紅君のお部屋

 
紅君の生活や政治家としての活動や考え方を掲載しています♪
  

集中治療室です

2024年07月18日 | Weblog

 昨日の続きです。

→ 駐車場に向かう下山途中で上がって来た警察の方から「どういう状況でしたか」と職質を受けましたが後ろに聞いてくれと受け流しました。

(どうやら、これは事故扱いになるので、警察としての調査が行われるようですが・・・「事故扱いは実名が出るので、本人に伝えてくださいと2度も念を押されましたが・・・『本人に言うとまた心臓が止まるといけないので、伝え方を考えることにしました』)

 → さて、月山8号目駐車場に付きました。

 しかし、駐車場にいる救急車もすぐには出ません。救急車の中でも同じような聞取りがされています。・・・この辺は意味があるのでしょうか?お役所仕事的な感がぬぐえません。

→ すぐに出発しないので、バスの中で適当に身づくろいをするとようやく出発のようです。

 → 月山というか登山の場合、下山して病院に行くのは大変です。便利な月山でも、月山8号目の駐車場から登山道を降りるのに40~50分かかります。・・・ヘリは?

→ 出発するとどうやらドクターヘリは登山道の下の待ち合わせ場所まて来て、そこで救急車から引き渡すようです。

→ 隊員の説明によると救急車ではさらに1時間近く掛かるがヘリなら30~40分以上早く到着できるという事でした。

 → さて、ドクターヘリに付添人の紅君は乗れるでしょうか?

3択です。

1、乗れる

2、乗れない

3、条件付きなら乗れる

 ※ここまで乗せてきた救急車の方に聞いてみました。

「私はドクターヘリに乗れるのでしょうか?」

「わかりません、ヘリに聞いてみないと・・?」

歯切れの悪い答えです。

→ ヘリの救助隊員とみられる方に呼ばれると、こう言われました。

「私たちは酒田市にある日本海総合病院に向かいます、付添人の方はドクターヘリには乗れませんが、お手数ですが、向こうまで来てください」

→ (ーーーえっーーー)乗れる場合はあるのでしょうか?

※こんな山の中に置いていかれても・・・

 救急隊はせめて町まで乗せてくれるのでしょうか?

 一瞬不安がよぎりますが、上の駐車場で分かれた宿泊施設の方が車で到着していました。

「あの~酒田市の日本海総合に行かなければならないのですが・・・何とかなりますか?」

「大丈夫です、行きますよ」

・・・さすが、私たち三山講の行人が江戸時代からお世話になっている『大進坊』です。

→ 車で行けば1時間、しかし大進坊は高速を使い最速で病院を目指してくれます。

 そこで、紅君は楽観していた家族の連絡先探しを始めます。

→ 荷物の中に見つけていた本人の携帯を見ようとすると暗証番号が設定されていました。・・・だめだ!開けられない!!

 でも、近所の幼馴染ですから実家のお父さん等は知っています。

 まずは実家の高齢者のお父さんですが電話に出ません。家に孫を連れてきている息子・娘さんは知っていますが電話番号が分かりません。

 隣家の大親戚にTELしますが分かりません。この人には、お父さんの実家に行ってもらいました。そこから聞き出したおじさんの家に電話しますが電話番号は分からないとのことでした。

よし、次は息子の友人に電話番号を聞いてみよう・・・これも電話に出ません。

 困った!・・・お父さんが通っているデー施設にいればと電話しました。

 ビンゴです、三山に行く3日間のお父さんの緊急連絡先に妹さんが登録されていました。

 ※「節分の時に『鬼の出前』でお邪魔した蔵持の紅君です」

「あーあの紅さんですか?分かりました、連絡先があると思います」

 芸?が身を助けました。→ 妹さんに連絡して、「・・・こういう事態なのですが・・・緊急連絡先として病院に伝えて良いですか?」→ 「はい、良いですよ」「お世話になっています」」→ 「お久しぶりです、50年ぶりですかね」「いや、顔だけはこの間、見たかなぁ?」

 近所なので、小さい頃の面識があるので話がすぐに通じました。

→ 電話を切ると、一息つかない間にすぐに病院からの問い合わせ電話が入りました。(この間30分くらい)

「ご家族の連絡先は分かりますか」→ 「たった今、妹さんの連絡先が分かりました」→ 「分かりました、こちらから連絡を取ります」

→ しばらくすると妹さんから電話が入り、これから車で山形に向かうという事でした。

→ 素早い、最初はショートメール、そしてさらにしばらくするとラインの友達登録がありました。

 こちらも登録すると連絡の取り合いができるようになりました。(既読があるので便利です)

 このあと病院に到着すると10分ほど待つと先生が面会してくれ、患者にも会うことも出来ました。

「先生、この後の日程は明日バスでかえることになっていますが・・・?」

→「無理です!!一旦心停止をしているので10日間ほど入院を要すると思います」

「患者に面会していただき、本人の荷物だけ看護士に渡したら、ご家族とも連絡が付きましたので、もうおかえりになっても良いですよ(^^♪」

→ 『おーーーっ、なんてラッキーなお言葉なのでしょうか』

(車中では、今晩の宿泊先の福島県穴原温泉に合流するには、山形から新幹線ですかね~と話していたのに~)

