パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

昔の物価

2024年05月05日 09時11分03秒 | ダイアリー

520円、最初は間違いだと思った
特に何かを追加して頼んだ覚えはないから480円だと思いこんでいた
レジの段階で「間違っている!」というのは体裁が悪いので黙って払った

その数日後、知人とこの店でお茶をしてレシートを見ると
普通のコーヒーが520円と印字されていた
そうか、コメダ珈琲も値上げをしたのか!とやっと気づいた

コメダ珈琲がこの地に出店した時はコーヒー1杯は430円だった
それがウクライナ戦争後に480円になって
ようやくこの価格に慣れてきたと思ったら今度は520円
世の中の値上げの勢いは凄い
毎朝のヨーグルトは税抜きで119円などというのは、もはや遠い過去の話
店によっては税込みで1個200円近くする

学生時代、喫茶店でのコーヒー1杯は120円くらいだった(と思う)
岩波文庫の星一つは50円
そして大学の授業料は一月1000円だった
在学中にこの授業料が3倍になると政府が決めて、それに反対する運動が起きた
ノンポリだった自分は3倍になるのは痛いが
そもそも月1000円は安すぎるから、なんとも言えないな、、などと
お気楽に考えていた

歳を取ると食べる量も減ってくる
値上げがあっても購入量が少なくなっているから
出費はそんなに変わらないかもしれない
それに、物欲が無くなってきつつある
贅沢するのはせいぜい本くらいなもので、それも読むには時間がかかるから
実質的には贅沢とは言えるほどじゃない

コンサートは理由あって長い時間、家を空けるわけにはいかないし
出かけることが億劫になって、つまりはだらんと家にいるだけになる

今年のGW、結局音無しの構え
怠惰な生活はホント身についている
それにしても、昔はいろいろ安かったな、、と今更ながら思う



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