イタリア迷走日記―その4
じゃじゃじゃ~ん♪
(火曜サスペンスのイメージ)
さて、間違えて購入した「ラジオイタリア語のテキスト」
そこには天からの啓示なのか、
1998年に長野で開催される冬季オリンピックの
ボランティア募集の案内が・・・。
早速応募し、目標を3年後の長野に定めたがっちゃん。
(だいたい3年で話せるようになると思うのが甘いね)
その日から毎日ラジオイタリア語講座を聞きはじめた。
テレビと違って、毎日放送されるラジオは、一日
聞き逃すと、解らなくなってしまう。
毎日カセットのタイマー録音をセットし、
(くうぅ~カセットだってよ。時代を物語るねぇ~)
半年間一度も欠かさずに受けた講座のおかげで、
『三日坊主』からの脱皮をはかったがっちゃんは、
ついに、イタリア語講座に通い始めることに。
当時は語学学校も極端に少なく、また、値段も高かった。
そこで、いわゆるカルチャーセンターの一つである
NHK文化講座の安いイタリア語講義に申し込んだものの、
1クラス36名の大所帯。いくら安くても、
90分の授業の中で、自分に与えられる時間はわずか。
講座を担当するイタリア人も暗いし、声が小さくて
何を言ってるのか聞こえない。
そんなときに、また天からの贈り物が降って来た。
(求めよさらば開かれん、ってか?)
前回登場したイタリア語を勉強しているH嬢が、
来日したばかりのイタリア人で
「プライベートレッスンをする日本人を探している。」
との情報をもたらしてくれたのである。
しかし、よろこび勇むがっちゃんに最初の試練が・・・。
それは猛烈に暑い夏の日だった。
がっちゃんとH嬢は、くだんのイタリア人の元に向かうべく、
駅で待ち合わせをしたのでした。
しかし待ち合わせ時間を過ぎてもH嬢はやってこない。
(携帯電話が普及する、もう少し前の頃。)
時代の流れを感じるぅ~
しびれをきらしたがっちゃん
(恐らく待った時間は1分ほどだが、がっちゃんは気が短い。って言うか約束の時間に遅れることを極端に恐れる性格なので)
何時ごろ出たのか聞こうと思い、
H嬢の家に電話をしたところ、
なんと本人が出るではないですかっ。
すると夏風邪を引いてとても出かけられそうにないとのこと。
H嬢のイタリア語能力をアテにしていたがっちゃんは
泣きそうになりながらも、日本人と結婚したドイツ人女性の家にホームステイしていると言うイタリア人の元へ一人で向かうこととなった。
どうなるがっちゃん?
つづく
クリックよろしくねん
じゃじゃじゃ~ん♪
(火曜サスペンスのイメージ)
さて、間違えて購入した「ラジオイタリア語のテキスト」
そこには天からの啓示なのか、
1998年に長野で開催される冬季オリンピックの
ボランティア募集の案内が・・・。
早速応募し、目標を3年後の長野に定めたがっちゃん。
(だいたい3年で話せるようになると思うのが甘いね)
その日から毎日ラジオイタリア語講座を聞きはじめた。
テレビと違って、毎日放送されるラジオは、一日
聞き逃すと、解らなくなってしまう。
毎日カセットのタイマー録音をセットし、
(くうぅ~カセットだってよ。時代を物語るねぇ~)
半年間一度も欠かさずに受けた講座のおかげで、
『三日坊主』からの脱皮をはかったがっちゃんは、
ついに、イタリア語講座に通い始めることに。
当時は語学学校も極端に少なく、また、値段も高かった。
そこで、いわゆるカルチャーセンターの一つである
NHK文化講座の安いイタリア語講義に申し込んだものの、
1クラス36名の大所帯。いくら安くても、
90分の授業の中で、自分に与えられる時間はわずか。
講座を担当するイタリア人も暗いし、声が小さくて
何を言ってるのか聞こえない。
そんなときに、また天からの贈り物が降って来た。
(求めよさらば開かれん、ってか?)
前回登場したイタリア語を勉強しているH嬢が、
来日したばかりのイタリア人で
「プライベートレッスンをする日本人を探している。」
との情報をもたらしてくれたのである。
しかし、よろこび勇むがっちゃんに最初の試練が・・・。
それは猛烈に暑い夏の日だった。
がっちゃんとH嬢は、くだんのイタリア人の元に向かうべく、
駅で待ち合わせをしたのでした。
しかし待ち合わせ時間を過ぎてもH嬢はやってこない。
(携帯電話が普及する、もう少し前の頃。)
時代の流れを感じるぅ~
しびれをきらしたがっちゃん
(恐らく待った時間は1分ほどだが、がっちゃんは気が短い。って言うか約束の時間に遅れることを極端に恐れる性格なので)
何時ごろ出たのか聞こうと思い、
H嬢の家に電話をしたところ、
なんと本人が出るではないですかっ。
すると夏風邪を引いてとても出かけられそうにないとのこと。
H嬢のイタリア語能力をアテにしていたがっちゃんは
泣きそうになりながらも、日本人と結婚したドイツ人女性の家にホームステイしていると言うイタリア人の元へ一人で向かうこととなった。
どうなるがっちゃん?
