バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

バイブル・ファスティング 06 私を変えた聖ヒルデガルト 

2023-07-27 04:00:00 | 聖書の断食
前回、最後に「日本教に支配されない断食とは、

キリスト教の中にある断食を明確に伝えることしかない」と書きましたが、

果たしてどのように展開していくのか述べます。

そもそも日本の断食は全く、キリスト教とは真逆のヨガ=ヒンズー教に支配されていますので、

キリスト教を前面に打ち出す断食道場は振り向きもされず、来会者も少ないといえましょう。

また日本のキリスト教会の断食施設でさえ、

日本教の支配下にあれば、聖書の正しい断食が、日本には存在しないということになります。

私は1993年から断食に目覚めてから、これまで30年間も関わってきました。

そして1995年からは、断食祈祷院を開設しました。

2017年からは高島市で「古民家ファスティング藤樹の宿」で

超少食ファスティングを運営して来ました。

ただ残念ながら、2005年から2022年末までの断食施設の運営では、

キリスト教のバイブル・ファスティングを前面に打ち出しませんでした。

特に最も後悔しているのが、2005年です。

その時は、断食祈祷院の入り口に赤い十字架を掲げていたら、

来会された方で「気持ちが悪い」という方が続出したのです。

よく聞くと日本人の多くが、赤い十字架は日赤のシンボルのように考えていたようで、

この「気持ちが悪い」という言葉に押されて、赤い十字架を外したのは、痛恨の極みでした。

その「気持ちが悪い」という言葉は、まさに日本教そのものの声だったからです。

あれから約20年になりますが、どのように日本教から脱した断食施設にすべきかを考えていました。

その時に出会ったのが、聖ヒルデガルトでした。

この本は私の断食への取り組みを一変させたのです。

その時は、コロナ禍が始まった2020年でした。

聖ヒルデガルトの本に書かれていることはすべてアーメンだったのです。

何とようやく1993年に断食に出会ってから、本物の断食思想、断食手引書に出会ったのです。

その感動は、私の断食への取り組みに大変革をもたらしました。

そしてコロナ禍を機に藤樹の宿の働きを中止し、出直すという決断をしたのです。

40年間、FPの友人である顧問税理士のM先生に相談しました。

すると「それはいいけれども運営会社に負債があるぞ」と指摘されました。

確かに金融機関への借り入れはではないけれども、

自動車2台とコピー機のリースは法人の負債であり、

「3年でリース期間は満了となるので、持ちこたえることはできるか」

と言うM先生からの指摘だったのです。

3年は長いようで短い期間ですが、リース返済まで3年、何とか頑張ることを決断しました。

そして3年目となった2023年1月、藤樹の宿の働きの撤退の時が来たと判断し、

妻の生まれ故郷、福井市に移住することにしたのです。

先般も大河ドラマ「どうする家康」を見ていても家康にもその時があったことが

第26回「ぶらり富士遊覧」で描かれていました。

しかし、すべてに時がある、それは聖書の言葉にも何度も出てきますので、

ようやく引っ越しも一段落し、高島市の物件も処分ができて落ち着きました7月にこうして、

バイブル・ファスティングの7回目の原稿を書くことができています。

これからそのバイブル・ファスティングに向けてどう踏み出すのかです。

結論は実にシンプルで、聖書のみ言葉の突入を待つのみに尽きます。

それまで体力も気力も失せないように心がけていきます。

人生100年時代と言われる昨今、まだ73歳なのですから・・・・。

さて、次回から、また聖書に出て来る「断食」のキーワードを深堀していきます。


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