こばなし

日々のよしなしごと

ティッシュ配り

2005年08月11日 | 日記
生まれて初めてティッシュ配りのバイトをする。それも消費者金融の。
降り立った駅にどうしてか見覚えがあり、その理由を考えていたら、
高校のときに代々木ゼミナールの模試を受けにきていたのを思い出す。
あれからもう5年も経ったのか…と感傷にひたる。

初めてだったので少し心配していたが、ティッシュの効力を思い知らされることになった。
もちろんもらってくれない人もたくさんいるのだが、だいたいの人がもらってくれる。
「ください」と近づいてくる人もいれば、渡されるのを待っている人もいる。
駅前だったので他にもコンタクトのチラシだったり、美容院のチラシを配っている人がいたが、
どう見ても苦戦していた。チラシを配るって大変なことだ。
それでもこういう仕事のいいところは、知らない人と自然に話せるところ。
「暑いのに大変ね」とか「あらありがとう」とか、声をかけてもらえるのはとてもうれしい。
ちなみに、本日とあるおじさまに「美人だからもらってやる」と言われた。笑
当然なかには感じの悪い人なんかもいるけれど、そこは人のふり見て我がふり直せ
自分はそんな風になってはいけないと戒める。
いい人はたくさんいるから、その人たちを見習いたい。
きれいな魂の人間になりたい。

バイト帰りにデパートのアジア雑貨展に行ったら、
トルコのナザールボンジュウというお守りのコーナーを発見する。
美人で男をたぶらかすのだが、実は頭の髪の毛は蛇で、
彼女の目を見ると石になってしまうという、あのメドゥーサの青い眼を模したものらしい。
邪悪な視線を跳ねつけるということで、トルコではとてもポピュラーなものだそう。
わたしは基本的にお守りに弱い。
というのも、買うかどうか迷っても、結局ご利益があるから買っても損はないという考えに至るから。
お守りを持っていると、なんとなく守られているような気分になる。
怖くなったとき、わたしはいつもお守りを握って、ご先祖さまと鬼太郎さんにお祈りする。笑
「わたしには神さまも仏さまもご先祖さまも鬼太郎さんもついているのだから、
そんなに悪いことがあるわけがない!」と自分に言い聞かせるのである。

ナザールボンジュウは、キーホルダーだったりピアスだったり、
いろんな形式で売られていたので、散々迷って結局ネックレスにする。
理由は天空の城ラビュタのシータの首飾りに憧れてるから。笑
今日のお給料は4750円なのに、使ったのは4000円だった…悲しい…。
また守ってもらえるものがひとつ増えたと考えよう。そうしよーう!

デパートで見つけたブロックアンパンマン