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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

自転車は、車道を走るものなのだ。

2009-05-16 18:30:40 | ジテンコ
今日、初めて車道で猛烈な幅寄せをされた。

片側2車線の道路で、停車車両をパスせねばならず、
後ろを見ると後ろの車までは余裕がある。

手信号で、右にやや膨らむ旨を伝え、停車車両をパスした。
すると後ろの車は、わざとアクセルを踏み、猛烈な幅寄せを仕掛けてきた。

「危ないっ!」と思わず声を上げると、
向こうが車中から、「ぼけっ!」と叫び返してきた。

ぼけは、どっちじゃ。

車道は、車だけの為にあらずということを知らないらしい。
道交法には、自転車は車道を走るべしとちゃーんと書いてある。

確かに危ない自転車乗りも沢山いる。
だからなかなか文化として根付かない。
しかもママチャリでは、車道を走るには十分なスピードも出ないので、
歩道を走らざるを得ない。

だけれども、環境の事を考えても、メタボ人口増加の事を考えても、
自転車の普及は待ったなしの国策なのだ、とあえていいたい。

文明国でこれほどまでに自転車後進国は、この国だけです。

立ち上がれ、自転車乗りたちよ。

アメリカへ帰ったハナコ

2009-05-14 00:11:36 | ジテンコ
今日、新生ハナコが、我が家にやってきた。

セドナオレンジに身を包んだフルカーボンバイクである。
ぐっとアダルトなテイストである。



実は、前のハナコは塗装はげが起こり、メーカー、つまりトレック社に対応を求めた。
なにせ塗装の美しさが売りのクライン、塗装も1年間は保証なのである。
トレック社の返答は、ハナコと同じ色の「アップルグリーン」がないので、別のフレームにして欲しいという。

面倒なので詳しい経緯は、ここには書きませんが、
結果としては、グレードアップの完成車とまるまる交換ということになった。
自転車メーカー、さすが儲かってますね。
気っぷが良いでありんす。

で、ハナコはどうなってしまうのか。
お店の方に訊ねてみた。

すると、アメリカ本社に送られて、塗装はげの原因を調べたりするのだという。

ふーん、ハナコは故郷のアメリカへ帰るのか。。。
なんだか別れが切ない。
今までありがとう。
道中、気をつけて帰るんだよ。
どうか、達者で。。。







ハナコ・江ノ島へ

2009-05-03 22:47:23 | ジテンコ
ついにハナコとともに100キロツーリングを敢行した。
自宅のある杉並から江ノ島まで片道およそ50キロ。
それを日帰りで往復するのである。

自転車雑誌を読むと、100キロは初心者にとって最初の壁である。
壁があるんだったら越えて見せようじゃないの。

朝8時、イマゼキくんとともに自宅を出発。

前日に買い求めたサイクルパンツ(パールイズミ製)がやや恥ずかしいので遠目でパチリ。

そして環八から246へ。
坂が多くて辟易する。


途中、ハナコのスポークが、1本、折れてしまった。
何もしていないのに、突然である。

ハナコを購入した、フレンド商会にすかさず電話をいれる。
そのまま自走しても構わないとの返事をもらい再びツーリング再開。

大和市からは、境川サイクリングロードへ。

藤沢・大和市自転車道というのが正式名称らしい。
写真は取り忘れました。
田んぼの中のこぢんまりした道でした。
最初は坂がなくていいと思っていたのだが、今度は風が凄かった。

そしてあれよあれよという間に、片瀬江ノ島周辺に・・・。

江ノ電であります。

トラブルで1時間ほどロスしたものの、12時前には、江ノ島到着!


すげー、ホントに来ちゃったよ、江ノ島まで。
たいしたことないじゃん、こんな感じなら。
お決まりのシラス丼を昼食にほおばり、海岸で午睡。
いやー、気持ちよかったっす。

そして14時前に、江ノ島を出発。
帰りは追い風で、踏みまくり、実質3時間弱で東京まで戻って参りました。

自宅に帰り着いたときの、サイクルコンピュータの数値が、こちらでありんす。

結果は、111㎞でありんした。

出発   08:00
江ノ島着 12:00
江ノ島発 14:00
到着   17:00

サイクルコンピュータによると・・・、

実走行時間 5時間15分 ※純粋に走っている時間です。
実平均速度 21.7キロ
最高速度  51キロ

100キロの壁、越えました。
次は、センチェリーライド、つまり160キロですね、今関くん。

いやはや大冒険の週末でありました。

アースデイ自転車ライド

2009-03-02 01:55:25 | ジテンコ
「TOKYO EARTHDAY BICYCLE RIDE 2009」

300人が自転車で東京を走る。
極めてシンプルなイベントである。

でもこれが凄い人気らしい。
体脂肪率7%の義弟が率先して申し込みをしてくれた。
なんと3月1日の受付開始を狙って、日付が変わると同時に申し込んでくれたらしい。
やっちん、ありがとう!

