パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「おぼと」(朝の会話から)

2020年11月30日 08時46分42秒 | 徒然なるままに

この時期らしい冷たい朝だった
最近、子どもたちの集合が遅れ気味になっている
(あいさつ推進運動で校門までの付添)
時々集まる順番が入れ替わる
今朝はいつも遅い子が早く来ていた
(何か変なことがなければいいが、、、)

集まるとみんないろんな服装をしている
短パンの子もいれば、しっかり冬の服装している子も
寒がりのおばあちゃん子は、ついつい厚着させられるらしいが
自分らが見ても短パンの子は寒そうに見えて仕方ない

「短パンと長いのと、好きな方でいいようになってる?」
班長の6年の女の子に聞いてみる
「うん」
「寒いから長いのにしないの?」
「長ズボン、好きじゃないから!」
そうか、女の子はこのくらいからそういう選択をするのか、、
形に拘るのも根性(?)が必要だな、、

バカバカしい会話をしながら校門まで歩く
いつものように1歳数カ月の男の子が、通学するみんなのあとを
なにか良いことがあるので付いていかなきゃ損!
とでも思っているかのように歩いていく
彼は自分がみんなと同じだと思っているかのよう

そんな彼を見て一年生のいつも手をつないで欲しいという子が
「かわいい!」と言う
まだ「かわいい」言われる一年の子が、「かわいい」ということが笑えてくる
(岩崎恭子がバルセロナオリンピックで金メダルを手にした時
「今まで生きてきた中で一番うれしい」言ったが
 14歳でどれだけ生きてきたのかと笑えたことを思い出す)

校門で校長先生がみんなを迎える
いじられやすいタイプの先生のようで子どもたちは遠慮なく
校長先生を叩きにいったりする
(それは低学年の子たちだが)
こういうのを見ると、ホッとする

校門に集まったあいさつ推進運動のメンバーが声をかけてきた
「ごぼうを英語でなんというか知ってる?」
ダジャレかと考えて
「ファイブ、スティックス?」
「違う違う、実はブルドッグ。〇〇さんが教えてくれた
 ブルドッグが、ゴボッゴボッとして、それでブルドッグがごぼうと覚えることができた」
なるほどインパクトのあるエピソードで、これなら忘れないかもしれない
(後で確かめると、正確にはブルドックでグではなかった)

校門では大人も他愛ない話をする
ごぼうがブルドッグと話した方に聞いてみる
「おぼと、って知ってる?」
「おぼと?何それ、聞いたことないな?」
「ほら日なたのあったかいところ、、言わない?」
「聞いたことないなあ、それは〇〇家だけの言葉じゃない?」
それで、他の人にも聞いてみる
「知らないな、、」
「聞いたことないな」

これだけみんなが知らないと少し不安になる
それで家に帰って確かめる
「おぼとって、このあたりで使うよね」
「日なたのことね、使うよ、なんで?」
「今朝、校門のところでそんな話になって、みんな知らないと言うから」

ということで、朝の時間は過ぎていく
良い日になりますように!

 


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