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糖質ダイエットの危険性 19  糖質制限食とは何か  02 最悪の糖質ダイエット法 

2019-04-13 04:00:00 | ゴスペル・エッセイ
では糖質ダイエットで食べてよい食品は

1・少量なら食べてもよい食品:糖質は含まないが摂り過ぎは健康に良くない食品赤身の肉、加工肉、乳製品(牛乳、チーズ、バター)、食用油(菜種油、大豆油、紅花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、コーン油など)

2・いくら食べてもよい食品:糖質の含量が少ないかゼロの食品類大豆製品(豆腐、納豆、枝豆など)、魚貝類、卵、鳥肉、キノコ類、海草類、野菜(葉菜類)、アボカド、ナッツ類(特にクルミ、ピスタチオ)、コンニャク、エキストラバージンオリーブオイル、ココナッツオイル、中鎖脂肪酸中性脂肪(MCTオイル)


糖質ダイエットでは食べてはいけない食品こそ大きな問題なのです。

このリストを見れば食べるものはほとんどありませんし、食べる楽しみもなく、

しかも世界遺産である和食の完全否定であり、世界の食文化を否定するもので異常なダイエット方法なのです。

ライザップがこれを商品化していること、しかも受け入れる人たち正気の沙汰ではありません。

なぜなら日本国成立以来、米食中心の食生活であり、凶作の時には、粟、キビ、ヒエなどの炭水化物で飢えをしのいできたのです。

ヨーロッパ、中近東は麦の食文化圏であり、中南米はトウモロコシを主食にしてきています。

また世界中の国々では、デザート、おやつは、ケーキ、チョコレート、アイスクリーム、果物などで疲れを癒してきたのです。

このような食文化を否定するのですから尋常ではありません。

これがまかり通る日本こそ恐ろしいことです。

そして糖質制限ダイエットで成功して喜んでいる人々は大変な領域を犯していることになります。

それは人間の生命にとって、一番、大切な糖を否定していることは、生命の尊厳の否定だということです。

60兆の細胞が最も必要な糖を断ち、飢餓状態に追い込む事態が異常な行為なのです。

このダイエットはまさにキリンや象、牛や馬に主食の草を食べさせないで、肉食を食べさせるのと同じことなのです。

ウィキでも指摘していますように

「長期的な健康上の利点やリスクについては議論されており、複数の研究を分析して長期的には総死亡率が上昇するとの報告がある。

低脂肪食と比較して体重が減少しているが1年後では差がないなどの報告があり、

併せて便秘や頭痛、口臭、筋けいれん、下痢、脱力感、発疹がより頻繁に見られるとの報告がある。

糖尿病では2013年に日本糖尿病学会は推奨できないと提言した」

のです。

長期にこのようなダイエットを継続する時に多くの弊害が続出しています。
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