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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

憧れのタマサイへ

2008-07-27 17:09:25 | ジテンコ
総走行距離70キロ。
杉並永福~狛江市~昭島市~調布市深大寺~杉並永福。
休憩、昼食込みでおよそ5時間。
憧れのタマサイ・デビューの記録である。

朝10時。
イマゼキくん、会社の先輩、そして私3人の中年ライダーが集った。

杉並の自宅を出発し、タマサイを目指す。
タマサイとは、多摩川サイクリングロードの略である。

水道道路をまっすぐに進み多摩川を目指した。
そして狛江市でタマサイへイン。
憧れのデビューの日は、薄曇りであった。



坂もなく、信号もない。
ただ、そこにはまっすぐな道がある。

ひたすら走る。
アクセルは限りなく軽い。
風を切り、スピードに身を任せる。
これほどの心地よさを私は他に知らない。
さすが、ライダーの聖地と言われるだけのことはある。

25キロほど上流へとさかのぼった。
そこは、昭島なのであった。
川では、家族連れが、泳いでいた。
なんとものんびりとした風情。

ウチのクライン・ハナコ(仮名)もノービノビ。



薄曇りだがやっぱり暑い。
休憩の度に水分をとり、ペットボトルを3本、空けた。

帰りの道すがら、深大寺にまで足を伸ばし、ソバをたぐった。
深大寺きっての名店「湧水」。
あらかじめネットで調べておいたのだった。
このあたり、中年ライダーは如才ないのだ。
とろろそばを注文。




ぺろりと完食、もう一枚ザルをお代わりして、ようやく満腹。
帰りに少し雨に降られたものの、大降りになる前に帰宅した。

憧れのタマサイ・デビュー。
大満足の一日であった。

タマサイ・ローディの集い

2008-07-24 21:37:51 | ジテンコ
お知らせです。

来る27日(日)の午前。
タマサイで走ります。

ローディの集いと銘打っていますが、
ロードバイク、クロスバイク、ママチャリ、なんでも結構です。

のんびりポタリング気分で、いこうと思っております。

イマゼキくんを講師に迎え、パンク対策も講じております。

参加希望の方、ご一報下さい。

皇居ライド

2008-07-21 20:58:31 | ジテンコ
昨日、日曜。
休日の初日である。

自転車を買って妻子のいる中目黒まで届け物に出向く。
まあ、ドメスティック・メッセンジャーですな。

およそ7キロ、17分で到着。
いやー、マジで自転車は都内の最速の移動手段ですね。
しかもエコだし。

ガソリンを消費し、CO2を出す、鉄の乗り物を尻目に、
クライン・ハナコ(仮名)は、颯爽と疾走するのであった。

妻と中目黒で最も旨い、ソバをたぐり分かれる。

ここからはメッセンジャーではなく、ファンライドを楽しむことに。
向かった先は皇居。
ここは以前、ランナーとしてカネキチと呼ばれる男と息絶え絶えに走った場所だ。
今や、ローディ、すなわちロードバイク乗りたちの聖地と化しているという。
九段下の坂上からの風景は、都内とは思えない雄大さを持つ。



丸の内に着くと、そこはなぜか自転車天国になっていた!
なんなんざんしょ、このドカーンとしただだっ広さは!



ハナコ、全力疾走行ってみるか。
とりあえず力一杯、スピードを出してみる。
40キロオーバーでかっとび、他のローディをごぼう抜き。
しかしすぐに、力尽き、再び皆に抜き去れてしまった。
惨めなり。
ハナコ、ごめんよ。

