平谷温泉

水を汲みに長崎県と佐賀県の県境の山奥にある平谷温泉に行ってきた。

眺めがサイコーで人工物が一切ない山と霧と湯けむりが、水墨画の中に入っていくような感覚があって高揚感がある。
山と霧と湯気の間にはガラスの仕切りがあるんだけど、露天風呂にはその仕切りがもちろんないので、湯気なのか霧なのかがわからない。
この物語の中に入り込んでいく感じは何なんだろうか？

銭湯のペンキ絵師の田中みずきさんが、好きな美術作家が銭湯をモチーフにしてる事が多かったので銭湯に初めて行ったら壁画のペンキ絵と湯けむりが相まって中に入り込んでいくような感じがしたと言ってた。平谷温泉はその感じの本物版というか、景色が安い水墨画なんすよ。
こんなベタな水墨画ありますかね？と言いたくなるような山々と霧。

うん。サイコーなので、田中みずきさん一度平谷温泉にいらっしゃいませんかね？ご案内します！
駒村さんと来て下さい。
ド接待します。

平谷温泉温泉の近くにある直売所で水を60リットル汲んで帰ってきました。
我が家の飲料水は、すべて平谷温泉の湧き水です。柔らかくて美味しいです。