つづく
クリックよろしくねん
っていうか、長野オリンピックって、もうそんなに前の話だったんですね。ってヘンなとこにびっくりしたりして。^^;
私もNHKテレビでの独学6~7年ほど(最初の一年以外は録画して最初の1か月分見て終わりだったけど^^;)の後、もちっと本気でやりたいなー と思ってたら、たまたまご近所に住んでたイタリア人がレッスンしてくれることになりラッキー って感じで、そこから気がついたらイタリアに住むようになって・・・
と、人生何があるかわかったもんじゃありません。:)
続きが気になります~:D
ラジオって毎日放送なんだぁ。知らなかった。
確かにテレビとラジオじゃぁ~こりゃー成長の仕方違うだろうなぁ。
ちなみに、↓であたすは何も勉強してイタリアに来なくて不安ではなかったのか?というのはですね、
まさか、まさかこんなに本格的に住むとは思ってもなかったし、短くて数ヶ月。長くても1年とかだと思ってたし、興味もなかったし(笑)なので不安もクソもなかったと(笑)だから、来てから苦労しましたがなぁ。やっぱり、本当に基礎って大事だと思いマフ。
そして、語学に近道はないというのは賛成賛成。
>もちっと本気でやりたいなー と思ってたら、たま
>たまご近所に住んでたイタリア人がレッスンしてく
>れることになりラッキー って感じで、そこから気
>がついたらイタリアに住むようになって・・・
そうそう、何かをやりたい。と思うとね、なんかその方角から光が差してくるような気がします。
例えば、私も色々なイタリア人に出会ったけれど、知り合ったうちの一人は、間違い電話をきっかけに友達になったり、大阪の地下鉄の中でイタリア語を話す女性に出会い、そこからイタリア語のプライベートレッスンをお願いしたり。
そういうふうにアンテナを張ってると、引かれるんじゃないかと思います。
そうそ、毎日なんですよねぇ~。
だから、近過去だって、
月曜に、(他動詞)Ho mangiato
火曜に、(自動詞)Sono andata
水曜に、(再帰動詞)Mi sono alzata
木曜に、(相互再帰動詞)Ci siamo incontrati
金・土は応用編で
翌週の月曜には、助動詞を使った近過去
Ho potuto fare
って感じで、本当に毎日進んじゃうんですよ。
だから、聞き損うと解らなくなっちゃう。
そんな日は、再放送(またこれが夜中だった)を聞くために遅くまで起きるハメになったり。
旅行に行くときだって、車の中でラジオ聞いてましたもの。
まっその分飽きなかったですけれどね。
gelliusuしゃんのダンナさまもラジオ講座で勉強されたんですよね。同じ講座を聞いている人がいた。と思うと嬉しいです。
私も最初のワンクールはもうなにがなんだかわからないうちに終わりました。
まず自動詞と他動詞の考え方が日本と違うでしょう?
日本語における自動詞って言うのは他に作用の及ぼす意味を持たない動詞ですよね。
例えば、走るとか寝るとか、食べるとか。咲くとか、弾くとか、なので、目的語をとるのが他動詞っていう文法の説明自体の意味が解らなくて、2回目。3回目と、繰り返し新しい講座を聞くことでようやく解りました。
>NAGANOオリンピックって、いつだったか忘れたけれ
>ど、そんなに昔だったかなぁ・・・。
長野冬期五輪は、トリノ、ソルトレークの前なので、1998年です。
私は子供がいないので、「あぁあれは娘が小学校に上がる前だった」とかって言う風に人生なかの出来事を時系列にするのが難しいんですね。
なので、最近はオリンピックが区切りです。(笑)
>携帯がない頃・・・。
>なんだかとてつもなく昔のような気もするし、
>そうでない気もする。
そうですね。私もその長野の年の前年ぐらいに買いました。
最初はPHSにしたのですが、あまりに電波が入らず、そのあと、ドコモのシティオと言う、都会だけ電波がカバーしているものにしました。基本料金が安かったので。
ちなみに、今のソフトバンクの携帯は、
当時「関西デジタルホン」と呼ばれていました。
そこから、Jフォンになり、ボーダフォンになって、ソフトバンク・・・
携帯のスピードにちょっとついていけなくなっています。
なんというハプニング。
そうそう、携帯がないとそういう場合連絡つかないんですよね。なつかしい。
それにしてもがっちゃんさんの行動力はスゴイです。オリンピックのボランティアに応募しちゃうなんて。
私は勉強始めて半年ぐらいに、NHKのテキストに書いてあったペンパル募集でイタリア人女性に手紙を送ったくらい…。取りあえず、否応なしに勉強しなければいけない状態に追い込んだってのは同じ(?)だけど、スケールが違うわ(-_-;)