こばなし

日々のよしなしごと

山田かまちのノート

2005年09月08日 | 山田かまち
暗い雲に心をあずけたら
それであなたは死におちる。
きらめく炎をおし殺すように、電光を心の隅におしこめてしまったなら、
それからあなたは死ぬのです。
すこしでも光を消さないで、
たえる時はたえていい。
でもそれもつづかない。
いつかは必ず燃さなくてはならないんだ。
いつかは必ず
(76・1・28)


今この世界で、情熱をくすぶらせている人はきっと多くいるのだろう。
その苦しさを知っているけれども、それがとても幸せな悩みであることも知っている。
幸せだからこそ生まれる悩み。

明日は満足に食べれるだろうか? 明日は生きていられるだろうか?

そういうことを日常的に考える生活を、わたしは知らない。
生きていられるのだから、情熱を燃やさなくてどうするのだ。
わたしは、幸せだと思う。

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