祈りには5種類あるという・・・

2018-07-17 22:09:04 | 日記
「祈りには5種類ある」(町田宗鳳氏:広島大学名誉教授)と「こころをよむ」(NHKシリーズ第12回放送 H29.9.17)の録音で再聴。「自我意識の祈り」「潜在意識の祈り」「個人無意識の祈り」「普遍無意識の祈り」そして「光の意識の祈り」だ。自我意識の祈りは心のいちばん浅いところで祈る祈りで、ああなってほしい、こうなってほしいと願う気持ちのこと。ただ、表層意識に留まっているため「実体のない祈り」となり現実を動かさない。次に、現実の世界に何らかの変化をもたらす祈りは、潜在意識の祈り。否定的な情念で祈る(呪詛)と相手だけでなく自分の身にも起きてくる。逆も真なりだ。人の幸せを祈ると自分も幸せになる。個人無意識の祈りは心の深いところで祈る。それは一つの願いを何か月も何年も諦めずに祈り続けたとき可能となると。自我意識で思いついたことでも、長年真剣に思い続けると、それが潜在意識の祈りとなり、やがて個人無意識の祈りとなる。すると無意識のエネルギーが動きだし現実に投影し始める。真剣に祈るが重要だ。普遍無意識の祈りがその実力を発揮する時は、人類全体の向上や平和に役立つことを祈るときではないかと。人類が漠然とした向上心を普遍無意識の祈りとして共有してきたからこそ、古代から中世へ、中世から近代への発展が可能になったのではないか。人間の究極的な祈りは光の意識の祈り。これは神と同位置にいて祈るようなもの。例えば、アッシジの聖フランチェスコやマザー・テレサなどだ。少しでも社会に役立ってほしいとう誠実な気持ちで祈る、それが光の意識の祈りとなり実現すると。忘れないために記した。きょうの楽しかったことは、○「こころをよむ」シリーズを再び聴講したこと、○月に一度の贅沢、宝の湯に浸かったこと、○3日連続の冷やしそうめん、それでもウマかったことだ。(11,520歩)

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