2月26日日曜日
朝9時15分フルマラソンスタート
参加者15,223人で中四国で最大規模、内3,076人がフルマラソン参加者
今年の冬は寒波続きで、明らかに練習不足
夏場の練習を中心にして、秋マラソンで自己記録更新に望むと言うパターンが一番いいと考えているこの頃
だから今回は吉備路の街を楽しむ、そして完走だけを目指し無理しないつもりだ
スタート時は、5、6度で肌寒い
しかし久し振りのフルマラソン、しかも大阪から遠く離れた岡山県
ワクワクドキドキでスタート
総社市は古来、「吉備の国」と呼ばれていて、歴史と文化に富み、川や山など自然に恵まれている
吉備一帯は、造山古墳や備中国分寺の五重塔、雪舟生誕地などが点在し、ランナーにとってはロマン溢れるコース
走っていて気持ちがいい
幅2、3mの地道や土手を行くのだが、景色が綺麗で空気が美味しい
今までフルマラソンを走った中で、一番の街並と景色
風があって寒いが、少し春を感じながらのマラソンだ
10km過ぎてやっと体も温まり快調
今回は携帯片手に写真を撮りまくり
走りながら写真のポイントを探してキョロキョロ
何だか走しるのと写真を撮るのとで、楽しさが倍増したみたいだ
岡山へは昨日の夜、新幹線で着いた
受付時間を考えれば、早朝一番に家を出れば間に合いそうだったが、少しでも乗り継ぎに手間取れば間に合わない
イライラすることを考えれば、前日入りがベストだろう
新大阪から岡山まで「あっ」と言う間に着いた
この街は、市民が一丸となって大会を盛り上げている
それが何よりランナーにとっては嬉しいこと
ボランティアの方々や生バンド、応援団など
特に地区ごとに工夫されているのがいいね!
「東の東京マラソン、西の総社マラソン」と開会式で言っていてオーバーなと思っていたが
走ってみると満更嘘でもない
大阪府民としては、大阪マラソンと言いたいところだが現時点では総社マラソンが上だろう
4時間も走っていると色々と考えるもの
今回は、最近お気に入りのさだまさしの「
風に立つライオン」が何度も頭の中を廻る
昔はメロディ中心の音楽ばかりを聞いていたが、最近年のせいか言葉に感動を覚えることが多い
特に「生きることに思い上がりたくない」などの歌詞は、ビシビシと心に突き刺さる
こんな曲が創れるさだまさしさんは、やはり数少ない天才の一人だ
この曲に勇気づけられ、快調に30kmまでやってきた
これからが、いつも大変な距離
でも道路の端々でランナーを勇気づけてくれる総社市民たち
本当に手作りの看板や自主的な奉仕活動が続く
苦しい時には、こんな気持ちが一番の支えだ
毎度のことながら1km、1kmがとてつもなく長い
既に写真を撮る元気もないのが現状
給水所では、バナナとかパンなどもあったが疲れで食欲などなし
しかし、時計を見れば以外に早い
知らぬ間に、自己最高記録更新出来るかもしれないスピードで来ていた
最後を踏ん張れば更新出来るかもと、ここから必死
でも、ラストスパートの余力が既にない
歯を食いしばり、必死で食らいつく
最後の10分の苦しいこと
ゴールしてやっと、苦しさから開放される
タイムは、3時間46分6秒
順位701位
気温6.3度
天気曇
何と自己最高の大阪マラソンより9秒遅れ
写真など撮ってなければ確実に自己最高タイム?
それにしても新幹線は早い
これからもっと足を伸ばして、新幹線や飛行機をつかおう
次回は2週間後の3月11日京都マラソン
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