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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

jack johnson

2008-06-02 02:21:13 | 観た、聴いた、読んだ
脱力系アコースティック。
ピースフルで、少しだけメロウな、エコロジスト。
カリスマ・サーファーでもある。

日曜日の昼下がりに、ボーッと聴いていたい。
いいじゃん、のんびり行こうよ、肩肘張らずにさ。

このアルバム、通算5枚目になる。

この週末、こればっかり聴いていた。
今も聴いている。

アルバムの裏面に書いてある一言が、印象的である。
"Recorded with 100% solar energy"

大きなパラダイムシフトが起きている。
そんな事をさりげなく考えさせる一枚でもある。

ピース。

すっごい洗剤

2008-05-25 20:16:37 | 観た、聴いた、読んだ
もう、私、ダメなんです。
すっかりメロメロなんです。。
彼なしではもう生きていけないんです。

すっごい豪腕ぶりないんです。
なんでも綺麗にしちゃうんです。
 (宇能鴻一郎風)

すみません、文才ないっすね。

今日は久しぶりの普請道楽っぽいの、やってみます。
これ、すごいんですよ。
ルースターボウル。

東急ハンズで売ってます。

ホテルなどでプロが使うホンマモンの洗剤であります。

例えばコンロの焦げ付き、ガツンととれます。
水垢がついた蛇口、こすらずとも数秒でピカピカになります。
浴室のガラスや鏡の鱗状の汚れ、ガツンととれます。
トイレの黄ばみ、さっくりとれます。
タイルの目地のカビ、初期段階ならかなりききます。

ま、そのすごさは列挙に暇無し。
騙されたと思って買ってみなはれ。

お掃除人生、変わりますよん♪

bunnymen

2008-05-23 01:24:47 | 観た、聴いた、読んだ
Echo & the Bunnymen.

高校生の頃、はまりまくったバンドの1つ。
初めてバンドを組みコピーをした。
ギターを担当したかったのだが、弾けないばかりか楽器を持っていなかった僕は、仕方なくボーカルを担当した。
英語の先生に頼んで歌詞を聴き取ってもらい、学園祭で唄った。

レコードは全部持っている。
でも改めてベスト盤をCDで買った。


音楽とは不思議なもので、聴いていると10代の頃の風景や気持ちが蘇る。

あの頃、イギリスのインディーズのバンドのLPを買いあさっていた。
学校をさぼって映画館に入り浸っていた。
ライブハウスにも足繁く通った。
横文字文化に憧れていた。
大人のいうことなんて何一つ信じなかった。

この休日、なぜか随分と想い出モードである。
疲れているのかな・・・。

あの頃の僕から見ると、今の僕はどんな風に映るんだろう。。。

「CDを聴きて、昔に想いはせ、鏡に映るは、メタボな吾なり」

SHINE A LIGHT

2008-05-22 01:10:58 | 観た、聴いた、読んだ
会社から連休をもらった。
つーか、この数週間、よく働いた。
家族のこと、友人のこと、そして同僚のことで、随分といろんな事もあった。
心も体も疲れた。
ここらで充電しないと、プツンと何かが切れそうだった。

休日初日は、妻と娘と3人で吉祥寺へ。
いきつけのマッサージ屋さんにいく。
2人同時にかかってしまうと娘の面倒を見る人がいなくなるため、
妻と交互にかかることにする。

僕から先にかかり終わったら交代。
妻を待つ間、CD屋へ。
ストーンズの新譜を発見。

娘を抱き抱えながら、早速、視聴してみる。
ライブ版、というかスコセッシが映画を作っていてそのサントラ版にもなっている。
世界最高齢の現役ロックロールバンド。
大学生の時、初来日でドームに行き、そのショーアップされたコンサートを見てげんなりした覚えがある。
ロックンロールバンドじゃなくて、ポップバンドじゃんってさ。
その後、ベースのビル・ワイマンが脱退、その後もストーンズは演りつづけた。
でも届けられる新譜には、なんとなく心が燃えなかった。

しかし今回ばかりは、来たよ。
無茶無茶格好いいじゃないか。
CD屋の視聴コーナーで、娘を抱えながら、思わずリズムをとる。
ハタからみたら、さぞかし変な人だったでしょうねぇ。

