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安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

家庭の幸福 30 しあわせな結婚生活 06 普通の夫婦関係である感謝

2024-07-11 04:00:00 | 聖書の家庭観
お互いに隠し事をしないこと。

そして、「あなたのために」という愛情で満たされなさい。

約束を忠実に守り、お互いの趣味や価値観が違っていても尊重し合いなさい。

ゆるし、与え、ゆずりあうところに、争いごとは起きません。


エペソ人への手紙
4:2 一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、
 4:3 平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。
 4:4 体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。

ピリピ人への手紙
2:1 そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、
 2:2 同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。
 2:3 何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、
 2:4 めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。


【解説】
先に述べましたように私は現在73歳ですが、3回目の結婚生活です。

3人ともクリスチャンですが、

育ってきた生活環境も信仰的なバックボーンが違っていましたので、

一番、大切にしたのは、お互いの領域は犯さずでした。

しかし、育ってきた環境があまりにも違い過ぎると

様々なところで衝突が起きるので、少なくとも自分自身が育ってきた環境は

なるべく近い配偶者であることは最低限、必要だと思っています。

例えば、両親に愛して育てられた環境と、両親に捨てられた孤児とか

離婚された環境で育ってきた方だと

愛情の理解、受け止め方がまったく真逆なので

満たされないものを相手に要求しますから、

とんでもない夫婦関係になります。

私の場合、2番目の妻が、両親に捨てられ、孤児であったので

私への愛情の警戒心と要求は異常なものがありました。

私は最初、忍耐していましたが、それが境界性人格障害者

と言う精神的な病いということが分かりませんでした。

しかし、今は違います。

まず最初の妻と現在の妻は私と同じで両親の豊かな愛情で

育てられてきましたので、両親のことや兄弟がいて、家庭の温かみを

知っていますし、そこで豊かな家庭環境だったので、

その愛情の豊かさを共有できる安心感がありました。

しかし、2番目の妻はそれが全くないので、愛情の欠落への不安定さが

私のへ異常な愛情の要求と疑いが常にあり、

過度な愛情の要求を私自身が受けとめるのは到底、できませんでした。

今、現在の妻とは最初の妻と同じように普通の夫婦関係であり、

今回、最初に書かれているように

お互いに「ゆるし、与え、ゆずりあうところに、争いごとは起きません。」

の関係です。

そのことを今、ほんとうに感謝するのみです。
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