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安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

カインとセツの系図  02 二つの系図 02

2024-02-27 04:00:00 | 世界の初めを知ろう 創世記
創世記
4:17 カインは妻を知った。彼女は身ごもってエノクを産んだ。

カインは町を建てていたが、その町を息子の名前にちなんでエノクと名付けた。

 4:18 エノクにはイラドが生まれた。イラドはメフヤエルの父となり、

メフヤエルはメトシャエルの父となり、メトシャエルはレメクの父となった。

 4:19 レメクは二人の妻をめとった。一人はアダ、もう一人はツィラといった。

 4:20 アダはヤバルを産んだ。ヤバルは、家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった。

 4:21 その弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となった。

 4:22 ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。

彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった。

トバル・カインの妹はナアマといった。

 4:23 さて、レメクは妻に言った。「アダとツィラよ、わが声を聞け。

レメクの妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。

わたしは傷の報いに男を殺し/打ち傷の報いに若者を殺す。

 4:24 カインのための復讐が七倍なら/レメクのためには七十七倍。」

 4:25 再び、アダムは妻を知った。彼女は男の子を産み、セトと名付けた。

カインがアベルを殺したので、

神が彼に代わる子を授け(シャト)られたからである。

 4:26 セトにも男の子が生まれた。彼はその子をエノシュと名付けた。

主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである。

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最後の26節は、次の章であります5章の29節に接続します。

5:29 彼は、「主の呪いを受けた大地で働く我々の手の苦労を、

この子は慰めてくれるであろう」と言って、

その子をノア(慰め)と名付けた。

従って「その子をエノシュと名付けた。

主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである。」

というエノシュは、レメクと変更されていますが、これは祭司資料、

ヤハウェ資料を後日に合成したからです。

つまり、アダムからアベルのかわりにセツが生まれ、

セツからエノシュが生まれ、エノシュからノアが生まれたということですが、

これでは短すぎると解釈されますが、

結論として、カイン以前までは文化は生まれていなかった。

つまり放浪の地での生活だということになります。

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