小澤征爾さんが亡くなった
小澤征爾さんの生の指揮を聴いたのは2回
いずれも名古屋で、一つはマーラーの6番の交響曲
もう一つは、アルバン・ベルクのオペラの「ヴォツェック」を
演奏会形式で行われたもの
残念なことにあまり覚えていない
覚えていることといえば、ベルクの音楽が思いの外良いな!
と思ったくらい
どこか気味悪いのも効果的と思ったことくらい
youtubeで見る(聴く)彼の音楽は推進力のあるハキハキした演奏で
この人はこういう音楽を志向しているのか、、と思える
モーツァルトのK136などは若々しくてとても良い
一方、マタイ受難曲などは、このリズムでは歌い手さんが歌いにくそう
と勝手に思ってしまった
手持ちのCDは武満徹さんの「弦楽のためのレクイエム」と
「ノヴェンバー・ステップス」が収められたもの
前者は緊張感のある武満トーンといわれる音が印象的
後者は、、、わからん、、といったところ
つまりは、彼の賛美者ではなかったが
それでも、音楽会の第一人者がいなくなるのは寂しい
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