こばなし

日々のよしなしごと

排水溝の猫と雪

2006年01月10日 | ペット・動物
外に出るのがおっくうで、ぐずぐずしていたら日が変わってしまった。
仕方なく覚悟を決めて、犬の散歩へ出かける。
冷たいものが顔に当たって、雨かと思いきや、雪だった
降ったり止んだりしながら、静かに雪は降っていた。
明かりにすけて見える雪が、きれいで好きだ。

愛犬が排水溝の網の場所をしきりに嗅いでいるので、
なんだろうと思ってのぞいてみた。
大きな2つの目がこちらを凝視していて、笑ってしまう。
猫が微動だにせず、こちらを見ていたのだった。
「外よりあったかいの?」と聞くと、猫はどこかへ行ってしまった。

愛犬は猫がいなくなったことに気づき、きゅんきゅん鳴いていた。
愛犬は猫好きだ。きっと犬よりも猫が好きだ。
でも猫には嫌われてばかりいる。
ひっかかれたり、逃げられたり。
世の中ってうまくいかないもんだね。


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