パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

報道の量が世界の実態ではない(と思う)

2023年08月03日 09時25分39秒 | あれこれ考えること

相変わらず大谷はすごい
7月は月間MVPで、それもうなずける数字を残している
テレビ各局はどこでも彼の活躍を報じている

でも、それが世界の関心事か?
といえば、少し違うようだ
大谷のホームランボールが飛び込むスタンドは案外空いている
(土日ではないので仕方ないかもしれないが)

テレビの放映権の問題で、女子サッカー・ワールドカップは
あまり報道されない
確かに男子と比べると見るスポーツとしての迫力はだいぶ劣る
だから盛り上がらないのもわかる
だが、勝負事として見れば物足りない部分はカバーできる

報道の量は、報道されることが世界の関心時と錯覚を起こさせる
今年優勝したことで大きな感動を生んだWBC
これに関する数字を、サッカーのワールドカップのそれと比べてみると
日本がWBCで優勝して手にした賞金は4.5億円
少ない金額ではないが、同じ優勝でもサッカーのワールドカップで優勝した
アルゼンチンは58億円の賞金を手にしている
そしてベスト16に入った日本は18億6000万円を手にしている

尤も日本におけるWBCによる経済効果は
サッカーのワールドカップでベスト16に入った時よりもずっと大きく
654億円にものぼると計算されていた

別にこうして斜めから見る必要はないが
サッカーに関係してきた身とすれば、もう少しサッカーに関心を持ってほしい

夜のテレビ番組は少なくなったとはいえプロ野球中継がある
サッカーは思い出したように天皇杯とか地元チームの試合を放送する
サッカーはテレビ業界にとっては扱いにくいスポーツなのかもしれない
それはCMを入れるタイミングがなさすぎる
表裏の交代、選手の交代でちゃちゃっとCMを入れることができる野球に比べ
サッカーはいつ点が入るかわからないので、無神経にCM時間をとることができない

サッカーの試合中継は、結局放送(配信)はネットとか衛星放送にシフトしていて
その契約をした人だけが見ることができる(DAZN、AmebaTVとか)
ネット配信企業はラ・リーガとプレミアリーグとブンデスリーガは違う
いくらサッカーに関心があっても全部フォローすると月額大きな出費となる

話は変わって、それにしても、この夏のバカ暑さを思う時
炎天下での高校野球はクレイジーだとずっと前から思っていた
選手だけでなく観客も危険なのは想像がつく
こうした中で、いつもと同じ様に行われるのはどうなんだろう
(朝日新聞・NHK・高野連の経済的都合か)

世の中は、結局のところ経済の都合で振り回されている
経済は確かに大事だが、そればっかりではなあ、、







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイカ | トップ | ボケ防止はアウトプットする... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

あれこれ考えること」カテゴリの最新記事