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場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

【別府番外編】

2009年06月18日 21時03分21秒 | 場所っプ
別府での凄すぎるミラクル取材「グミの舎」はいまだにうまくまとめられそうにないので、どうにかまとめるつもりですが、月曜のラジオで詳細を話していこうと思うので聞いてみてください。


【別府番外編】
別府は街が汚くてよかった。建物が中途半端に古くてギリギリ観光地にならない感じや、温泉100円無人など、イチローがスイーツを超えるおもてなしでどこまでも温泉に連れ回してくれてぽかぽかでした。滞在してたアパートでは得意の人見知りを発揮してあまり話もできませんでしたが、別府図書館で「グミの舎」の資料をアユミお嬢と探しに行ったら、司書3人がかりで徹底的に探してくれて、スクラップブックに切り抜きされた一つの記事が見つかっただけですが、一人のコイヌのような目の司書さんが「これに載ってないでしょうか?」といって「別府と占領軍」というタイトルの本を渡されて、めくる前から絶対に載ってないことはわかってたんですが、開いたらもうアウトでこれがもうクソオモシロくて、「おいアユミお嬢!あんたグミの舎調べててくれ、俺はこっち読んどくわ」と夢中になってしまいました。
時間がなかったので一部分しかコピーできませんでしたが、これはもう一度調べに行きたい。

戦後別府はアメリカ軍にのっとられの助で、赤線青線パンパンハウスが大賑わい!

元々温泉街に風俗はつきもので、戦前からそういう場所への抵抗がないのに、港街で流れ者多い+戦後ドサクサ+アメリカ軍乗りつけでパンパンハウス大賑わいとなると本当にとんでもなかったみたいで、その別府と占領軍からいろいろひっぱってきます。



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「ある(パンパン)ハウス業者の記録」
〇月〇日
ミドリは田舎の出で、牛のようにのろまだがシンの強いとこがある。ペィデイ以外はいつも売れ残る口唇性交をすすめる。日本では「尺八」アメリカでは「フルート」といわれるアレだ。別府では「東京ハウス」ともう一軒、それ専門の(パンパン)ハウスがある。
200ページ
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なんじゃコリャ奥ゆかしいと見せかけたズバリ表現の口やすりがけ!!
とにかく文章が面白くて、この本が出たのが1980年頃。
トピックがいちいち面白い。
「少国民の見たパンパンガール」、「江戸の悪代官もどきーーーーー性病探索班」ときてる。しまいには「いまだから話せる戦後秘話(元警察通訳VS元パンパンハウス経営者)」トピックが凄い!
パンパン経営者が戦後バリバリのパンパンハウス大盛況だった頃を振り返って「小屋さん(元警察通訳)達から見た戦後の別府を一つ?」

小屋「一口で言えば裏切りと背信の時代というんですかね。絵にかいたような美しい兵舎、スマートなカーキ色の軍服を着たアメリカ兵、それに引きかえドス黒い顔をしたうす汚い服装の労働者の群、ヤミ売りとパンパン、エロ・グロナンセンスの入り乱れた昼と夜の二つの顔を持った別府の町は、いつばれるか知れない不正行為をする人間の渦で殺気立っていました。町を歩いていた若者が突然MPに呼び止められ着ていた官給品(GI)をその場で脱がされるんです。政令違反で没収、服はそのままMPステーションへ、そしてこの品が又いつの間にかヤミ市へ流され、新しい政令違反者がつくりあげられます。一枚の衣類が何回も堂々回りされて売り買いされていたんです。」

203ページ

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スゲェ凄すぎる。全然一口じゃねぇよ!映画越えた町並みじゃねぇか!
エログロナンセンス入り乱れた?不正行為をする人間の渦で殺気立ってた?
とんでもないし町並みの感想を警察通訳だった人が言ってるってのが凄い。
他にも占領軍が毛布を流す→衣料不足→オーバーやスボンをソレで作る→染めかえて着てもバレる→摘発。
あそこの奥さんが着てるオーバーは占領軍の毛布で出来てるという密告やあそこのカーテンは占領軍の敷布という密告などがあり、一つの毛布が十数人にまわることもざらでした。

