太った中年

日本男児たるもの

ご飯とぬか漬け

2008-02-18 | weblog

実践編スタート。このシンプルで小さなキッチンから、オプティマル(身体に最適)な食事が生まれようとは、お釈迦様でも気づかなかっただろう、まずはシャリから。

5分づき玄米の洗米は水溶性ビタミンが溶け出すので手早く2~3回かき回すだけにする。研いではいけない。そして対120~130%の水に2時間以上浸せばOK。この2点が5分づき玄米をおいしく炊くポイント。

5分づき玄米ご飯が出来た。管理人は胃弱のため常温になるまで待って食べる。これに慣れて、白米を食べると、物足りなく感じる。オプティマルな食事の第一歩。

冷蔵庫保管専用の焙煎ヌカがジャスコにあったのでそれを買い、漬けるドットコムを参照してチャレンジ。約1ヶ月半掛かって試行錯誤の末、やっとイケルようになった。食材の漬ける時間は少し長め、漬物容器は大きめのホーロー製がいい。

ぬか床には、唐辛子、昆布、その他マル秘を入れた。漬けるものは、きゅうりを筆頭にセロリ、かぶ、ナスの四天王。ぬか漬けはご飯の最強サポーターだ。また、家庭用精米機から出たぬかを調整、補充に使える、便利だ。

最初の自炊で影響を受けた丸元淑生氏のレシピ本はビタクラフト無水調理が基本。この調理方法は食材自体のクオリティーがダイレクトに味に反映する。つまり、仕入れの段階で味が決定するから、おいしさを追求すれば必然的に食材の「お取り寄せ」となり、高いものになってしまう。食材は普段の生活のなかで買いたい。

また、無水調理は食材それぞれの加熱時間のタイミングが大きく左右するため、慣れるまで失敗が多く、神経をスリ減らす。これが初めて自炊したとき長続きしなかった理由だ。だから、自炊を再開するときはその反省から無水調理は考えず、まずは料理を楽しくやろう、と考えた。それは自炊をする人間にとって、とても大切なことだ。