スワンキーズ、swankys,swankysssssss

行ってきた。東京に戻ってきたが、何から書いて言いのかわからないから、
滅茶苦茶長い日記になると思う。

思えば、スワンキーズ再結成のメールが兄から届いて、
今回一緒に行ったイトウ君に
「事件だ！事件だっ！」とバイト中に電話したのが、偶然にも、
１０数年前にスワンキーズがTOKYOでGIGった、目黒鹿鳴館前。

ビデオやCDを聴き、バイト中に鼻歌唄いながら
４月１０日を待った。はやくも４月８日に博多入りして、
ホテルでスワンキーズをガンガンにかけながら、
場所っプ仕込みの冷奴とニート階級の安酒happosyuで乾杯！

当日何があるのか？実は騙されてるんじゃないのか等の心配をしながら、
４月９日イトウ君は実家
のある北九州へ、俺は長崎へ帰る。
実家に帰り、兄とスワンキーズ話。眠いのでねる。

当日、目覚ましの音ではなく、ドカタソングの大音量で目が覚める。
Be-1前でイトウ君と合流して、
今日ばかりは「エビス」を飲む。
鋲ジャンパンクや、おっさん、ヤングと色んなパンクがいる。
隣のライブハウス「ロゴス」では、
俺達のパケット代で髪の毛をおかっぱ頭にしてる木村カエラの
ギグが行われているようで、広告代理店とボーダフォンからの花輪を見て爆笑！！

今回のスワンキーズの再結成の直接的とも言っても過言ではない、
いちごびびえすをロムってた
面白キャラな人が「こん中でいちご見てた人？」と語りかけている。
俺とイトウ君はまだ始まってもいないのに、
「もう満足だね」とこみ上げてくる。

中に入る。BEERで乾杯して、CUTの演奏が始まる。客の野次が凄い、
「やかましかぁー」をCUTは連呼する。
俺はCUTの１曲目が始まった時点で既に涙がボロボロ出ている。

２番目anti fadの演奏が終わって、いよいよスワンキーズである。
幕が閉まって、チューニングしながら、
PISTOLSやらジョニーサンダーズの曲のリフをチョロビキしてる音だけで、
ゾクゾクする。
回転を遅くしたカーペンターズのイエスタディワンスモア？がかかる。


swankys登場！！
一曲目old fashionでもう大泣きでそれから、
４曲目位までは泣き止んだと思ったら、また涙の繰り返しで、
鋲ジャンにまみれながら、踊りまくる。
ポップロッカー？の歌詞「センズリマガジン宝島」という歌詞が、
CDによっては「宝島」の部分が自主規制なのかわざとなのかはわからないが
「ピー音」に変わっていて、いつも
「センズリマガジン♪」の後はスピーカーからは
「ピー」音が流れながら、
俺が「タカラジマァ」と吠えていたんだけど、
今日は生watchの声で「宝島」と聞こえてくる。
だが、「ピー音」は鳴ってないハズなんだけど「ピー」という音も聞こえてくる。
間違いなく空耳なんだけど、空耳じゃない。
というよりも、限りなく、いつも聞いているCDとこの場の音が重なっておこる現象なんだろうと
思う。

ココがいつで、どこなのかが軽くわからなくなる。
たぶんそれは、そこに居た人やスワンキーズのメンバーもそう思ったんじゃないだろうか？

最初から客は野次りまくってwatchの身体は少し萎縮してた感じもあったが、アンコール後からの
蝉が鳴り始めてからは、
「コレがwatchの身体かぁ」という位しなやかになり、
やたらと曲間で休んで野次られて「はやくやれぇー」に対して

「パンクならもっと野次れ！！」watch節で、座りこんで、客を野次らせる。
最後のI’ｍ　punkでwatchは「I’ｍ　punk」の部分は忘れたフリをしながら歌わずに客席にマイクを投げた。

完璧なswankysだった。

一つ大切な事を書き忘れていた。
今回一緒に行ったイトウ君は場所っプでもお馴染みの両手を組んでブロンズ像と間違う位、穏やかにライブを観る人なんですが、スワンキーズのgigでは、別人と言うか、俺の目写メ（メシャメと読む）のメモリーにバッキンバッキリ焼きついた、袖からのスーパーマン並みの横っ飛びダイブに
肝っ玉父さんもマジセレブ顔でビビりましたYO！！

GIGがハネて、中高校時代の友人らとも再会し、居酒屋に行き、犬まがいのタイチ君から電話あり
「何度も泣いたよ」と伝え、タイチ君は西荻窪ワッツでのガーゼとカラードライスメンのGIGに行ってたらしく物凄かったとの事、いろんな理由で再結成する事になったんだろうけど、その理由の中には、いちごびびえすでのスワンキーズスレッドが建った、２００１年９月１１日というテロの日にイトウ君がソレを建てた。

イトウ君いわく、「スワンキーズの豆知識が知りたかった」との事だが、始まった当初誰も書き込まず、一人で自作自演を５０位書いたと言っていた。
俺はあまりいちごびびえすをみてなかったんだけど、さっき１から読みなおして、イトウ君が一人で書き込んでる姿を想像しながら、爆笑しながら、mauseをどんどん下に下げながら、メンバーが書き込んだり、メンバー同士がそこで再会したり、当時の博多パンクシーンの裏話だったり、ドキドキしながら読みました。

中心がないままで、美しく転がった玉がどんどん大きくなって、今回見にいけなかった人もネット上で、今回のGIGの曲順をリアルタイム以上にはやく知れたり、また、何があったか既に伝説の
GIG中に１０分間だけUPされたMP３の音だったり、いろんな角度から楽しめて、
メディアを自分達だけで踊れる場所に還元した、大変美しい景色でした。

なお、GIGも終わり、居酒屋も出て、兄達と別れて、イトウ君と本日の寝床探しをした

「ねぐらに帰ってマスターベーション」（マッドカプセルホテル）編は恥ずかしいので明日書きます。

追伸！！今週木曜の１０時頃からネットラジオ（ねとらじ）でイトウ君といっしょに
スワンキーズラジオやります。

また博多のホテルの話になるけどさぁ　　by山下洋輔

お楽しみに！！