アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

TS-520とFT-DX3000の受信性能の検証 第二回

2022年05月24日 | アマチュア無線

【2022.05.24】
書きたいことが次から次へと湧いてくる。
しかし、待てよ・・・
「古い無線機と比較的新しい無線機の受信性能を比べたらどうなんでしょうね?」と言うのが今回の主題(テーマ)である。
気持ちと頭の中の整理が大事な事だと理解した。
<Sメーターの検証>
Sメーターの検証を行うにあたり、TS-520の「BAND切り替えスイッチ」の接触不良の改善から入らねばならなくなった。
接触不良とは「良い時も有れば悪い時も有る」という現象で、「騙しながら使う」が通用する厄介な現象である。
昔の白黒テレビで、左斜め上45度から強く引っぱたくと映りが良くなるなんて話も有ったと記憶している。
<TS-520の接触不良の改善>
外側から改善する方法は無く、上下のカバー(蓋)を外すしか方法は無い。
5月23日(月)は所用で休暇となった。
チャンス到来とばかりに空いた時間で約30分、一気に作業に取り掛かった。
上下のカバーを取り外したのを機に、内部の写真をブログで紹介しようと写真撮影も追加作業となった。

上カバーの取り外し
黄色い線は上カバーのスピーカーへ接続される

下カバーの取り外し

問題のBAND切り替えスイッチ
(写真中央やや左:金属棒が薄い金属板を貫通している部品)
この部品に「接点復活剤」を吹きかけて接触を改善した

チェーン駆動のバリコン

中間周波ユニット周辺

これで、BAND切り替えスイッチの接触不良は改善された。
次回は測定結果について詳しく紹介します。

コメント
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