こばなし

日々のよしなしごと

「ハチが見えなくなるので涙よ止まって下さい」

2008年09月06日 | 日記
KとうさんとKたしまさん
明日から人生初の海外旅行です
グアムです

昨日二人で
腹巻き的貴重品入れを買ったらしい

んなもん買ったのか!
貧民街にでも行くつもりか!

ツッコミを入れました


絶対にいらないと言ったのに
Kたしまさんは結局おかゆを持っていくらしい
4日間じゃ絶対日本食恋しくはならないぞ!
つーか日本食レストランあるだろ!

心の配の性のKたしまさんです


ほんとに大丈夫かねあの2人…(-.-;)



でもいいなぁ
海外

日本人なんてどこにもいない
ど田舎に行きたい
絶対楽しいよ

旅先で知り合った人たちと
一緒にご飯食べたり
話したりするの
わたしは結構好きだ

旅は出会いがあるから楽しい
それきり会わない人だったとしても
思い出は残る

だからパックツアーとか
大人数で行くの
絶対にいやだなぁ
どこに行くかくらい
自分で決めるよ

ただぷらぷら歩いてるだけで
お店のおじさんおばさんとか
遊んでる子どもたちとか
知り合いができていくの
楽しいよ

東南アジアはやっぱり
子どもと女の人がかわいい
おっさんや男どもはセクハラだ



エルサルバドルに行きたい
でもその前にやっぱりインドネシアか
ボロブドゥールに行かなきゃ



でもそんなお金ない
あとライブがあるから行けないのだー





なんだか昔のことばかり考えてしまう



彼のことはもう嫌いだけど
あの人のことは
きっと一生好きだ
ひとりの人間として


嫌われるのは慣れてるから

そう言ったときの
あの人の悲しそうな目を
わたしは忘れないし
あの人を好きだったことまで
忘れるべきじゃない

寂しくて仕方なかったけど
それでもあのとき確かに
お互いのことを気に入っていて
想い合っている2人特有の
優しい時間が流れていたんだ

そのことを実感できるから
わたしはあの人を嫌いにならないのだと思う

ハチの匂いがかすかにした
初めての人だった





今日もハチ公を読んでいる
映画でも本でも
何度も同じものを見たり読んだりするより
新しいものを見たほうがいいと考えます

だけどハチ公だけは
何度も何度も読んでいる

あの世界が
あの世界に出てくる人たちが
愛しくてたまらない






宇宙の匂いと
ハチの匂いは
同じなのかもしれない



ハチのこと考えると涙が出る
現実にはそんな人いないのに

ハチの心は宇宙だ














ハチはいつも決して乱暴ではなかったが、とにかく均一に激しかった。いつもここではないどこか遠くで、なにかを追求しているみたいに見えた。こんなにいいセックスを知っているのに、もうすぐセックスできない世界に行くなんてかわいそうだった。
 だからこそ今、一生懸命なのかもしれない。
 まるで映画みたい、と私は思った。


『ハチ公の最後の恋人』吉本ばなな