力尽きた私は、一休み。
ここまでで20キロのライド、少し体に堪える。



一番手前の緑が、クライン・ハナコ(仮名)である。
どこにいても一際美しいのであった。

その後、靖国神社に立ち寄る。



なぜか軍服の人が万歳三唱していたり、やはり不思議な場所であった。

そこから自宅へ、まっすぐライド。

のつもりが、途中で、完全バーンアウト。
新宿御苑で、10分ほど午睡。
復活して、家に戻った。

一日で30キロ。
日中、走り続けたおかげで、真っ黒に日焼けした。

さすがに仕事をしていないと、健康的なのであった。

人は、それを恋と呼んだ

2008-07-16 22:58:35 | ジテンコ
長らく待ちわびたその日は、雲一つ無い快晴だった。

朝、なぜか早く目が覚め、気持ちがなんとなくソワソワする。
ようやく彼女にあえる。

待ち合わせの時間は13時。
時計の針はなかなか進んでくれない。

12時50分、僕は家を出た。
彼女の待つ、あの場所を目指して、7月の太陽が照りつける道を歩いてゆく。


日本屈指の名店、フレンド商会。


心がはやる。
早く会いたい。
エレベーターがもどかしく、階段を駆け上がる。
目指すは3F、そこに彼女はいるはずだ。

息も切れ切れにたどり着いた僕は、顔を上げた。
すると彼女は、すでに身繕いを済ませ、待っていた。



アメリカ、マサチューセッツ生まれの令嬢、クライン・ハナコ(仮名)。
美しい緑に身を包み、何とも言えぬたたずまいで、彼女は立っていた。
気高くも、力強く、そして何より美しい。

彼女との縁を取り持ってくれたフレンド商会の方から、
いろいろとインストラクションを受ける。

空気圧は、毎日チェック。
油は、週に1回。
ボディは自転車用のワックスで磨く。
段差は、スピードを落としてあがる。
などなど。

ふむふむ。
さすが令嬢だけあって手がかかる。

しかしそれも気もそぞろ。
早く彼女と走りたい。

彼女を連れて一度、帰宅。
一旦仕事へ出かけた。

そして21時過ぎ。
ようやく彼女と2人きりの時間を持った。

深夜の高円寺から吉祥寺、そして三鷹へ。

深い前傾姿勢、ペダルは軽い。
キュンキュンと高速で足を踏み込む。
すると彼女はそれに応えるように、風を切って疾走する。

なんと心地よいことか。
この時を、僕はずっと待っていた。

22キロ、55分の逢瀬であった。
最高速度は38キロ。

ハナコ(仮名)よ、ともにさらなる高みを目指そう。



ポタリング

2008-07-13 00:00:15 | ジテンコ
【pottering】
自転車で散歩すること。目的地を定めたり走行計画を立てたりすることなく,気分や体調に合わせて気の向くままに走ることをいう。

ふむふむ。

今日は夕方より、そのポタリング気分で、自転車で品川まで出かけた。

昼過ぎ、一度、雲行きが不穏になった。


不穏な街角


不穏なコトリ

しかしそれでも夕方からは再び快晴。

高円寺から品川まで片道およそ15キロのポタリングである。
行きは、道に迷いやや時間のロスがあったが、帰りはスイスイ快調に走る。
山手通りと併走する目黒川沿いを走ったのだが、これが気持ち良い。
ナカメあたりでは、川に面してバーとかがあったりして、なかなか雰囲気も良い。

AUの「RUN&WARK」によると・・・
片道15キロを42分かけて走った。
往復で30キロですね。そう考えるとなかなかがんばった感じ。

平均時速はおよそ20キロ。
途中、信号などもあったので、実際にはもう少し早いかもしれません。

片道185キロカロリーを消費。
往復で370キロカロリー!すごいじゃん。
でも帰宅後、プシュ!っといってしまったので、元の木阿弥かも・・・。
いやーしかしそのプシュは、激旨かった也。

これに味しめてまたポタリングしてみよっと。

タマサイとアラサイ

2008-07-11 00:21:24 | ジテンコ
アフリカに住む動物の名前ではない。
東京の2大サイクリングロードの略称である。

タマサイ=「多摩川サイクリングロード」
アラサイ=「荒川サイクリングロード」

新しい自転車が来たら、まずタマサイを走ってみたい。

皆さんも一緒にどうですか?

