水谷先生のドキュメンタリー。
去年彼のドキュメンタリーを見て、わたしは彼のことがとても好きになった。
彼は高校教諭という仕事をしながら、繁華街の夜回りをしたり、
日本じゅうを講演してまわったり、メールや電話でたくさんの子どもたちの相談にのったりして、
たくさんの人たちを助けている。
彼のしゃべり方はとても優しく穏やかで、
声もすごく優しい。
今回のドキュメンタリーでも、前回と同じメッセージを伝えていた。
以下水谷先生の講演の大体の要約。
今は攻撃的な言葉が溢れています。
子どもたちは誉められるよりも、怒られることのほうがずっと多くなった。
お父さんはいい。
会社で嫌なことがあっても、奥さんに当たり散らして、どこかの飲み屋でうさばらしすればいい。
お母さんはいい。
子どもに当たり散らして、夫にお昼代500円を握らせて、自分は3000円のランチを食べていればいい。
でも子どもはどうですか?
子どもには、昼間の学校と夜の家庭しかない。
だから夜の街にくり出し、悪さをする。
学校で気に入らない誰かを痛めつける。いじめです。
では誰かを傷つけることなどとてもできない、優しい子はどうでしょう。
そういう子は部屋に閉じこもり、ひたすら自分を責めます。すべて自分が悪いのだと思い込む。
そして自分の体を傷つけ始めます。リストカットです。
夏場は半袖のためアームカット。フェイスカットまで行くと大変です。これは男の子に多い。
もしご自分のお子さんがリストカットしていたら、どうしますか?
きっと大抵の親はこう言うでしょう。
「何してるの!? こんなことやめなさい!」
リストカットを止めてはいけません。
ガス抜きをするためにリストカットをしているのに、止めてしまったら破裂してしまいます。
リストカットの原因を取り除かない限り、止めることはできません。
大抵の親はよく言います。
「うちの子にはいいところが一杯あるんです!」
でも子ども自身がそれに気づいていなかったら?
言葉に出して言いましょう。
「あなたが何より大事なのよ」
「お前は本当に優しい奴だ」
どうぞ目一杯お子さんを誉めてあげてください。
番組スタッフの「命を削ってますね」という言葉に対して。
「とんでもない。子どもたちの笑顔のために僕は生きてる。
これをしてなかったら、僕はとっくに死んでますよ」
満足に眠ることもままならず、人のために走り回る水谷先生。
前もそうだったけれど、この番組の3分の2くらいはずっと泣き通しだった。
「生きてるだけでいいの?」
そう問いかける少女の、か細くて弱々しい声が、頭から離れない。
去年彼のドキュメンタリーを見て、わたしは彼のことがとても好きになった。
彼は高校教諭という仕事をしながら、繁華街の夜回りをしたり、
日本じゅうを講演してまわったり、メールや電話でたくさんの子どもたちの相談にのったりして、
たくさんの人たちを助けている。
彼のしゃべり方はとても優しく穏やかで、
声もすごく優しい。
今回のドキュメンタリーでも、前回と同じメッセージを伝えていた。
以下水谷先生の講演の大体の要約。
今は攻撃的な言葉が溢れています。
子どもたちは誉められるよりも、怒られることのほうがずっと多くなった。
お父さんはいい。
会社で嫌なことがあっても、奥さんに当たり散らして、どこかの飲み屋でうさばらしすればいい。
お母さんはいい。
子どもに当たり散らして、夫にお昼代500円を握らせて、自分は3000円のランチを食べていればいい。
でも子どもはどうですか?
子どもには、昼間の学校と夜の家庭しかない。
だから夜の街にくり出し、悪さをする。
学校で気に入らない誰かを痛めつける。いじめです。
では誰かを傷つけることなどとてもできない、優しい子はどうでしょう。
そういう子は部屋に閉じこもり、ひたすら自分を責めます。すべて自分が悪いのだと思い込む。
そして自分の体を傷つけ始めます。リストカットです。
夏場は半袖のためアームカット。フェイスカットまで行くと大変です。これは男の子に多い。
もしご自分のお子さんがリストカットしていたら、どうしますか?
きっと大抵の親はこう言うでしょう。
「何してるの!? こんなことやめなさい!」
リストカットを止めてはいけません。
ガス抜きをするためにリストカットをしているのに、止めてしまったら破裂してしまいます。
リストカットの原因を取り除かない限り、止めることはできません。
大抵の親はよく言います。
「うちの子にはいいところが一杯あるんです!」
でも子ども自身がそれに気づいていなかったら?
言葉に出して言いましょう。
「あなたが何より大事なのよ」
「お前は本当に優しい奴だ」
どうぞ目一杯お子さんを誉めてあげてください。
番組スタッフの「命を削ってますね」という言葉に対して。
「とんでもない。子どもたちの笑顔のために僕は生きてる。
これをしてなかったら、僕はとっくに死んでますよ」
満足に眠ることもままならず、人のために走り回る水谷先生。
前もそうだったけれど、この番組の3分の2くらいはずっと泣き通しだった。
「生きてるだけでいいの?」
そう問いかける少女の、か細くて弱々しい声が、頭から離れない。
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