パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

聴き始めはジュピター(のつもり)

2024年01月01日 09時50分48秒 | 音楽

早寝早起きが日課になっているので、大晦日でもいつもと同じように早く寝る
布団の中で新年の聴き始めの曲を色々考えた
選曲はいつも慎重に考える
験担ぎではないが、新年も良い音楽体験ができるようにと慎重になる

元旦用のクリスマス・オラトリオのバッハが良いかな、、
それともモーツアルトが良いかな
(一度、フルート四重奏曲を選んだことがあった)
ベートーヴェンはちょっと違うし、、

しばらく迷った後、ジュピターが良いかもしれないと思いついた
ジュピターと言っても平原綾香のそれではなく
モーツァルトのK551番 ハ長調の交響曲だ
ハ長調の堂々としたところ、よく聴くと完璧なところに驚いたりするが
聞き流しても楽しめる
演奏は定評のあるワルターの指揮のレコードで行こう
そう決めたら安心して眠りにつけた

昨日の高校サッカー名古屋高校対北海高校
今度は最初から見た
似たようなチームで、力はイーブンの感じ
個々の競り合いは名古屋のほうが勝っている
でも点が入るイメージはない

後半に試合は動いた
ショートカウンターでボールを運んだ左サイドの選手からのパスを
右サイドの選手が一旦トラップしてキーパーを交わし丁寧にシュート
この落ち着きが素晴らしかった

2点目もショートカウンターからでFWが3人並走して
より条件の良い選手にシュートを打たせる選択は見事だった

2点リードのサッカーの試合は勝ちきるのは苦労する
自分らも何度か痛い目も、嬉しい思いもしたことがある
とにかく一点返されると、それいけどんどんの流れで試合を
コントロールするのは難しくなる

昨日はそんなところまでは感じなかったが
2点入れられたところから北海高校の活気が目に見えてきた
ここで気になったのは、名古屋高校の守備の際に低い位置からは
あまり繋ぐことはせずに、サイドや相手陣内に大きく蹴ることが多かった点だ

安全第一の気持ちはわかるが、これを繰り返すと
まるでコート半分の攻撃の練習のようなもので、相手にリズムを与えてしまう
守りのための下に重心がいって、一旦名古屋高校のボールになっても相手の人数が多く
ルーズボーツが拾われてちょいと危ない流れになった

名古屋高校はキーパーがいい選手だなと実感するスーパーなプレイが2回ほど続いた
残り時間がすくなってきた時の北海高校の選手の体内時間は
とんでもなく速く感じたろうし、勝ち試合を見守る名古屋のベンチは
恐ろしく遅い時間経過を実感しただろう

最後のチコーナーキックのチャンスは北海高校のキーパーまで攻撃に参加して
一点を取りに行った
しかし残酷なことに名古屋高校の選手に渡ったボールは、
守る人の少ないところを突破され、誰もいないゴールに流し込まれた

仕方ない、、これは覚悟の上の選択だ
北海高校の選手達の気持ちを慮った

こうしてこれをアップしている間に、真空管アンプは温まってきた
これで音楽が聴ける状態になった
さて今から予定通りにジュピターを聴くことにするか



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