東京だけでなく、日本の各地で催されているこのイベント、
自転車という極めてエコロジカルな乗り物を普及させていくことが狙いだと思われる。

確かに、東京で自転車に乗っていると、時に理不尽な目にあう。
車道は、車だけのものだと言わんばかりに、側道を走っていてもクラクションを鳴らされる。
ちゃんと道路交通法には、自転車は車道を走るようにと書いてあるのにも関わらず、である。
そもそも車は、化石燃料を消費し、大気を汚し、温暖化を進めているではないか。
云々・・・。

とまあ、自転車乗りは普段、いろいろ鬱憤が溜まっているのである。

その憂さを晴らすべく、あなたも一緒に走りませんか?
イベントは、4月19日(日)です。
申し込みは、お早めに・・・。

武蔵野ぷらぷら

2008-11-09 19:28:18 | ジテンコ
多摩湖へ出かけた。
今関君くんと2人で行ってきた。

多摩湖までは、多摩自転車道というのがある。
三鷹あたりからグーッと一直線に多摩湖へと伸びている。
それを走ってみたくて出かけた。

五日市街道を走っていると、見過ごしそうな看板を発見!


ここだ、ここだ。
まずは作戦会議。



走り出すと、とにかくまっすぐな道で気持ちがいい。
ただ車止めが多くて、辟易した。

まあ、でも地元の人にとって見れば生活道路だし
ロードバイクで疾走する方が、迷惑というモノ・・・。

途中、かつて今関くんが手がけたという集合住宅を見学する。

なかなか可愛い建物でありんした。

そして多摩湖へ。
薄曇りなのが残念ですが、まあカツーンと抜けた風景は気持ちがいい。

周りは寂れたラブホが一杯あってなんだかミスマッチな感じだった。
いわく全室、カラオケ完備とか、まあそんな看板が朽ち果てていたけれど、
時代に完全に取り残されていった遺物みたいに見えました。

そして今日のもう1つのお目当ての古めかしいトンネル。
ここも自転車道らしいのだが、なんだかやや、おどろおどろしい。

かつてダム建設の土砂を運ぶためのものだったとも、
旧日本軍の作ったものとも言われているらしい。

なかに入ると暖かい。
なんだか昭和の初めにタイムスリップした感じがある。
人通りも殆どなさそうで、忘れられた風景といった感がある。
男子心をくすぐる風景でもある。
秘密基地っぽい感じ。

帰りは、南下し玉川上水沿いの緑道をひたすら行く。

この道はひたすら気持ちがいい。
この道沿いに住んでいる人が羨ましい。
何度でも走りたい道である。
途中、警察官の人に道を尋ねると、とても丁寧に教えてくれた。

最後は、今関くんの手引きで、五日市街道沿いの博多ラーメンの名店、「一歩」へ。

バカウマ・ハリケーン。
ラーメン+替え玉+餃子三個、あっという間の完食でありんした。

AUの「RUN&WALK」計測によると、
総走行距離、84.5キロ。
総走行時間、6時間38分(休憩、食事含む)
消費カロリー、1820kcal。

ここで積年の疑問。
なぜメタボは解消されないのか・・・。

エクレアをむさぼり食いながら、思案に耽る39歳なのであった。。。

タマサイ86キロ

2008-10-17 01:31:33 | ジテンコ
先週の日曜日。
今関くんとタマサイを上った。

福生をこえて羽村まで。
タマサイ終点の「羽村の取水堰」でパチリ。



帰りは、玉川上水沿いを走る。
この道が、とても気持ちがよい。
大発見!
今度は、この道を中心にコースをたてようと意気込む。

朝7時30分~14時の6時間30分で86キロ、
途中で昼休憩など含む。
それにしてものんびりライドでありました。

ひさしぶりのハナコと出勤、その時、僕は途方に暮れた

2008-09-09 23:24:21 | ジテンコ
写真は、クライン・ハナコ(仮名)に装着されているサイクル・コンピューター。

本日は、ひさしぶりにハナコと同伴出勤。
短パンにTシャツ、そしてヘルメットにグローブ、フル装備もひさしぶりだ。
しかし会社にそのまま出勤する訳にもいかないので、着替えもバッグにいれて出発。

しばらく、ずっと雨だった。
ハナコが愛おしかった。
そして迎えた今日の逢瀬。
今年初めての秋晴れの空の下、疾走する。
なんとも、なんとも心地良い。
ずっと走っていたいが、そうもいかない。
小一時間ほど、ハナコとの時間を楽しむ。

その後、シャワーのために会社の近くのスポーツジムに。
汗を洗い流し、気分はさらに爽快だ。
今日は、良い仕事が出来そうだ。

シャワーから上がって体を拭き、そしてバッグから着替えを出したその時だった。

ない!
ズボンがない!

