「バ~ラが咲いた、バ~ラが咲いた」のバラ日記

リタイア後、バラの庭づくりの記録がわりに始めた日々の生活。

バルセロナ2日目 コロニアグエル教会

2018-11-30 01:05:48 | スペイン フランス旅行
バルセロナ郊外のコロニアグエル教会に出かける。

グエル氏が、スペインで初めて建設した工業コロニーのための教会であるとのこと。

ガウディが途中で手を引いた建築物でありながら、ガウディの最高傑作と評価される世界遺産。

地下鉄と鉄道で無人のコロニアグエル駅に着く。

当時の工場を思わせる大きな繊維工場が目につく。

従業員のためにできた町であることが今でもわかる。

町の入り口の並木道


インフォメーションに寄り、チケットと音声ガイドをもらう。
すでに鉄道の切符に含まれているらしく、帰りの切符ももらう。


途中で建設をやめたものの存在感ある建物である。
講堂予定の半地階部が教会になった。大きな花のステンドグラスが
美しい。




ガウディの逆さづり模型の初期の様子がよくわかる。サクラダファミリアの小型にも思える。

何より、我々を入れて3、4組の観光客しかおらず、空気もきれいでゆっくりと見学することができた。
町の中には、ガウディの弟子たちによる独特な建物もいくつかあり、当時の工業コロニーを感じさせる。


町の中心にあるグエル像


バルセロナとは違う雰囲気に訪れてよかったと思う教会と町。

鉄道でバルセロナにもどり、宿泊したホテルH10の近くのカサミラを見学する。

高級アパートとしての建物だが、あの時代に、ガウディが地下に自動車用駐車場を作ったのは驚きだ。どこまで近代を予測していたのだろうか。


入場料が高いのは、驚き。

昼食は、タパスで有名な
セルベセビレ カタラナへ行く。

娘が調べてくれていた。


評判通り、どれも美味しかった。
スペイン語のメニューしかなく、娘が適当に頼んでくれたが、選び方がよかった。

ししとうのOlive揚げ、アスパラと茸のOlive炒め、マテ貝、ラズベリーソースのフォアグラと牛肉
、カタルーニャのブレッド。
〆はココナッツプリンとオレンジに入ったいちご

本当に美味しかった。娘は、気持ちよく赤のグラスワインを2杯気持ちよく飲んでいた。

勘定をすませて店を出ようとすると、長蛇の列。12時前に入ってよかった。夜はもっと混むらしい。

最後は、バトリョ邸を見学しようとしたが、入場料が高いのでやめた。
デパートで果物ともって帰るワインを買い求め、ホテルに戻る。
昼食の美味しさに満足し、夜はホテルの部屋で簡単に済ませた。

バルセロナ1日目no3 グエル邸他

2018-11-29 14:34:52 | スペイン フランス旅行
お腹を満たしたところで、グエル邸へ。財をなすことはこうした建築遺産を残す上でよいことだが、あの時代にこの豪華さは、羨ましい。


ガウディの暖炉の煙突


ランブラス通りの賑わいは、変わらず、6年前との違いは、青葉から秋の枯れ葉へ


カテドラルへ戻る。巡礼中もたくさんの大聖堂を見たが、一つ一つにあまり記憶がない。どれもすごいが、信者でもないので同じように見えてしまうのは私だけかな。
ただ、500キロ歩いた巡礼の目的地サンディエゴ大聖堂は鮮明に覚えている。到達の達成感であろう。


カタルーニャ音楽堂へ
観光客のためにより工夫するのか、以前より丁寧な説明だったか。しかし、英語なのでほとんど理解できなかった。


かなりの距離を歩いたが、足の疲れよりも、男女問わずの歩きタバコの煙と車の排気ガスですっかり咽を痛めてしまった。
特に歩きタバコには辟易。参る。

電気ポットとうがい薬を持ってこなかったことを悔いたが、娘がコーヒーマシーンでコーヒーをいれずにお湯だけにすることを思いついた。
持ってきた緑茶に梅干しを入れて飲むことでだいぶ楽に。

夕飯は、見つけた生ハム店で、100グラム22ユーロの生ハムを買い、スーパーで買ったミニトマトとパンとインスタント味噌汁で済ませた。
生ハムは、この際一番高いものを求めたので、値段だけのことはあった。二人でペロリ。

