パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ヨーロッパ鉄道の旅

2013年07月03日 19時57分20秒 | 旅・旅行
気づくのは、いつもお仕舞いの頃になってから
残念ながらそんなことが多い

のんびりヨーロッパ鉄道の旅
持参した本は全然読まずに飽きずに風景を見ていたが
動画をとっておこうと思い立ったのは
ホント終点間近になってから

急いで撮ったのが



この風景を人に見せると
北海道みたい!と言う
自分は北海道のこうした景色を見たことがないから
何とも言えないが、多くの人が言うからそうなんだろう

電車は好きだ
ボーッとしていられる
お酒も飲んでいられる
勝手に寝てしまってもいい
そしてなんか風情がある
長い列車の線路にそって曲がって進む姿を
後ろの車両から眺める
それは記憶の中の(夢の中の)姿みたいで
心地良い

そして列車から眺める景色は田舎、自然がいい
結局、都会は多かれ少なかれ似通っている
特にコンクリートの多い街はその巨大さに驚いても
なにか自分にとっては味気ない

田舎は自然に囲まれたのんびりした風景は
自分が田舎育ちということもあるのだろうけれど
やっぱり落ち着く
田舎の写真はもっと撮っておけばよかった
特に動画も、、

途中で線路沿いの木々が邪魔になるけど
向こうに見える家々もメルヘンチック



電車はドイツ・オーストリア二カ国有効の鉄道パス(8日間)で
一等使用可能なものを用いた
最近の列車はビジネス主体でコンパートメントになっていないものが
多いようだけれど、たまたま乗ったのが嬉しいコンパートメント


コンパートメントこそヨーロッパ鉄道みたいで
とても落ち着くし気持ち良い

シートは革張りで豪華な雰囲気
しかし座ると大きすぎてズボッと入ってしまって、ブカブカと隙間ができる
こちらの人は本当にでかい
食べる量も自分とはだいぶ違う

ブンデスリーガでは
こんな大きな連中と岡崎や清武、乾たちは戦っていたのか
と考えると、その大変さに少しばかり感動する

ところで、帰国後撮影したものを見るとその写真の出来にがっかりする
一体何を撮ってきたのか?
もっと違うものを撮って来るべきだったと反省することしきり
今度行くことになったら、早めに動画も撮っておこう
(そんな機会はあるだろうか?)

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シャワートイレと普通のトイレ

2013年07月02日 20時24分06秒 | あれこれ考えること
日本の気の利いた優れた製品にシャワートイレがある!
と思っていた
痔主の自分にとっては、これを使い始めてから調子がいい

こんな体験から、これは全世界に広がる、広げるべきものと思ったし
先日のドイツ・オーストリア旅行のホテルには
シャワートイレがないことを少し不安に思ったものだ

ところが実際、ホテルに設置されたトイレを使ってみると
まずトイレットペーパーが厚い、しっかりしている
水は勢い良く流れ、その為に少量の水で済んでいて
なかなかのエコ仕様

そして全体の印象としての使用感は、
悪くない!というか、「これもあり!」
といったところ

そこで、いろんなことを考えてしまった
日本のシャワートイレの何が何まで、いたれりつくせりの設備
とても柔らかいトイレットペーパー
使用者にやさしいトイレ
こうしたものが本当にいい製品なのだろうか?
ということ

人の持っているある種の機能を低下させていないか?
(以前なにかで聞いたことがあるような記憶があるが、
 それが何だったかまでは覚えていない)

シャワートイレ以外にも
巷にあふれる日本の製品は気が利いているけれど
余りにもおせっかい
食品は食べやすく癖がないけど
個性がない
こんなところが、ちょっとした気になってきた

日本社会のような親切は
個人の判断能力の欠如を助長する
そんなに大げさに考えなくても
サービス過剰はそろそろ控えめにしたほうが
良いのかもしれない
と考えてしまった

ヨーロッパではシャワートイレは普及しない
彼らにとって、その機能は不必要と考えそう
根拠もなく、そんな気がした


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コンフェデ杯 決勝(スペインの日ではなかった)

2013年07月01日 22時28分43秒 | サッカー
ブラジル3-0スペイン
思わぬ大差となった決勝戦
この日のスペインは疲労が残ってコンディションが悪かったと言うより
サッカーには時々こういうことがあるのだけれど
何もかも裏目に出る一日だったようだ

勿論ブラジルの現実的な守りの素晴らしさもある
トータルで見るとブラジルはドイツの守りみたいに見えた
そう、ゲーム自体はバルサ対バイエルンみたいな印象

フィジカル的にガッチリの選手が献身的にスペースを埋めて
ボールホルダーにはつっかけていく
そしてボールをとったら縦に早い攻撃
しかもそれが高性能だが軽いと言うより
それなりの重量感を持った突進力

ネイマールは確かにまだ軽い感じはしないでもないが
そのスピードは日本人の軽さとは少し違う
足で踏ん張って走っている感じ
日本人はスタコラサッサみたいな軽さ

この試合の殊勲はネイマールと言うより
自分的にはダビド・ルイス
あのスペインのカウンターをゴールギリギリでクリア
これが大きかった
その直後ネイマールの得点だから
試合全体の流れはあれで決定づけられた

スペインは運がなかった
PKは外すし、退場者も出るし
だが国対国の戦いにもかかわらず
バルサの仲間同士で戦ったりして
ちょっと緊張感に欠ける感じかな

スペインは最近、以前のサイド攻撃の凄みが
なくなってきているような印象
洗練されて美しいけど、繊細すぎてノッキングを
起こしてしまいそうな時もありそう
特別なゴールゲッターは何時の時代にも必要ということ

それにしてもイニエスタはうまいな
柔らかくてブラジル人相手にもスルスルと合間を縫って
ほんと、この選手大好き
バルサでメッシが輝けるのはイニエスタがいるから

そうそう、大殊勲のダビド・ルイスも好き

ネイマールはヨーロッパでは最初ちょっと苦労しそうな気がしないでもない
あのドリブルはクリスティアーノ・ロナウドに被る
真ん中を切り裂くメッシのそれとは違うので
慣れて対応されるとどうなんだろう
と言っても規格外の速さだから大丈夫か
カカみたいな選手になるのだろうか



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