Tシャツも下着も靴下もあるのだけれど、ズボンがない。
そういえば後から入れようと、ベッドにおいてそのままだった。
まずい!さすがに短パンで出勤するわけに行かない。

どうしよう。

出勤時間も迫っている。
今日は休む訳にいかない。
遅れる訳にもいなかい。
家に帰っている時間はない。
というかあと10分ぐらいで出勤せねばならぬ。

どうする!

優雅なハナコとの逢瀬の君から、一転、ロウバイ王子となる。

はたと、会社の近くにGAPがあると思いつく。
短パンのまま駆け込み、そして目についたズボンを手に試着コーナーへ。
サイズが合う物があったので、そのまま勘定を済ませ、タグをとってもらった。
その間、およそ5分。
きっとお店の人も、あまりの剣幕にびっくりしたことでしょう。

会社になんとか滑り込みセーフ。
落ち着いてからズボンをみると、サイズのシールが貼られたままになっていた。

そういえば小学生の頃、集団登校の集合場所での野球に夢中になり、
そこにランドセルをおいたまま登校して、先生に飽きれらたことを思い出した。

全く成長していないと痛感した、39歳の晩夏なのであった。

クライン・ハナコ近影

2008-08-17 22:08:08 | ジテンコ
意味無くハナコのグラビア。

横からのハナコ。



美しいグリーンのボディ。
そしてなんとも言えぬプロポーションである。

そして後ろ姿。



シャープである。
この細いタイヤこそが、速さの秘密なのである。

写真で見てもため息が出るほど美しい。
本物は、さらに美しい。

ハナコにはスタンドがない。
だから外で休むときは、こんな格好になる。
そんな時もハナコは美しいのであった。


ポタリング

2008-08-17 21:40:30 | ジテンコ
夏休み最終日。
朝、早起きしてポタリングに出かけた。

スタート時、霧雨が降っていて迷ったのだが、
すでに一緒に行くイマゼキくんも来ていたので、とりあえず走り出した。
すると何とか持ちそうなので、決行した。

今日は、ガンガン走るのではなく、のんびりライド、
つまりそこそこのスピードで、周りを楽しみながらのポタリングである。

目黒川をずっと下って海を目指す。
曇り空のため、走っていると実に涼しい。
こんな自転車ライドもいいものである。

海まで出て、ベイブリッジを望む。



そして皇居を目指す。
お盆明けの日曜日、さすがに道路は空いていて走りやすい。
街はいつもと違う雰囲気。
たまにはこんな東京も悪くない。



増上寺から日比谷公園を抜け、皇居へ。
ぐるっと一周し、六本木通りから渋谷へと戻る。

走行距離、およそ50キロ。
3時間かけてののんびりライドであった。

18日の明日は、お盆明けの最初の日。
街は再び喧噪を取り戻す。
そして僕も仕事が始まるのであった。

ハナコ・クラッシュ

2008-08-08 01:34:40 | ジテンコ
真夏の多摩川サイクリングロード。
そこで悲劇は起きた。

クライン・ハナコ(仮名)・初クラッシュ。
交差点で激しく横転した。
左のハンドルから地面にたたき付けられたのだった。
ハンドルが歪み、バーテープには痛々しい後が・・・。



タマサイからフレンド商会に直行。
ハナコはもとに戻るのか、不安で仕方がない。

店員さんは、ハナコを子細に検分してくれた。
フレームやホイールなど他の部分は全く大丈夫だという。
ハンドルを交換し、バーテープを巻き替えれば、元に戻るという。
ほっと胸をなで下ろす。

あー、良かった。
でも本当に肝を冷やしました。
フレームとか歪んじゃったら、もう取り返しが尽きませんからね。
自分の体のことより、先にハナコの事を案じました。

ハナコ、ごめんよ。
もうすぐまた綺麗な体に戻してあげるからね。
少しだけ辛抱してね。


ちなみに本日のタマサイ・ランは、
総走行距離50キロ。
走行時間2時間15分でありました。


自転車は痩せる・・・

2008-08-06 21:48:05 | ジテンコ
物の本にはよく書いてある。
膝を痛めず、有酸素運動を行え、ダイエット効果が高いと。

確かにそう思う。
一日50キロも走った日には、かなり「燃えている」感じがする。

しかし・・・、
いまのところ体重は一向に減らない。

僕は、ツーキニスト歴だけは長い。
日々の通勤では、片道7キロ、往復で15キロ。
それぐらいでは全く痩せなかった。

クライン・ハナコ(仮名)のお陰で休日の走り込みが増えた分、どうなるか。

これだけ運動しているんだから、きっと脂肪が減り筋肉が増えているはずだ。
そう自分に言い聞かせる39歳の夏なのであった。

ツーキニストの憂鬱

2008-08-05 04:03:30 | ジテンコ
ロードバイクの天敵は、雨。
金属部品を多く使うため、濡れればサビが出やすい。
そのため自宅では、クライン・ハナコ(仮名)は家族と同じ家の中に鎮座する。

