パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

白河の関と逢坂関

2022年08月29日 10時06分06秒 | 徒然なるままに

高校野球で仙台育英高校が優勝し、やっと優勝旗が白河の関を越えたと
メディアで伝えられてから、白河の関が一気に注目されているようだ

白河の関で、いの一番に思い出すのは高校の時授業に出たこの歌だ
「都をば 霞とともに 立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」能因法師

意味は、都を春霞が立つころに旅立ったが、もう秋風が吹いている
この白河の関では。

覚えているのはこの歌が気にいってるからではない
実体験を歌ったものなら、旅人として日焼けしているはず
それを青い顔をして歌うならば違和感を生じる、、
といった屁理屈が気に入って覚えているのだ

実際白の河の関がどこにあるか知らないでいるが
他にも知らない関に、百人一首に出てくる逢坂関がある
(源氏物語にも出てきたような、、、)
「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」蝉丸

この歌を覚えているきっかけは、英語訳のこの歌が気に入っているからだ
それは
So this is the place!
The crowds,
comming
goinng
meething
parting
friends
strangers,
known
unknows-
The Osaka Barrier

この英語の歌は本家よりも寂しさが感じられる(ように思う)

人が何かを覚える(覚えている)きっかけというのは、本当に様々だ
だがその覚えていることが人の生活を豊かにしていてくれる(と思う)
つまりは覚えていることが多いほうが(人生の)勝利者かもしれない
その記憶が良いも悪いもひっくるめて、、

※百人一首の英語訳はこの本





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