大学時代、ストーンズが大好きだった。
毎日、レコードプレーヤーの上にはストーンズのLPが乗っていた。
その頃、自分が40になるなんて想像もつかなかった。

あれからもう20年が過ぎた。
太ったし、白髪も増えた。
2児の父親にもなった。
会社ではもうすでに中堅どころ。
ローンも抱えている。
典型的なニッポンの中年サラリーマン。

ジミヘン、ジャニス、ジム・モリソン、ジョン・レノン、シド・ビシャス、フレディ・マーキュリー、フランク・ザッパ、そしてカート・コバーン。
みんな死んだ。
ジョニー・サンダースも死んだ。

でも、ストーンズは転がり続ける。
僕の生まれる前からロックンロールを演り続けている。

そしてその演奏に、今も僕の心は震えている。

すべてが変わってしまったのかもしれない。
でも損なわれずに、残っている何かはきっとある。

まさに僕にとって、久しぶりの、そしてナイスタイミングのエモーショナル・レスキュー。

さんきゅう、キース。
これからもロックンロールで行くぜ。
ピース。

「大日本人」と「靖国」

2008-05-11 23:27:36 | 観た、聴いた、読んだ
「大日本人」を観た。

なんとも下らない映画だった。
前半、ドキュメンタリータッチの部分は、それなりに面白い。
設定は荒唐無稽、それをドキュメンタリーの手法で、現実味を帯びさせていく。
エンディングは、まあ漫才でいうところのオチみたいなものか?

ま、これを映画館に見に行ったとしたら、結構、腹立つだろうなぁ。
なんで芸人のお遊びに付き合わされなあかんねん、みたいなね。
家でボーッとみるなら、「変な事考えるなぁ」という位の感想で済みますが・・・。
外人が観たら、どんな感想を持つのでしょうね。


そういえば、全然関係ないんすけど、「靖国」、すっごく観たいんですよね。
今週、どんな事があっても映画館に行こうとおもっちょるんですよ。
すでに観たという人、いたら是非、感想を聞かせて下さい。

しかし、映画1つ、満足に上映できない国に「言論の自由」なんてあるんですかね。
なんでそんなに大騒ぎするんですかねぇ。
ドキュメンタリー映画でしょ。
何をどう描いたって言い訳じゃないですか。
波風が全く立たないドキュメンタリーなんて、そもそも意味が無いわけし・・・。
「ゆきゆきて神軍」だって「罵詈雑言」だって「A」だって、どの作品も切れ味鋭い刃物のようなモノじゃないですか.
さっぱりワカランチン。

「大日本人」という映画が出来てしまう今の日本の映画界のシステムの方が、
よっぽど由々しい何かを孕んでいると思いますけどね。

カラマーゾフ

2008-05-11 02:00:31 | 観た、聴いた、読んだ


ドストエフスキーである。
ちょっと前に、新訳が出て巷間ではやっておった。

僕は、何事もリアルタイムで楽しむことが出来ない。
昔からそうなのである。
誰かの後押しがあって初めて手に取ることになる。
進取の気質がないんですね、全く。

この新訳は、NHKでドキュメンタリーをやっていて、それ自体はなんだか退屈な作りだったのであるが、
金原ひとみが出て、この本の事を語っていことに惹かれて購入したのであった。

話は脱線するが、この金原ひとみってなかなかですね。
綿谷りさとの芥川賞ダブル受賞の際、みんな綿谷りさばっか追いかけてましたが、
今となっては金原ひとみの方が作家としての「業」を感じますね。
それにしても当時は歯ぎしりするほど、悔しかったでしょうけどね。
ワタチンは社会現象化してましたもんね。

ま、それはさておき「カラマーゾフの兄弟」である。
実は購入したものの、ずっと「積ん読」になっていた。
そろそろ対峙せねばならぬ、まだ他にも読みたい本もあるのだ。
長編を苦手とする僕にとっては、ロシア文学は鬼門なのである。