だが、会社の駐輪場は、基本的に雨ざらしである。
そのため天気予報には細心の注意を払う。
雨が降りそうであれば、ハナコには乗らない。
百戦の猛者、コタロウ(古い自転車)に乗ってゆく。

しかし今日は、天気予報が大きく外れた。
朝の予報では降らないはずだったのだが、午後の予報では豪雨となるという。

やばい。

可愛いハナコを雨ざらしにする訳にはいかない。
そこで私は駐輪場に飛び出した。
会社の中にハナコをいれるためだ。

しかしそのままでは目立ちすぎるし、そもそもでかすぎる。
そこで前輪と後輪をフレームからはずし、バラバラにして搬入した。
かくしてハナコをずぶぬれにすることは避けられた。

ふふふ、ちょっと通っぽい。

しかし帰宅の際に、その小さな自信は打ち砕かれることになる。

深夜、仕事を終えた時、雨は上がっていた。
バラバラのハナコを再び駐輪場へと運ぶ。
そして組み立てようとしたときのことだった。

後輪をはめることができない。
後輪には、ギヤとチェーンが絡むため、前輪よりはその手順はやや複雑になる。
そのやり方は、二度も習っていた。
しかし綺麗さっぱり忘れちゃっていた。

まずい。
まずすぎる。
ここは何とか自力でこの状況を脱しなければならない。

手をチェーンの油で真っ黒ししながら、格闘すること10分。
試行錯誤の末、なぜか車輪をはめることができた。

ツーキニスト、日々是精進。

不良少女とツーキニスト

2008-08-03 21:12:20 | ジテンコ
自転車ツーキニストは、暑い夏でも常に颯爽と会社に乗り付ける。
早めに家を出て、スポーツジムでシャワーと着替えを済ませるからだ。

しかし、泣き所もある。
帰宅の準備である。

今は酷暑。
自転車用の短パンに履き替えたい。
しかし着替えるためだけにジムに行くのも億劫である。

どうするか。

会社のトイレで着替えるのである。
これはかなり侘びしいものがある。

しかも着替えた後がさらに問題である。

会社で短パンはかなり目立つ。
あの妙なヘルメットも目立つ。

ゆえに細心の注意が必要だ。

使うのは出口に最も近いトイレ。
着替えを終えると、知り合いに見つからぬようコソコソと自転車置き場に向かう。

不良少女が、駅のトイレで、制服から私服に着替え、化粧をするのと似ている気がする。

しかし、なんか情けないっすね。。。

タマサイ、海へ

2008-08-03 00:10:29 | ジテンコ
タマサイを下って海を目指してみようと思い立つ。

家を出たのが、午前10時過ぎ。
12時半の帰宅を妻に約束し、出発した。

世田谷の砧上水道からタマサイへ入る。
しかし下りは走りにくい。
道もあまり良くない。

風景も魅力に乏しい。
田舎に入っていく上りのようなワクワク感はない。

西六郷まで下ったあたりでタイムアウト。
海まであと一息だが、ここで折り返し。



帰りは、追い風でペダルが軽い。
時速30キロで楽々と巡航できた。

総走行距離52キロ。
走行時間2時間20分。

まあこのくらいなら難なく走れる自信がついてきた。
次は、100キロライドを目指してみるつもりである。

ハナコ(仮名)、がんばろうべ。



自転車ツーキニスト

2008-07-29 00:55:43 | ジテンコ
自転車通勤をする人のことをこう呼ぶ。
かくいう私も、自転車ツーキニストである。

私の場合は、片道およそ7キロを20分ほどである。

しかし時間があるときには、遠回りをしたりする。
時間にして30~40分。
ようするに朝のジョギングのようなものだ。

そうすると今の時期、必ず大量の汗をかくため、スポーツクラブでシャワーを浴び、着替えてから出勤する。

着替えがかさむ。
しかも、この時期、本当に皮膚がジリジリと音を立てんばかりに暑い。

それでも僕はロードバイクで小さな旅に出る。
走ることがもはや快楽なのである。