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「9.11事件は謀略か」

2007年12月20日 22時04分32秒 | Weblog
「9.11事件は謀略か」
デヴィット・レイ・グリフィン著
きくちゆみ・戸田 清 訳  緑風出版

この本はベンジャミン・フルフォード著の
「暴かれた9.11疑惑の真相」
と似た内容だけれど、更に詳しく突っ込んだ取材がなされている

この国(日本)では、アルカイダによるテロとしてとして確立しつつあり
テロ特措法の成立の要因となったこの奇妙な事件を
話題にする人や気にする人は少なくなっている

しかし、この本を読めば公にされた情報からだけでも
この事件が単なる公式発表だけでは収まりきらない事は確かだ

それはなにも誰かによる謀略と言っているのではなく
事実の積み重ねを吟味すると
あまりにも説明できないおかしな事が多すぎるから
再調査を!と提唱しているのだ

あの事件をテレビで見たときの違和感
それがなんであったかよく思い出してみると
それは攻撃を受けなかった第7ビルの倒壊ではなく
ニュースで見たあるシーンで
ビルが倒壊するという事を多くの人が
事前に知っていたのが奇妙だった
あの火災のシーンからはビルの倒壊は予想されないにもかかわらず
確信的に倒れると人々は避けるように逃げまどっていた
しかもあと何分後には、なんてニュースで言ってなかっただろうか
確かあの時なんで倒れるのかな!と思った事を覚えている
倒れた後、何故倒れたかではなく、
倒れる前に何故倒壊するのか判ったのだろう
間違いなく奇妙な事が多すぎる

自分の一番腹が立つのは、目の前にした事件が
何らかの意図でねじ曲げられて、
いつのまにか正当な歴史に変ってしまう事だ

しかし、アメリカの自作自演とするには正直なところ
あまりにも壮大すぎて、想像できないが
それでも単なるイスラムのテロではない事は想像できる

テロ特措法は国益を考える立場から
あの事件が実はどうだったのか?
までは戻れないかもしれないが
あの事件をアメリカ政府の言う通りに
信じる事だけはできないでいる

この本は、冷静な検証と緻密な調査から書かれたもので
多くの人に読んでもらいたい


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