先日8/24(土)にあじさい秋季リーグがありました。
その試合前、直前で気が付いた事
「入部したての選手達はサインを知らない」
でした。そりゃそうだ、教えてないからわかる訳ない。
※私も判っているものとしていた事も私のミスです。
しかし、もう試合までには間に合わない。だから今回は主力選手のみサインを出す事としました。
そこで、反省会も併せて試合終了後にサインの勉強会をしました。
①打席に入る前には必ず監督からサインをもらう。
②塁上でサインをもらう際には必ずベースを踏んでサインをもらう。
③わかったら帽子やヘルメットのつばを触って「了解」のサインを送る。
④サインを確認したらアウトカウントを確認して離塁する。
頑張って出来るように指導させて頂きました。
そこで、先週(9/1)鶴見リーグ秋季大会1回戦があったので、そこでサインの実践を行う事としました。
打席に入る前に手を挙げて監督からサインをもらっている。よしよし 偉いぞ!
しかし、足元をよく見るとホームベースを踏んでいる。なぜ?
「おーい○○! ホームベースから足を離しなさい!」
初球を投げ終わって、2球目のサインをもらう。そうすると、またホームベースを踏んでサインをもらっている。
監督と私、顔を見合わせて???…わかった!!!
わたし「おそらくサインを見るときはベースを踏んで見なさい と言ったからベース(ホームベース)踏んでいるんですよ!」
監督「!!!」
二人とも顔を合わせて爆笑です。
確かに、②に記載しましたように塁上(1,2,3塁)ではベースを踏みなさいと指導しましたが、まさかホームベースを踏むとは…。
今度は「なぜ塁上(1,2,3塁)でベースを踏んでサインをもらうか」の理由も指導させて頂きます。
いや~、実に和む実話でした。
選手達は私たちが想像している以上の発想がありますね。
我がチームは、今現在最弱チームです。
先週、鶴見リーグ秋季大会1回戦では区内強豪チームと対戦しました。
結果、22-0で惨敗です。
しかし、私自身、全く今は「恥ではない」と思っています。
入部してまだ2ヶ月の選手が居たり、Regでない4,3年生が6人(チームの半分以上…)も居たりと、まだまだ発展途上のチームだからです。
22-0で負ければ、そりゃ指導者も選手も悔しいでしょう。
何もできないで負けた…。そう思うだけでは前には進めないです。
強豪チームとやる時は相手選手の動き、指導者の声掛け等を徹底的に勉強させて頂きます。
だから、強豪チームと対戦する事に、少しだけ楽しみもあります。
大敗する事で、選手達が学べる事は大きいと思いますので。
そして私も指導者も、強いチームはどのような試合の入り方をして試合中にどのような声掛けをしているのかを見てほしいです。
子供達はすんごい勢いで成長する生き物です。
現に、この前までキャッチボールすらできず、バットにボールすら当てることすら出来なかった子が、内野ゴロを打てるまに成長しました。
また、サインの見方、バックアップの入り方、教えた事が少しずつですができています!
全ては選手達の成長の為に!
本日(9/1)は鶴見リーグReg秋季大会の初戦でした。
いつもは審判部から試合を観戦してましたが、本日は審判部ご配慮からベンチで観戦です。
対戦相手は超強豪チームの別所ベアーズさんです。
我がチームはジャンケンで負けたにも関わらず何故か🤔後攻でした。
スタメンです。
1.リク 9 → ミナト 9
2.ヒデキ 1 → 6
3.タケル 5
4.ケンタ 2
5.ハルマ 4
6.ヒロワカ
7.リヒト → 1
8.トモヒサ
9.ユメ → 代打 ユウキ
本日はJrからミナト支援頂きました。
まあ…何だかんだて3回で22-0と圧倒的な試合展開で完封でした。
しかし、強がりではありませんが、前から比べてかなり成長しています。
サードのタケルも実戦2試合で、かなり成長しました。
リクもしっかりバックアップした所が見られ、私は大変嬉しく思っております。
しかし、野球は勝たなくてはやはりつまらないです。
次回は、『 勝て!』とは言いませんが、いい試合を望みます。
選手諸君 お疲れ様でした。
そろそろ、秋の大会に向けた選手選抜がある程度見えてきました。
4月に入部したばかりの選手がスタメンででたり、春季大会はスタメンで出ていた選手が控えにまわったりと、結構大きな変更があります。
そこで、私の監督時代の体験を述べさせて頂きます。
当時、Regは6,5年生で構成され、だいたい6年生が主力で空いた所に5年生といったメースが多かったです。
その選手(仮にA選手とします)は6年生で、上記のように試合では、ほぼスタメンでした。
それが甘えになったとは思っていませんが、練習態度やスタイルに疑問を感じるようになりました。
その日は練習試合を組んでいたので、試合前のスタメンを発表しました。
勿論A選手は試合に出れると思っていたと思います。
しかし、私はそのスタメンにA君を入れませんでした。
スタメンが発表されて、移動のために道具を車に積み終わり、少し時間があったのでA君を呼びました。
わたし「Aちょっときなさい。Aは今回、なぜスタメンから外れたかわかる?」
A君 下を向いて「…」
わたし「ここ最近、野球やチームに対する考え方が少しおかしいぞ。」
わたし「毎回、試合に出れることは当たり前じゃない。上手だから試合に出れるわけじゃない」
わたし「今日はバット引きやボールボーイをして、一生懸命にチームメートを応援しなさい。」
A君「わかりました…」
試合は我がチームは劣勢です。投手も四球が多くなり毎回得点圏にランナーを背負う状況です。
私は試合も気になったのですが、どうしてもA君の対応も気になりチラチラ見ながらの采配となっておりました。
しかし、A君は率先してバット引きをしたり審判へボールを渡す係を一生懸命していました。
また、応援歌も率先して行っており、大変頼もしく見えました。
試合ですが、時間的に最終回となりました。
そこで、私から「A 次の打者で代打で行くぞ」と伝え、A君も「わかりました!」と言ってヘルメット、バットを持ってネクストサークルに向かいました。
結果は三振でしたが、清々しい顔だったと思いました。
ベンチの同級生からも「A!ナイススイング!」と言いながら、三振でしたが皆からいじられていました。
試合が終わってから、A君と話す機会があり、少しだけ話をしました。
6年生だから、絶対条件で試合に出れると少し思っている気持ちが無かったか?
練習でも「俺は6年生だから」とボールを5年生に拾わせたり、応援も他の者に任せていなかったか?
うつむきながら、少し頷くA君。
最上級生だらこそ、率先して行うんだよ。それを下級生が見て、「俺もやらなくちゃ!」と思うんだ。
そうする事で、チームワークができて信頼関係が構築できるチームになるんだよ。
この経験を生かして、もっともっとチームを良くしてくれ。
「わかりました。」
試合は
『出してもらえなかった』ではなく
『出れなかった』
という事をしっかりと理解して欲しい。だから技術以外にもしっかり指導していきたいです。