BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

メイドインアビス 烈日の黄金郷 第2話 『還らぬの都』 感想: 深界六層の生態系もヤバいな!

2022-07-14 00:15:50 | アビス
いよいよ深界六層の冒険が始まったわけだけど、ボンドルドとの戦いを経て、リコ、レグ、ナナチのパーティの連携がごくごく自然になされるのがなんかいいw

なんだかんだいって、深界六層にまでたどり着いただけのことはある。

もはや子どもたちのパーティとはいえない、ということで。

そもそも3人ともがワケアリの存在だものね。

リコは一度アビスで死んで生き返った存在だし、レグはロボ、ナナチは成れ果て、だし。

その3人がそれぞれの特性を活かしてそれぞれの役回りをきちんと意識して果たし合う。

もちろん、無意識のうちの連携なんだけど。

そこにプルシュカが白笛として随行するのだから。

ほんと、人の魂とはなにか、魂が宿った存在ならそれは人なのか?って感じで、「生命」とはなにか、常に問い続けながら物語が進んでいく。

そして、生命を続けるには、ちゃんと食わないといけない。

食うためには、常に獲物として生命を確保しなければいけない。

それらの動きがごくごく自然になされ、ごくごく自然に描かれるのが心地よい。

ホント、いい話だ。

って、今回はまだ、序章の序章でしかなかったけれどw

でもね、ホント、生きている、ってどういうこと? って常に考えさせられるんだよ。

そして、その追求のために、深界というくらい、深く深く下降していく。

黄泉の国へと沈んでいっているのだとしたら、最後は、生と死のあわいを見定めることになるのだろうなぁ。。。

って、まだ原作もそこまでは行ってないけどさ。

次回も楽しみだよ。

物語もキャラも設定も世界観も、全てが刺さってくる。

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メイドインアビス 烈日の黄金郷 第1話 『羅針盤は闇を指した』 感想: リコたちの新たな冒険の始まりにドキドキが止まらない!

2022-07-07 01:03:37 | アビス
うわぁ、また、リコたちの冒険が動き出した!

今回は、先遣隊?のヴエコたちの話から始まったけど、それでもタイトルロールが出てくるところで、ジンジン来た!

ワクワクとハラハラがともに湧き上がってくるのがスゴイ。

それは、最初にアビスを見たときにも思ったのだけどね。

あー、でもあの1期の第1話のドキドキから、もう5年も経ってるのか!

ビックリだよ!

ていうか、今回のがまだ2期っていうんだものね。

いや、もちろん、途中で、黎明卿の映画があったので、実質的には3期なんだけどさ。

それでも、満を持しての2期に感謝!

リコにしても、レグにしても、ナナチにしても、彼ら3人が揃って困難に立ち向かおうとする姿は、やっぱり絵になる。

そういう意味では今回、グロいほうの悲劇は、まずは先遣隊であるワズキャンたちを襲う形で進むのかな。

ちょっと今回、構成的に上手いな、と思ったのは、ワズキャン組の経験とリコ組の経験を並行して描こうとしているところ。

普通はそういう構成って、2つの時間軸の話が最後には現在として収束する、という流れになりがちで、実際、このアビスにそうなるのかな、って思うけど、

その一方で、黎明卿のときにも少し語られていたように思うけど、この「アビス」という世界では、時間の流れが「通常とは違う」ものになっているので、2つの時間の間の隔たりも、あるようでないような描写が可能に見えること。

『進撃の巨人』でもあった、過去と現在と未来の間の差異がなくなる空間ね。

ああいう時間軸の錯綜が、アビスの世界でも描かれそうな気がする。

というか、そのためにヴエコたちがいきなり登場したんじゃないの?って思ったりする。

とにかく、この先の展開がものすごく楽しみ!

あとは、すでにリコが吹いていたけど、元プルシュカの白笛!

増えに霊が宿るのか、魂が増えの形を取ったのか、ちょっと忘れちゃったけど、でも、要するに、魂が魂として存在しうる世界なわけでしょ、アビスって。

下降という方向性からして阿頼耶識にむかっているっぽいのもとても気になるしw

だから、もうこの先の話が気になって仕方ない。

でも、『メイドインアビス』のスゴイところは、そうやって物語世界の解明という巨大な謎解きが進められる一方で、リコ、レグ、ナナチの3人のキャラクターが、ちゃんとキャラクターの物語をやってしまうところw

多分、今回はそこにヴエコたちの物語も絡んでくるのでしょ、きっと。

それも含めてとにかくワクワクがとまらない。

わざわざ羅針盤なんてだしてくらいだから、あれも途中で出てくるのだろうなぁ。

あー、なんかとても嬉しい、この物語の続きが見られるのが!

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