パンセ(みたいなものを目指して)

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世論調査センターへの依頼主は誰か?

2020年06月28日 08時18分23秒 | あれこれ考えること

その電話がかかってきたのは2度目だった

1度目は前回の参議院選挙の前
2度目は昨日で、機械音で「世論調査センター」と名乗り
内閣支持率、政党支持率、衆議院選挙をしたならば
どこに投票するか?との質問がなされた

1度目は何故か途中で切れてしまったが、不思議なのは
その時の目前の「参議院選挙の投票先」ではなく
「衆議院選の投票先」を聞かれたことだった

昨日は途中で切られないように丁寧に答えたつもり
(気に入らない答えがあったら切られてしまうのでは
との疑いもあった)
今回はとりあえず最後までいった

世論調査はこのようにして行われるのか?
とのんびり構えていられるほど、自分はボーッとはしていないつもり
そこで「世論調査センター」と検索してホームページを見つけた

トップページには住所・電話番号が掲載されている
ところが企業情報のページに飛ぶと、代表者も本社所在地も代表者名も
資本金も〇〇となっており、何も書かれていない
それどころか、トップページにおいても更新情報は2016年にサイトオープンして
少し奇妙な〇〇新聞に〇〇が掲載されました、、とあるだけ

こうなるとこの企業自体が本当に信頼できるものか疑われても仕方ない
だが事実として確かに電話による調査は行われている
この企業は、誰かの依頼を受けてこのような調査をする企業と思われる

誰かが依頼してこの調査を行っている
だが、この調査の結果はメディアには報道されないだろう
第一、メディアで世論調査センターを目にしたり耳にしたことはない

すると依頼したのは誰か?
となるが、以前から自民党はメディアの世論調査を信用せず
独自の調査をしているとの噂があった
だから依頼主は自民党ではないかとの予想が働く
実際のところ、一度目は目前の参議院選挙ではなく
衆議院選挙についての調査だったが
そのときは自民党が「衆参同一選挙」を打って出るかもしれない
との声が上がったときだった

そして今回、自民党の4人が夜の会合で何やら討論し
解散も噂され報道が出ている
調査のタイミングが似ている

映画「新聞記者」では内調がおどろおどろしく暗示されたが
実世界でも奇妙な企業の奇妙な調査が粛々と進行していて
どこか気味悪さを感じてしまう



 


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