しかしこのままいくとずーっと読まないでいそうなのでブログで宣言することにする。

読みます、カラマーゾフ。
読み終わったら必ず感想書きますから。。。
不退転の覚悟をここに記す。

ってそんなに大げさなもんでもないか・・・。

自宅でデトックス

2008-05-06 00:43:51 | 観た、聴いた、読んだ
ま、いろいろやりましたわ、
家に居ながらのデトックス。
暦の上では明日まで連休なのであるが、私は明日から仕事である。

ま、大体、連休中に出かけてろくな事はありませんから、と負け惜しみをいってみる。
いずれにしても徹底的に家にいた訳であるが、
では一体全体、何をしていたのか、つらつらと思い出すままに書き連ねてみる。


息子とボードゲーム。
「ラビリンス」

すっごく単純なのだけれど、奥の深いゲームである。
小学一年生の息子を相手にマジで燃えた。
ウチにあるのはドイツ製で、ドイツが本家本元。
この画像はネット上にあったもの、あしからず。


料理。
野菜スープと、大根と鶏肉の煮物、そしてすき焼きなぞを作ってみた。
結構、ストレス解消になるんですよね。


映画。
「松川事件」

WOWWOWで録ってあったもの。
下山事件、三鷹事件とならぶ戦後の国鉄3大ミステリーの1つである。
凄いのは、この映画はカンパで作られていると言うことである。
つまり20人の被告の無罪を信じ、多くの人が動いた。
最高裁で争われる前に、この映画が作られ、信を問うている。
いやー、昔、この国にも沢山の立派な人がいたのだなぁと妙に胸がざわつく。

「クィーン」

映画としては、まあ退屈なものなのであるけれども、
イギリス王室を赤裸々に綴るこの物語を見て、健全さを感じた。
日本ではまずこの手の映画は出来ませんよね。
ソクローフの「太陽」という映画があったけれど、
なーんか奥歯に物が挟まったような感じで、非常に未消化だった気がする。
そういう意味では、踏み込んで描かれていたですね。
ぱちぱち。

「パッチギ!LOVE&PEACE」
ドタバタとした映画。
心意気は良い。個人的には前作のほうが良かった。


読書。
「柔らかな頬」

今更ながらの桐野夏生。
面白い、というか興味深い。
この人の本はどれも、人間の暗い精神の深淵を覗いたような気になりますね。
自分はまだまだ「こちら側」に踏みとどまって居るなぁと思える本でもあります。

「日出づる国の工場」村上春樹・安西水丸
古本屋で500円で買った。
なんか90年代という軽薄な時代を感じるエッセイであった。
頭があまり疲れなさそうな本をと思って購入したのだが、正直、つまらなかった。


CD。
「春の祭典 ストラビンスキー」 ファジル・サイ

いやなぜだかファジル・サイの多重録音による4手ピアノが心地よかった。
頭が疲れているからかな、風呂場で聞きまくっていた。

そしてカーペンターズのトリビュート盤。

ソニックユースとかシェリル・クロウとかマシュー・スウィートとかが、
カーペンターズを演る。
このCD、かなり昔から好きなんですよね。
中でも唯一、日本から参加している「少年ナイフ」の「Top of the World」が最高。
可愛くて、圧倒的にポップで、かっとんでる。
ガールズバンドはかくあるべし、休日の朝のテーマソングである。


これらのものを風呂→屋上→午睡→風呂のローテションに組み入れ、
とにかく心身共にふやけるまでやった。
義理の妹のお見舞いにも行けたし、息子とムーミンもみた。
銭湯にもいった。

どこにでかける訳でもなかったが、それなりに「コトリ・リゾート」を満喫した。
そして、明日から仕事が始まりまする。

このまま、ふやけて昇天したいというのが本音なんすけど・・・。

出不精な休日

2008-05-05 01:07:56 | 観た、聴いた、読んだ
最近、休日の私はかなり出不精である。
クタクタだからということもあるが、
家の中でのんびりと普段出来ないことがしたからだと思う。