自転車ラブ継続中

2008-06-30 01:27:40 | ジテンコ
雨降りの中、ただただ家で過ごす。
考えるのは、そう自転車。

ラブが募りまくる。
でも、あえない。
っていうか買えない(苦笑)。

昨日も書いたんだけど、要するに値段なんすよ。
各メーカー、あざとく何かを変えてきおるんですよ。
だから悩むんすよ。

価格差は5万程度。
だけど5万円あれば、普通に自転車かえるじゃないか・・・。
それでも長く乗るならそのくらいの価格差なら高い方が・・・。
つねにこの間の繰り返し。

あー、悩むっ!



自転車ラブ・アゲイン

2008-06-29 03:32:33 | ジテンコ
自転車博士のイマゼキくんと、阿佐ヶ谷のフレンド商会へ。
自転車ラブが止まらないのである。

ドロップハンドルか、フラットバーか、
悩んで悩んで悩み抜いた結果、今はドロップに気持ちが傾いている。
だってかっこいいじゃん。

そして今日は意を決して、店員さんに話を聞いた。
いろいろな自転車に跨ってみた。
ロードバイクは、フレームが命なのであるが、ある価格帯の中にあるものは、
私のごときなんちゃって自転車乗りにとって、それは個性でしかない。
変速機やブレーキなどのパーツは、良くなれば値段にきっちりと跳ね返る。
というか僕の買える範囲では、同じメーカーであれば、フレームは同じ。
価格差は、パーツの差ということになる。

だったら大事なのは、見た目とみた。
で2台の自転車にフォールインラブ。。。


Cannondale CAAD9 6
この色、マジでかっこいい。
でもかなりお高い万円であった。


Pinarello FP1
シャチを思わせる精悍なモデル。
これもかっこいい。
この子もお高い万円なのであった。

よーするに、かなりお高い万円の自転車に投資するか、いなか。
結局それを問われるのであった。

うーん、迷い迷って未だ答えは出ていない。
しかし欲しい気持ちがさらに強まる日々なのであった。



自転車ラブ

2008-06-09 02:16:40 | ジテンコ
自転車が欲しい。
とても欲しい。

現在は、マウンテンバイクを、友人がクロスバイクへと改造してくれた自転車に乗っている。
自転車ツーキニスト歴、半年。
片道7キロ、ドアツードアで20分、なかなか快適なのである。

が、しかし僕の現在の自転車は、変速のギアが「滑る」。
前の3段のギアの最も使う真ん中、その山が摩耗しているのである。
坂道などの負荷がかかると外れてしまう。
まあ、それでも他の2段はそうでもないので、だましだまし乗っている。

この自転車、もうかれこれ10年ほど乗っている。
そもそも5万ぐらいのマウンテンバイクだが、修理にかなりかかっている。
タイヤだけでなく後輪ホイール、変速機、サドルなどなどを交換している。
これでギアを変えると、またかなりの出費となるのは間違いない。

だったらば・・・、と思い始めたのがきっかけ。
もっとちゃんとした自転車を買って、大事に長く乗ればいいではないか、と。
すると、急に欲しくなった。

今はすでに「自転車ラブ」の状態。
時間が出来るとショップに足を運ぶ。
そして高嶺の花の高級車に恋い焦がれ、値段を見てはため息の日々なのである。

そんな中、会社の先輩から一冊の本を勧められた。
「自転車生活の楽しみ」 疋田智著

自転車入門書といった感のある一冊である。
この疋田さんというのは、TBSのディレクターで、日暮里から赤坂までの自転車通勤が高じて、本まで出している。
知っているようで知らないことが沢山あり、なるほどなるほど、と読み進む。
自転車のことを知れば知るほど、「ラブ」が募る。

欲しいのは、ロードバイク。
上を見ればキリのない世界、30万円、50万円なんて当たり前なのである。
まあそこまでは望まないのだが、毎日乗るものだし、20万前後でどうかと。