Yes!ECO!
すごいなぁ!声がムカつくソトコト編集長のコヤマクンドウだっけ?あいつに教えてやりたいね。
別府は始めから占領する予定で空爆されてないから古い建物がたくさん残ってる。京都のような古くていいものを大切にする感じではなく、古くて汚い物が当たり前に現役で使われている印象があったから、100円温泉のジジィ(90歳くらい)に当時のパンパンハウスのことを聞いので曖昧テープ起こしする
「おい(俺)は絵かきやけんね(だからね)、昔はブルーバード(別府駅前映画館)の看板ば(を)描きよったけんね、こい(これ)ば見てみんね」と言って「風と共にさりぬ」などの看板を描いた写真を見せてくれた。

ヒカル「パンパンハウスはどがんやったですか?(どんな感じでしたか?)」

「おい(俺)はパンパンハウスはあんまり行かんやったばってん(行ってないけど)(ホントか?)パンパンの店の壁画ば描いたりはしたもんね、流川んにき(あたり)にまだ建物の残っとっちゃなかやろか、あとビリケンダンスホールの装飾もおい(俺)がしたけんね、今マルエツ(別府のスーパー)になっとっけど屋上の梁はまだ残っとるけん見てこんね(見てきたら)」
とにかく残ってるし、別府の街には若者皆無で20代はアキオと呼ばれるイチローの車に乗った若者とアラヒトケタは猫をTシャツに入れて可愛がる小学生二人、後はアラフォーゼロでアラフィフ以降のアラ正、アラ明、アラ江戸レベルの老人だらけだから初子しかりで再放送&豊かな感受性で思い出インマイヘッドに色付けたりしてる可能性はあるが調べ治したい。


しかも一枚の毛布がズボンに変わって染めなおされヤミ市で何十回も売り買いされた服を資料としても見てみたいし、まだそこには価値を付けられてないから、ジイチャンバァチャンDeadギグ葬式の後に着物&スーツ以外は真っ先に捨てられそうだからどうにか拝見したい!
あの街とあの雰囲気なら服もたくさん残ってるハズだ。
それとぶっちゃけ本にでてくる当時別府で1番有名だったクレージメリーやミスベップという名のパンパンガールの伝説が凄い!
クレージメリーは「別府駅前で犬とやってた」とかとんでもないことが書いてあるよ!!

なんなんだこれは!調べることだらけじゃねぇか!本来ならば滞在してたアパート近くのam/pmでヒデシマフミカの声を聞いて東京を思い出したり、タバコを買うのに番号で何度言っても理解しない店員にお嬢アユミがキレサウンドで「50番!!」と言い放った話や、アパートで滞在制作してる奴らは昼12時までは温泉無料と言われて12時10分頃にイチローと金払う気分(100円)で行ってる道中に看板ジジイ(90歳)から来るのが遅い!早く入れタダでいいからと言われ看板ジジィ(現在温泉の番頭)の温泉に入るが昨日の雨のせいかクソ熱い。二人とも服も脱いでフルチンポムなんだけど無理無理、アチィアチィってことでカシ変えるベ!とイチローが言いはじめて、違う100円温泉に向かってたら、アクエリアスのペットボトルに豆乳を入れて帰ってきた看板番頭ジジイに遭遇!!ビビるヒカルのとっさの嘘「忘れ物したんで、、、」

ビビるイチローのとっさの嘘「やっぱりタダなのは申し訳ないと思って」

髪の毛がまったく濡れてないのを見たジジィが「いいから入って行け」と言われアッチンチンの温泉に入ってイチローのシャンプーがやたら長い(ウンコもやたら長い)のでおいてきぼりにしてジジィインタビューした話や、くるとんというイタメシ屋に間違えて入店した話や、図書館司書の息子が来年東京の服飾大学に行くらしいという謎の進路相談をウナヅキングお嬢アユミに相談し始めて「明日もまた来てくれる?」とコイヌのような目で言われてほったらかしにしてたら、帰りのバスにお嬢からこんなメールが来ましたよ!
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ヒカルさん送った帰りにたまたま図書館帰りの子犬ババアと遭遇して、何がどうなったか息子含む子犬家族に会いました。とりあえず息子の写真送ります。
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何がなんだかわかりませんが数珠繋ぎのように偶然とは思えないような人との出会いが凄かったです!!

デラベップ!!