APASIONADOS DEL JAMONという店らしい。イベリコ豚専門の生ハム店のようである。


インスタント味噌汁は、その次に美味しかった。やっぱり日本人。慣れた日本食にはかなわない。


バルセロナ1日目no2 サンジュゼッペ市場とピンチョス

2018-11-29 06:22:35 | スペイン フランス旅行
地下鉄を乗り継いで、以前も訪れたサンジュゼッペ市場に入る。

新鮮な野菜、果物、魚介類、肉類、ハムなど、住んでいれば、あれもこれも買い求めたくなる。

とりあえず、1ユーロの生ジュースを買う。美味しかった。





あとでもう一度寄ることにして、込み合う前に昼食を取ることにした。

娘が調べたピンチョスの店に入ればよかったが、6年前に通りがかりに入った店のピンチョスを再度食べたくて、店の名前も場所もわからず探し回った。

ゴシック地区のカテドラル近くの路地であることまでは、裏覚えだが、なかなか見つからず歩き回った。

けがの功名か、ピカソの壁画に行き着いた。娘にピカソのそれであることを教わった。ほとんどの人は、それに気づいていないのか立ち止まる人がいない。

建築家協会の普通の建物の壁だからだろうか。6年前には、気づかなかった壁画である。

ピンチョスの店が見つからないので、気を取り直して娘が調べた店に戻ろうとしたところ、偶然にも6年前の店が目の前に現れた。

ここだここだ!
巡礼でスペイン料理とはなんと美味しくないものかと思っていただけに、ピンチョスを口にいれたときのほっとした小さな感動!

活気溢れる店員さん。

店員か女主人かはわからないが、忙しく動き回る年のいった店員さんは、年は違えど雰囲気は一緒だった。

探しているときは、見つからず、以前のように通りがかりに見つかった。




ピンチョスを一口いれたときの感動は前ほどなかったが、今回は6年前と同じ店に入ったことが感動的であった。

よかったあ。懐かしさとまた来られたことのうれしさ。

お腹を満たして、カテドラルへ。






バルセロナ1日目no1 サクラダファミリア

2018-11-29 01:15:32 | スペイン フランス旅行
飛行機の長旅の疲れで、昨晩は、ぐっすり眠ることができた。

きょうは、娘がオンライン予約をしてくれていたサクラダファミリア聖堂の見学から始める。

9時の予約だが、朝食も考え、7時過ぎにはホテルを出る。
まだ夜が明けないバルセロナ。

6年前の巡礼の旅を思い出す。夜が明けないうちに宿を出て、ひたすら歩いたこと。

まずは、聖堂の目の前のおいしいフォッカチャの店(ブエガスミガス)を目指す。

娘が調べておいてくれた。夫と旅をするときは、適当に行き当たりばったりで店を探す。
行き先もほとんど下調べせずその場で決めることが多い。

目的の店は、まだ開いていなかったので、聖堂の回りを一周する。

7時半には夜が明けてきた。晴天だ。
外から見ても、6年前とは工事の場所や新しくできたところなど少しずつ変わってきているような気がする。当たり前だが。

しかし壮大さは、変わらない。あのとき受けた衝撃も。
19世紀末に設計されたとは思えない現代的な内部と計算され尽くした構造。

夜が明けたばかりのサクラダファミリア


まだ観光客は、数えるほど。
人の少ないサクラダを外から見ることができた。

8時になったので、娘推薦のブエガスミガスに入る。客は、私たちの他に二人だけ。静かでよかった。が、それ以上に美味しかった。大満足。


tomatoとチーズのフォッカチャとカフェオーレ、ザクロのヨーグルト、果物。

あまりに美味しかったので、クワトロチーズのフォッカチャをおかわり。

店内はモダンでトイレも清潔。

8時45分に予約ゲートについたらすでに予約者が並んでいたが、すんなり入場することができた。
6年前には、長い時間並んだことを思い出す。

鐘楼へ登る。以前登った鐘楼とは別の鐘楼で、昇りはエレベーターだが、下りは巻き貝のように見える階段である。
バルセロナの町並みが一望できる。足がすくむ。

その後内部を見学。
下調べをしていかないので、音声ガイドも役立った。





生誕の門の扉や天使の像などは、200名の彫刻家を束ねる主任彫刻家、外尾悦郎氏が手掛けているとのこと。

緑の葉の中に昆虫が潜んでいる門の扉。まるで生きているかのように様々な昆虫がほどこされている。


2026年には完成の予定だそうだが、その時には大変な観光客になることだろう。

ガウディの建築の元となった逆さづり模型


約1時間半をかけてじっくり見学した。10時半過ぎには、団体客が増えてきた。

すぐ横の地下鉄を乗り継いで、サンジュゼッペ市場に向かう。

バルセロナへ出発

2018-11-27 09:10:51 | スペイン フランス旅行
朝3時半に我が家を車で出発。

羽田に6時過ぎには着いた。

London経由でバルセロナに。

娘と二人旅。

羽田からLondonまでは、少しの贅沢をしてプレミアムシートに。
それだけでも12時間の飛行には、ありがたい。

Londonヒースロー空港から、バルセロナへ2時間。

タクシーでホテルへ直行。

カサ・ミラに近い現代的なホテルに。

受け付けの女性が、親切そうで疲れた体には助かった。

やっぱり思いきり体を伸ばせることがいい。

あしたから3日間、2度目6年ぶりのバルセロナを歩く。

6年前は、3週間で500キロ歩き通したサンディエゴ巡礼のあとのバルセロナだった。
あのときは、あまり食べ物が口に合わなかった3週間だったので、日本のラーメン屋に直行。

ラーメンの美味しさに、ほっとし、翌日からバルセロナを歩き回ったものだ。

明日はまずは、サクラダファミリアから。
前回より建築が進んだだろうか。楽しみだ。

今年初めての水仙