うーん、高いよなー。
住宅ローンもあるしなー。

でも欲しいなー。

ボーナスでるしなー。
買っちゃおうかなー。。。

悶々の日々なのであった。

自転車通勤励行中

2008-03-28 04:52:12 | ジテンコ
徹夜続きであっても、自転車通勤励行中。
気持ちいいんですよね、単純に。

体を使って、風を切って、前に進む。
渋滞もなんのその、すいすいと進む。

移りゆく季節を肌で感じる。

片道20分。
往復40分。

今日は、深夜帰宅の道すがら夜桜を堪能した。

過酷な日常の中のささやかな愉悦である。

自転車近景

2008-03-12 10:13:04 | ジテンコ
息子の幼稚園への送り迎え、そして通勤に自転車にのる。
これまで寒いだけの日が多かったが、少しずつ暖かさを感じはじめた。
自ずと気持ちもややゆったりとする。

幼稚園へ送っていった通り道、梅が咲いているのに気づいた。
芽吹きの予感。
もうすぐ一斉に命の躍動が始まることに想いをはせる。
そう考えただけで、何かワクワクする。

視野角をほんの少しだけ広く持てれば、人生は楽しい。

アスファルトに感謝

2007-12-12 23:46:20 | ジテンコ
若き天才建築家、今関くん。
僕の自転車のタイヤを替えてくれた時、こういった。

「必ずやアスファルトにするようになりますよ」

あれから、シアトル出張を挟み、1週間以上がすぎた。
帰国してからこの3日間、自転車通勤をしている。

そして今は、彼の言葉が、本当に実感できる。
アスファルトというのは、素晴らしいものであると。

スリックタイヤは、溝も最小限で、なにより細い。
つまり抵抗がほとんどない。
自転車は、アスファルトの上を滑るように進んでいくのである。
実に、実に、心地よいのである。
自転車を漕ぐと言うことは、かくも全き、快楽であったとは!

最近、会社があまり好きではない私なのであるが、
この自転車に乗りたくて、出勤しているようなものである。

片道20分。
Ipodで音楽をシャッフルで聴きながら、シャーっと進む。
ファジルがバッハを奏で、ジョニ・ミッチェルが唄い、ジミヘンがギターをかき鳴らす。
時にソニック・ユースが、時にジョン・スペが、激しく漕げとばかりに、疾走する。

そして街には、美しい紅葉があふれている。
銀杏が、日の光に照らされ、壮絶に美しかった。


自転車ライフ、辛い日常の中で、心に滋養をくれる愉悦の時なのであった。


自転車改造計画

2007-12-02 00:46:21 | ジテンコ
今関くんが、前から提案してくれていた事の1つに自転車の改造があった。
彼は、自転車のマエストロでもあった。
乗っているのは自作のドロップハンドルなのであった。

僕のは10年前に購入したマウンテンバイク。
街乗り用にスリックタイヤに変えてくれるという。
それだけで走りが軽快に変わるという。

で、なぜか今日、決行された。

阿佐ヶ谷にある「フレンド商会」という老舗の自転車屋に行き、タイヤとチューブを購入。
今関くんは日が暮れているにもかかわらず作業に取りかかった。

もともとマウンテンバイクであるため、ゴツゴツのタイヤがついている。
これは悪路に適してはいるが、アスファルトではただ抵抗が多いだけなのだという。

写真は、取り外されたマウンテンバイクのタイヤ。
なるほど、いわれてみれば確かにそうだ。
お世話になりましたが、さようなら、と。

で、僕のタイヤをはずされた自転車、なんだか鳥の骨みたい。
少し情けない様子を晒している。


そして孤軍奮闘する今関くん。
いや、彼は本当に何をやらせても出来てしまう。
こんな人、希有ですね。


果たして30分後には、僕のマウンテンバイクは、クロスバイクに生まれ変わった。

乗ってみたら、確かに軽快!
軽い、軽い。
すげー、こんなに変わるのですか、タイヤ1つで。

あまりの感動に完成写真を取り忘れました。。。
また後日。