こばなし

日々のよしなしごと

蟲使いも人間だよ あまり忌みきらうのはよくないな

2009年07月27日 | 日記
やっぱり夏がすきです
しあわせ


夏の午後から夕方の時間がいちばんすき

その時間に
窓を開けて
風の音と
ハチの飛ぶ音と
たまに通る車の音と
鳥の声と
セミの声と
子どもの笑い声と
お母さんたちの話声を
BGMにしながらする昼寝が
最高にしあわせ

我が家は冬が寒いかわりに
夏はわりと涼しい

クーラーはずっと使っていない


つくつくほうしが鳴き始めると
夏の終わりが近いから
せつなくなる


ひぐらしの鳴く声が
すきすぎて困る
動けなくなる
うっとりしてしまう


とうもろこしの葉っぱの
風に揺られてこすれる音が
なんともいえない


夜はカエルと
虫のオーケストラ



朝顔とゴーヤが
ものすごい勢いでのびている
もう2㍍はいった
つぼみはまだかたい

ほんとに一所懸命生きてるなぁって
植物を見ていると思う
茎が折れたってまた生えてくる
あのたくましさ

夏のエネルギーはすごい


どくだみ帝国をなんとかしなくては…



花火の音がしたから
はなちゃんとダッシュで畑のほうへ走った
畑は周りに何もないから
遠くを見渡せるのです

きれいに見えたー
あれどこのかな

終わったあと
花火の煙が雲になって流れてきて
どきどきした

風が強い夜がすき




映画のナウシカは
クシャナ部隊と辺境諸族部隊が土鬼の国に攻め入ろうとするけれど
それが土鬼が呼び寄せた王蟲によって失敗して
巨神兵も中途半端に呼び覚ましてしまったから消滅
腐海や虫は悪じゃない

そこまでで終わっているけど
本当のお話はそこから始まるのです

トルメキア王家の内情
兄たちに裏切られていたクシャナ
王蟲の子どもをなぜ捕まえることができたのか
土鬼帝国のその後
腐海が存在する本当の理由
巨神兵はなぜ生まれたのか

それが漫画には全部詰め込まれていて
初めて読み終わったときは
頭がナウシカでいっぱいになった
くらくらした

人間の存在意義ってなんだろう

ほんとにそう考えた

やっぱりすごい漫画だ
これは










腐海におかされ
滅亡にひんしながら
争いをやめぬ愚かさ

汚れた手で
生命をもてあそび
戦に使わんとする
僧会の傲慢!!

部族の忠誠を
わが身の安寧と
慾望の犠牲として
恥じぬ皇帝の驕慢

お前たちにはきこえぬのか!!
大地の怒りが
深い海鳴りとなってとどろくのが……!!

判らぬか
お前たちは悪魔の法を復活させ
大海嘯を自らまねきよせておるのだ


僧正


風の谷のナウシカ 2/宮崎駿

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