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こばなし

日々のよしなしごと

蟲師

2005年12月11日 | アニメ
ここでの蟲とは動物でも植物でもない、微生物や菌類とも違う、もっと命の原生体に近いモノ達。それらを総じて「蟲」と呼ぶ。それらは形や存在が曖昧で、ヒトと蟲とが重なる時、人智を超えた妖しき現象が生まれ、ヒトは初めてその存在を知る。
生命とは、他をおびやかすために在るのではない。ただ、それぞれが在るように在るだけ──
こうした「蟲」とヒトとをつなぐ「蟲師」である主人公ギンコが、旅の途中で様々な人々と、それに関わる蟲達に出会ってゆく。一話ごとに登場人物が異なる読みきり絵巻。

ギンコ(CV:中野裕斗)
"蟲"と"ヒト"とを繋ぐ"蟲師"。放浪の旅をして各地を回りながら、"蟲"を調査・探索し、"ヒト"の世界に及ぼす不可思議な現象を解決する。


本屋さんで蟲師という漫画を見つけたときから、ずっと気になっていた。
なんとなく、タイトルとカバーのイラストが、わたしをとても惹きつけていた。
どういう漫画かはまったくわからなかったので、でもそれきりだった。
夜中にテレビをつけっぱなしにしていたら、この蟲師のアニメが始まって驚いた。
アニメを見ていたら、やっぱりわたしの好みの世界の話だった。
蟲は妖怪のようだけれど、そうでもない。妖怪のほとんどには意志があるけれど、
蟲には別に人間に害をもたらそうという意志がそもそもない。
ただ生きている。あらゆる他の生き物と同じように。
蟲はとても人に近いが、気にしなければそれとわかることはない。
命の原生体というのを読んで、なんだか妙に納得した。
物語はとても淡々と過ぎていく。でもそれが逆に心地いい。

大人の漫画。
漫画も読んでみたくなった。
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ローゼンメイデン

2005年11月25日 | アニメ
ローゼンメイデンというアニメが好きです。
今放送されているのは第2シリーズで、ローゼンメイデン・トロイメントですが。
フランス人形みたいなかわいいお人形さんたちが主役のアニメ。
それがもうかわいくてかわいくて…
笑いあり、涙あり、戦いあり…
人形の影響で、人間が成長する部分もあったりなんかして。
そしてお人形たちの名前もセンスがあって素敵

真紅(しんく)
雛苺(ひないちご)
翠星石(すいせいせき)
蒼星石(そうせいせき)
金糸雀(かなりあ)
水銀燈(すいぎんとう)
薔薇水晶(ばらすいしょう)

昨日は戦いに敗れて燃え尽きてしまったはずの、
水銀燈が復活してかなり嬉しかった。
悲しく歪んだ子が、わたしはすごく好き。心配で放っておけない。
そしてその水銀燈を倒してしまった張本人の真紅が、
「良かった、水銀燈…」と涙ながらに安堵したのがまた微笑ましかった。
真紅はときどき、とても意味深いことを言ったりする。
その言葉に、思わずはっとする自分がいる。

わたしは下手な映画やドラマよりも、
アニメのほうがよっぽど感情移入できる。
アニメは虚構、あり得ないことが当然の二次元の世界。
だから、「それは無理があるだろ」とか「今のCG全然現実感ない」とかで、
気持ちが冷めることがない。
今は2次元の存在にしか恋をできない人が増えているらしいけど、
それはちょっと嫌だなぁ…
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まんが日本昔ばなし復活

2005年10月19日 | アニメ
新聞の広告に「まんが日本昔ばなしがデジタルリマスター版でよみがえる!
というものを発見し、
わたしはひとり大興奮してしまった。嬉しい~
昔は毎週のように見ていた。あれは本当に名作アニメ。
わたしはもともと昔話というものが大好きで、西洋のお話も好きなのだが、
日本の民話が何より好きなのである。
「なんだべぇ~」とか言われるとものすごくほっとしてしまう。

番組が始まって、市原悦子さん、常田富士男さんの声に思わず悶絶。
この声が聞きたかった…優しくてあったかい声
母が「この絵もいいよね~」というのにかなり同感。
かぐや姫で、
おじいさんが、月へ去っていくかぐや姫を、走って追いかけるシーン。
あまりに綺麗で思わず涙してしまう。
2話目がちょうふく山の山んばという、
またわたしの好きなお話だったので、嬉しくてたまらない。
なぜか山んばのお話が好き。怖いお話でも好き。理由はわからないけれど惹かれる。

そして最後のエンディングテーマ、にんげんっていいなでまたやられる。
母とふたり大熱唱。♪おいしいおやつにぽかぽかおっふ~ろ♪ ああ楽しい
来週が楽しみでならない…
コメント (2)
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