10時頃起き、のんびり風呂に入る。
昼まで屋上でゴロゴロ。

簡単な昼ご飯の後は、息子とムーミンを見る。
息子の小学校への入学祝いに仕事仲間が送ってくれた。

パペット・アニメーション版といって人形劇である。
岸田今日子がナレーションをしている。
アニメ版とは違い、もう少し大人な雰囲気。
なかなか楽しめる。

その後は息子とランニング。
そして息子と2人、銭湯へ。

息子は、仕事漬けで失われてしまった父親との時間をけなげに取り戻そうとしていた。

夕食は、私が作ったのであるが、息子はガツガツ食べてくれた。
父親の手料理を子どもながらに、労っているかのようであった。
嬉しくもあり、また少し切なくもあった。

救われた夜

2008-03-27 05:31:44 | 観た、聴いた、読んだ
高い高い壁が、目の前に立ちはだかっている。
仕事の話である。

うまくいかないことがあると、気持ちが前に向かない時がある。

しかし殆どの場合、時間に追われ、立ち止まっている暇はない。
だから歯を食いしばって前へと進まなければいけない。

もやもや、もやもや。

深夜、風呂に入り、グールドの「リトル・バッハ・ブック」を聴く。
グールド自身が曲を選んで作られたアルバム。
長きにわたって僕のお気に入りであり続ける数少ない1枚である。



グールドは、椅子をギシギシ言わせて、ウンウンうなりながらピアノを弾く。
背中を丸め、セオリーを無視して、音楽に身を委ねて鍵盤を叩く。
バッハが好きで好きでたまらない自分を隠さない。

そこから瑞々しい響きが立ち上がってくる。

その無心に音楽に奉仕する姿勢に、何か救われた気がした。

僕も、ギシギシ、ウンウン、がんばってみよう。


ナチョ・リブレ

2008-01-30 00:41:34 | 観た、聴いた、読んだ
「ナチョ・リブレ 覆面の神様」

いやいや実に痛快なコメディであった。
3回ほど声を出して笑ってしまった。

おデブで、おっちょこちょいな、主人公、ナチョを演じるのはジャック・ブラック。
「スクール・オブ・ロック」とか「キングコング」にも出ている最近は売れっ子なんすかね。

ハラハラもするけれども、結局ハッピーエンド。
何も考えず、ただ幸せな気持ちになりたい人にお勧めでありんした。


リパッティ

2008-01-06 23:51:52 | 観た、聴いた、読んだ
以前、マツの家で聴いたリパッティ。
ずっと気になっていた。

アマゾンで買ってみた。
「ショパン ワルツ集」



夭折の天才。
モノラル録音にも関わらず、鬼気迫る演奏がそこには刻まれていた。
音の至福とはまさにこのことなのかもしれない。

そしてもう一枚、「ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル」



33歳で死ぬ3ヶ月前に、死期を悟ったリパッティが行った最後の演奏。
聴衆も皆、これが最後だと知っているという壮絶な状況でのリサイタル。

バッハ、モーツァルト、シューベルト、ショパン。

この日、最後に予定されていたショパンのワルツ第二番。
リパッティは、力尽きて演奏できなかった。

しかし、そこには悲壮感は全くない。
ただ、音楽に身を捧げた者の溌剌とした伸びやかな魂が記録されている。
ただ耳に心地よく、心に心地よい演奏がつづく。
心の奥に刻まれる、ただただ美しい旋律、まさに至福なのであった。

あらゆる意味で、マスターピース。

ロスト・イン・トランスレーション

2008-01-04 01:27:55 | 観た、聴いた、読んだ
写真は、息子の作った正月飾り。

ただただのんびり家で過ごす無為無産の日々を過ごしている。

友人知人が訪ねてきて、杯を重ねる。
息子と気ままに遊ぶ。
台所に立ち、料理を作る。
好きな音楽を聞きながら、窓を開け放って風呂に入る。
そして午睡。
どこにも出かけない。

いわば、おうちリゾート状態である。
なんだかワダカタマっていた何かが、溶けてゆく気がする。

そんな風に、たゆたっていたら、たった今、胸を打ち抜かれた。
HDDに録りためてあった映画のうちの一本、「Lost in Transration」。
数年前のソフィア・コッポラの映画、劇場公開時に見逃していたものである。

