バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

カインとアベル 30 カインにつけられたしるしとは 03 自殺は神の主権を犯すこと 

2023-12-09 04:00:00 | 世界の初めを知ろう 創世記
創世記
4:9 主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」

カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

 4:10 主は言われた。「何ということをしたのか。

お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。

 4:11 今、お前は呪われる者となった。

お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。

 4:12 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。

お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

 4:13 カインは主に言った。「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

 4:14 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、

わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、

わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

 4:15 主はカインに言われた。

「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」

主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、

カインにしるしを付けられた。

 4:16 カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

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イエスを売ったユダについて、今回、考えましょう。

ユダの最後は、自殺ですが、では地獄に行ってしまったのでしょうか。

新約聖書にはそのことは一切、触れられていませんし、

むしろルカによる福音書を読めば分かりますが、

最後までイエスはユダの救いのために労しておられました。

ゆえに最後のところでユダの死でさえもキリストの愛が及び、

その中にあったとしかいいようがありません。

そこにカインのしるしを見るのです。

カインの保護は神の主権にありますので、神の主権を犯すことは

クリスチャンはできません。

そのことから自殺という問題も同様、神の主権に関することでありますから、

自殺は神の主権を犯すことであり、絶対に許されないことなのです。

神は創造者であり、創造者なる神を立てている私たちは自殺という

神の主権を犯してはならないのです。

人生を自殺で自己完結してはならないのです。

では自殺した者は救われないのかでしょうか。

その問題の前に言えることは、神を否定したという事実は変わりません。

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