 → 先生、妹さんの許可を得て、無事バスツアー本体と合流できることになり、病院まで送ってくれた大進坊の車で、月山方向に逆戻りをして、なんと昼頃に合流することが出来ました。・・・ラッキーです。

→ 苦労が報われました。

 この後は、千葉から11時間かけて19時に山形に到着された妹さんと回復の状況をラインで確認しながらの帰路となりました。

 そして、翌々々日の本日、大進坊が再び、わざわざ病院まで見舞いに行ってくれたそうですが、残念ながら集中治療室から出られずに面会謝絶だったそうです。

 ただ、看護士さんによれば「元気ですよ」という事でした。

 まだ、回復までは時間がかかるようですが・・・とりあえず一件落着?

報告終了とします。・・・健康には気を付けましょうね(^^♪

 by 紅君

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かえってきました

2024年07月18日 | Weblog

 5年ぶりの出羽三山参りは無事に帰ってきましたが、でも、大変でした。

 何せ、今年2回目の心臓マッサージを実施しましたが山形TVとか月山ニュースとか庄内新報とか結構のメディアに載っていました。

 千葉県の66歳の男性が参拝途中の神社で倒れ意識を失いましたが、神社にあったAEDで蘇生して意識を取り戻しあとドクターヘリで運ばれ命に別状はなかったという事です。

 内容としてはこれを膨らました感じです。

 今回は25名のグループで参加して、お山に登る人は11名でしたが、スタートから400mの地点で、この事故が起きました。

 なにせ一つ下の幼馴染A君が倒れたから大変です。

 倒れた直後を発見 → 体を横にしてなんとか気道確保のつもり → 症状の特定をする → いびきをかくような呼吸 → ぶるぶると震える口びる → 脳梗塞を疑うも、呼吸停止気味なので → 心臓マッサージに移りました→ 「気道確保して!」隣の人に頼む掛け声とともに20秒ほど行うと大きな吸引呼吸がありましたが口の中に巻舌を見せて意識不明のままです → もう一度心臓マッサージをしましたが変わりません →「紅さん代りましょう」 → (※消防団員で救命指導員を務めるIさんに代わります) → 「元I市消防のNです、消防が電話に出たら自分が状況を説明します」 → そうだ同級生の元消防隊員がいました。 → 「AED」はありませんか → なんと隣の人、Sさんも元消防隊員でした。(後で知る) → ここにありますよ!神社職員が持って来てくれました。 → AEDやるぞ → 素早く上衣を脱がすとパットを所定の位置に張ります 「離れて、離れて」 →  ダウンと身体が大きく跳ねました → ・ ・ ・

戻りません、変わりません ・・・ダメか!!

そんな感じが数秒あると・・・ →

 ここで、素人の私は勘違いしていました。これで簡単に心臓が動くかというとそうではなく、微細動に陥っている心臓を電気ショックでリセットして続けてマッサージをして動くようにすると言われました。 → AEDがしゃべります →胸骨を圧迫してください(心臓マッサージの指示) 交代した方が再び心臓マッサージを始めました。

 さらに10秒くらいしたでしょうか  AEDが胸骨を圧迫してください → 同じ指示を出したところで → 口元が動きました → 「呼吸をしています」 → 「オッ――」 → 胸骨を圧迫してください・・・の指示ですが → とりあえず様子見です → 「意識が戻りました」 → 「オッ――」 

 周りのみんなに安どの表情が浮かびます。

 「良し、場所を変えよう」「担架に移そう」・・・中略

 毛布を用意された担架に乗せられ、無料休憩室に運ばれました。

 もうしゃべることも出来ます。

  元消防隊員が消防署との応答でレベル3?(300??)が現在はレベル1(正常)になりましたと報告しています。

 あとは救急隊の到着を待つだけです。※意識回復してから、すぐ下の駐車場(400m)まで担架で運ぼうという提案もありましたが、ドクターヘリが降りる場合もあると言う人がいたので・・・

「今は消防の状況を見ましょう」紅君が言いきりました。

 ・・・素人?による移動はやめさせました。(本人の様態は一応安定)

 30分後に先着救急隊3人が来て、酸素マスクをつけます、血圧116、血中酸素100、心拍80・・・聞いていてどれもまともな数値です。

 さらに5分後に4人の搬送隊が到着しました。

 さて、下山して病院に向かいます。

 消防隊員4人で搬送すると、付き添い役の紅君は遅れ気味になるくらい軽快に下山です。

 さて、このあとどうやって病院まで搬送されるのでしょうか?

 倒れたAさんは何が原因だったのでしょうか?

 夜も遅いので、寝ます。・・・続きはまた明日に報告です。

  

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