アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

七味唐辛子型LEDライトの製作 (新型)

2017年11月19日 | 癒しのハンドメイド

【新型の製作】


【2017.11.19】
先月のプロトタイプの投稿後、新型の構想を練り始めた。
既に1か月以上が経過したが、漸く完成したのでブログアップと相成った。
今回は、白色LEDを使用して電源を内蔵の乾電池と家庭用電源の2WAYとする事とした。
今回の白色LEDは半減角(光の角度)60°の広角のものだが、更に広角にする為にLEDの先端を平らに切り落とした。
このLEDの電源電圧は、標準でDC 3.3V,標準電流は50mAである。
手元にDC6VのACアダプターが1個余っていたので、これを使って家庭用のAC電源でも使える様に考えた。
LEDに直接DC6Vを印加する事は出来ない為、回路内に68Ωの抵抗を挿入した。
挿入箇所はACアダプターのジャック部分で、抵抗が動かない様に接着剤で固定した。
【68Ωの抵抗を取り付けた】

【スペースの問題】
最初は、薄型のボタン電池を使って簡単に済ませようと考えたが電流を測定してみるとアッと言う間に電流値が低下してしまい全く使い物にならない。
そこで単4電池を4本使用して実験を行った結果、12時間連続使用で電流値は35mA以上を保つことが分かった。
しかし、単4電池4本では筒の容積に対して大き過ぎてAC電源用のジャックや電源スイッチが取り付けられない。
色々考えた末に単5電池を4本で製作する事に決めた。
【単5電池を筒の中に収納】
下の写真の電池を包んでいる物体は、不要な発砲材を削って製作した「電池ケース」である。
この電池ケースを筒に収めたところ筒の上部のクリアランスが約20mmしかなく、この部分に電源スイッチを配置せざるを得なかった。

【筒の底面の穴あけ加工】
最初は1.5mmの小さな丸穴を抜いて、それから0.5mmずつ徐々に穴径を大きくして行き最後にヤスリで角穴に仕上げた。

【ACジャックの取り付け】
加工した角穴にはめ込んで、接着剤で固定した。
接着剤が硬化後、プラグの抜き差しを何回も行って問題が無い事を確認した。

【机上用スタンドの考察】
下の写真の様に、このLEDライトには洗濯ばさみがぴったりと合う。
この洗濯ばさみを使って、机上用のスタンドが製作できるのではないだろうか・・・
やってみたいことが、また一つ増えた。

【製作を終えて】
内部のスペースが狭く、纏めるのに苦労した。
少しでも、スペースを確保する為に底面のACジャックを約1.5mm突き出すようにした。
発砲材を使った電池ケースも苦肉の策だった。
今回も、完成した瞬間に全ての苦労は吹っ飛んだ。

同じ事を試される方は、本ブログ記事は参考程度として自己責任でお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする