パンセ(みたいなものを目指して)

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参加している人の反応が知りたかった(市政・国政報告会)

2024年02月11日 09時48分18秒 | あれこれ考えること

先日、市議会議員と自民党の衆議院議員の二人による
市政・国政の報告会があるお寺さんの本堂で行われた

急な話だったが出かけた
関心事は彼らの話す内容ではなく、そこに集まった人たちの反応で
国政ではパーティ券のキックバック問題が起きる中
渦中の自民党議員の話を参加者はどのように受け止めるか?
また市政では何かと問題の多い給食の問題をどのように受け止めるか?
それが知りたくて足を運んだ

ちなみに、1週間ほど前に共産党の行った同様の集会にも足を運んだ
自分は共産党支持者でもないし、自民党支持者でもない
報告の中には地元選出の代議士のキックバックされた金額の数字も紹介されていた
ただ共産党の方の話す内容にも一部違和感を覚えたものもあった

お寺さんに集まった方々は、若くない自分よりも年上の人が多かった
しかも男ばっかり
中心になってこの会を開催したのは、市議会議員の後援会と
それから派生した代議士のこの地区の後援会だった

流石に応援しているだけあって、二人を迎える雰囲気は優しい
そこでは「よいしょ」と思われる言葉がかわされた
でもなあ、、、

市議会議員の方は人間的にはいい人なのだが、政治家とか難しい判断を下す
役割の人としては、不安が残る人だ
確かに地元地区の人口減は切実な問題で、彼はそのことが大きな関心を寄せているのは
ずっと前に一対一で話したときも感じられ、その真剣さは感じられた
しかし、それを打開する方法としては自民党頼みの傾向が感じられたし
市議会における採決の判断はあまりにも安易すぎる気がしていた

でも、後援会の人は「いつか市長に、、」とまでの声があがったのには
正直驚きを覚えた
「この人たちは何も知らない」
すぐに頭に浮かんだのはこのこと
地元の人だから、誰々さんの息子だから、、そういった理由で
全面的に応援されているような気がして、果たしてそれで良いのか?
との疑問が浮かんだ

代議士の報告は、さすが国会議員で淀みない
でもそれらは例えば他の党が政権をとったとしたら、同じような政策をしただろう
と思われるものだった
直面する課題は、どの党でも似かよった政策を実施しなければならないと思えるので
この方法だけがよくやった!とは思えない(ひねくれ過ぎか?)

彼の時間が残り少なくなった時点でやっとパーティー券の話が出てきた
彼はとりあえず、陳謝した
そして我々のような若手は怒っている
党に対して苦情と改善策等を提案している
と現状を説明した

彼の所属は確か麻生派、派閥解消はしないとされるグループだ
派閥解消がパーティー券問題の解決方法とするのは少し違う気がするが
それでも彼が麻生派にいるのは事実だ
そして、先日の共産党の報告会ではこの代議士のキックバックされた金額は
〇〇万円との数字が紹介された

「代議士は(忙しいから)何から何まで分かるわけがない
 そんなのは会計責任者の落ち度だ」
それが、参加した人の中でも一目置かれているような人の発言だった

結局、ここでも何も知らないで応援しているのだろうか?
との疑問を覚えるのだった
老人だから情報弱者なのか、それとも否定的な情報は目に耳に入らないのか
入ったとしても受け付けないのか?

このような集会を経験すると、自民党(あるいは現状保持)の強さを感じる一方
無知とは言わないまでもよく知らない人々が、安易に選んでしまう現実に不安を覚えたのは事実だ

最近、気になって仕方ないのが投票しなかった人のこと
その人達の意志は結果的にどのように反映されるか?
その反映は、投票しなかった人たちが仕方ないと思えるものだったか?

選挙前にはこの問を個人個人が真摯に向かい合ってほしいと思う

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