今年、勢い込んで購入したコンサートをチケットを
コロナ感染が心配で行かずに無駄にしたことがある
一つは名古屋の宗次ホール、もう一つはライフポートとよはし
でのコンサートだった
あれから半年、そろそろ良いだろう、、
と様子を見ながら手に入れたはずの愛知祝祭管弦楽団の
コンサート形式の「トリスタンとイゾルデ」(8月28日)だったが
第7波は想像以上に広がっている
自分の住む小さな町も一日の陽性者数が100を超える日もあって
最近では50もの数字さえ少なく感じるような気分になっている
音楽は生が一番だ
良いものも大したことないものも、その場でしか感じられないことはあるもので
音と対面するというよりは、音に包まれる感じは録音媒体では味わえないものだ
楽劇「トリスタンとイゾルデ」は46年前、本場のバイロイトで味わった作品で
それ以後、名古屋のみならず東京まで足を伸ばすほどで、
聴き逃がす(見逃す)ことを避けるようにしていた
愛知祝祭管弦楽団のコンサート形式の演奏会は、同じような形式で
「ニーベルンクの指環」があった
コンサート形式でも多少の演出があって、少しも退屈することなく聴くことができたので
今回の「トリスタンとイゾルデ」も大いに期待していたのだが、、
2度あることは3度ある、、のことわざ通り
今のコロナの感染状況を鑑みて、このコンサートに行くのを諦めることにした
行き帰りの交通機関、会場の閉じられた空間
それらを考えると、諦めたほうが同居人も安心のようだ
このコンサートは有料でネット中継でもあったので
そちらを予約しておけばよかったかもしれない
だが、仕方ない、、
自分が無駄にするチケットはもったいないが
楽団の人たちへの寄付と思うことにしよう