(というか●年ほど、劇場で映画を見ていないという話もあるが)

殆ど観終わりかけて、ブログでも書こうとラップトップを開いた瞬間の事であった。

藤原ヒロシとか、HIROMIXが出たりとか、
カラオケでゴッド・セーブ・ザ・クィーンを絶叫したりとか、
なるほど、なるほど、と思うシーンはいくつもあった。

僕を打ち抜いてしまったのは、ラストシーン。
抑制の効いたラブストーリーに、少しじーんと来始めていたときに、それは鳴った。
Juses and the mary chainの「Just like Honey」。
おー、ここでそう来るか、ソフィア。
30代男子の胸をサックリと一差しの選曲、すんばらしい。

そしてさらに追い打ちをかけるかのように、
最後のタイトルロールでは、はっぴいえんどの「風をあつめて」が。。。

ソフィア、君は本当によくモノを分かっている。
出来がどうとか、そーいうこととは全く無縁の事柄である。
ただただ、そのセンスに無性に勇気づけられた。
激しく感動した。

こういう全くの無為無産の時間の中でしか出会えない何かってありますよね。
多忙な日常がつづくと、自分が消しゴムみたいにすり減っていってしまうような錯覚に囚われるのだが、自分自身を養い、再び闘いの中に身を投じるための、何か。
うまい表現が見つかりませんが・・・。

ソフィア、ありがとう。
とてつもない量の、その何かをこの映画から受け取りました。

走ることについて語るときに僕の語ること

2007-11-11 23:54:23 | 観た、聴いた、読んだ
村上春樹の新刊。

本人の写真が何枚か掲載されているが、実に健康そのもの。
1週間で60キロ走るというその肉体には贅肉が殆どない。

走ることを決して勧めたりはしない、というが、
この本を読んでいると、無性に走りたくなる。
でも朝から10キロ走って、その後、ブランチなんて生活できません。。。
ってちょっと皮肉も言いたくなるけれど。

最近は、なぜだか超多忙なりて、サンデー・ランナーですらない私。
ひさしぶりの休日、さあ走ろうと思ったら、雨が降ってきました。。。
とほほのほ。

ストイシズムあふれる一冊。
風呂場で読むには疲れる本でありました。




サイ・快進撃

2007-10-10 01:11:31 | 観た、聴いた、読んだ
すげー、すげーと最近、興奮気味。

ファジル・サイなのであーる。

ベートーベン、ハイドンと来て今度はバッハ!
って発売順はさかのぼっているんですけどね・
またかっちった。

いやー、いいっす。
この人の弾くピアノは、この人しか出せない音がする。
今まで知らなかった旋律や情感が立ち上がる希有なピアニストだと思う。
古式ゆかしいものがお好きな人は、嫌いかもしれません。
しかし私は、そもそもロッケンロールなクラッシクファンなので、
細かいことは気にしませんのココロ。
サイコーっす。サイ兄貴!もっとロケンロー!

お風呂も、リビングも、書斎も最近はこれできまりっす。

4手ピアノの多重録音の「春の祭典」もかっちった。
でもあまりに多忙で全然聞けてないのであった。。。

今週末は、絶対に屋上で「春の祭典」だ、と心に固く誓った深夜1時なのであった。

ファジル・サイ

2007-09-19 02:56:29 | 観た、聴いた、読んだ
トルコ人のピアニスト。
この人、すっっっごい。

クラッシックのテクニックは、抜群。
そして「トルコ行進曲」とか「24のカプリース」とかをジャズに仕立てる。
作曲もする。
ピアノを弾くことが、楽しくて楽しくて仕方がない、そんな感じ。

噂はあった。
僕の周りで何人かが、「すごいらしい」といっていた。
ふーん、と思っていたのだが、
ある時、仕事で知り合ったクラッシック関係者の人から、熱烈に勧められた。

そこまでいうなら、と聴いてみて、カッツーンときた。
ジャストミーーート。
久しぶりにはまってしまったピアニストなのである。

最近のお風呂タイムのお気に入りは、ベートーベンの「熱情」と「テンペスト」。
いや、旦那、いけまっせ、ほんまに。