パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

正気を保つ為には

2010年11月29日 21時55分58秒 | Weblog

今、もしかして一番必要とされることは

いかに正気を保つか!

という事ではないだろうか

 

出口の見えない不況

いや不況というより世界全体、仕組みが変わってしまってきている

そしてそのテンポは人のリズムを遥かに越えている

 

何かがおかしい!

でも、最低限自分は自分で守らなくては!

一見当たり前のようなこの考えが全体としては

歪んだ方向に進めてしまう

 

残念ながら現在は本当に正気を保つのが難しい

真面目な傾向のある人は余計にそうだ

 

こんな時どうやって息抜きして正気を保つか

酒も少しなら現実的かもしれない

愚痴をこぼし合う、これもありそうだ

そして批判が多そうだけれど

自分の責任にしないという考え方も

ある面必要かもしれない

 

全ては自らがまいた種のなせる技

なんて言われたら、人はどうやって未来に希望を持って

向かう事ができるか?

 

なる様になる

何とかなる

この根拠のない言葉が実は本当の事かもしれない

この意味ではポールの「let it be」は

無責任な、ただ美しいメロディーの曲だけでなく

深い真実を現しているかもしれない

 

しかし、世の中は不思議に満ちている

あるべき人だけが生き抜いているのではなく

どういう訳か、頑張らない人も生きていけている

頑張れない人も生きられる優しさもあるけれど

 

つまりは世のなかは不可解!

藤村操の言葉通り

 

それでも正気を保たなくては!

 

コメント
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