太った中年

日本男児たるもの

タラコとタマゴとミルク

2008-02-25 | weblog

アサリ同様に優れて栄養バランスのよい食材が、スケトウダラの卵巣を塩蔵した生タラコだ。ビタミンの含有量がとても多く、特に、ビタミンEは代謝を促進して老化を防ぎ、肌を若々しく保ち、性的機能の衰えを予防する働きがある。生タラコは加熱調理すると大切な栄養素が失われるから、品質、鮮度のよいものをそのまま食べたい。

タマゴはタンパク質の必須アミノ酸組成が全ての食品のなかで最も優れているため、ほとんど無駄なく体が吸収して使うことができる。ただ、加熱の度が過ぎるとタンパク質が変性して十全に機能しなくなる。ならば、生タマゴがベストかというと、そうでもない。卵白に含まれる物質がビタミンB群のビオチンを損失させるからだ。

そこで、沸点より温度が少し低い湯に入れ、卵白だけを凝固させるポーチ・ド・エッグが一番いいタマゴの食べ方になる。しかし、毎回ポーチ・ド・エッグは面倒なので、余り気にしないで、いろいろなタマゴ料理を楽しんで食べたほうがいい。

タラコとタマゴは極めて優良な栄養食品だ。しかし、二つともコレステロールの含有量が多い。1日に食べる目安としてタラコは1/2個、タマゴは1個相当が適切となる。過ぎたるは及ばざるが如し、それだけ注意したい。

タマゴに続いて牛乳にもタンパク質にバランスのよい必須アミノ酸組成が含まれている。

明治乳業の「おいしい牛乳」はホントにおいしい。佐藤 卓デザインによるパッケージもカッコよくて申し分のない牛乳だ。大変優れた栄養補給源だから毎日飲みたい。