラグナロクを超える規模とか、よく聞くので、そんな極限までやばい「破局」が訪れるのかな。

にしても、最後のリー博士の行動は意味不明。

インドで会いましょう、銘は葦原の先を行きなさい、とか言いながら、なんであそこで、猫を助けに行こうとするかな?

一応、ラドンにやられた描写はなかったから、生き残っていると信じたいけど、次回、もしも、あのラドンの襲撃でリー博士が死んでたら、おいおい、さすがにそれはシナリオがザルすぎない?って思うぞ。

今回は、ゴジラが爆誕したこともあったからか、全体的にゴジラの映画臭が強い演出が多かった。音楽もそうだし。

それもあるからか、なんかスピルバーグっぽい展開だなぁ、と感じた。

総じて90年代風だよね。


今回のアーキタイプの説明だと、生体だけどゴジラがアーキタイプのアーキタイプを生み出す(生み出した?)特異点のようだけど、その理屈と、実際のゴジラ討伐はとう絡むのだろう?

一応、タイトル回収はされたわけだけどw

そのあたりの屁理屈の説明は、最後まで端折らずにやってほしいけどなぁ。

なんかわりと、名作と駄作の境界上に今、来ている気がする。

さて、どちらに転ぶのか?

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