アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

かまぼこ板型 ゲルマラジオの製作

2021年12月18日 | ゲルマラジオの実験

【2021.12.18】
私は晩酌の時に「板わさ」を肴にする事が有る。
昔、板わさ10枚でビールの大瓶を3本飲んだ憶えがある。
板わさを見ると時々思い出すのである。
さて、今回は「かまぼこの板」を使ったゲルマラジオの製作を紹介しようと思う。
板のサイズは、縦50mm、横110mm、厚さ12mmで「手の平サイズ」である。
部品の選定、配置等は半月前から検討を重ね、本日一気に組み上げた。

<使用部品の説明>
高周波コイルはあさひ通信社製のもので規格は以下の通り。
・インダクタンス=330μH±20μH
・開放Q=100以上
バリコンはポリバリコンでメーカーは不詳。
容量はMAXで270PF程度(実測値)だった。
検波ダイオードはOA90を使用した。
<受信周波数範囲>
550KHz~1600KHzは問題無くカバーできた。
厳密に測定すれば、もう少し広い受信範囲になるが後回し。
<ヒューマンエラー>
ダイオードを取り付ける段階で、コイルの配線ミスに気付いた。
簡単な回路なので、頭の中では分かってやっているつもりだ。
しかし、面白いもので勘違いが起こる。
私の場合、ノーミスで完成したことは殆ど無い。
必ずどこかで間違えて手直しが発生する。
とは言え、他人様に迷惑をかける訳では無い。

ミスの「し放題」の世界だと思えば気楽なものである。
<変わらぬ喜び>
イヤホンを繋いでラジオが聴こえたときの喜びは何度味わってもいいものだ。
嬉しくなって色々な角度から眺めてみた。

<これが始まり>
これでゲルマラジオの実験材料が追加された。
こいつとは長い付き合いになるだろう。

コメント (2)
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