この時期、梅酒を仕込む方もいるのではないでしょうか。
女性に人気の梅酒ですが、これからの季節、男性にもお薦めのお酒です。
【梅酒の効能】
疲労回復
梅酒に多く含まれているクエン酸は、疲れの原因となる体内の疲労物質である乳酸を分解し、エネルギー代謝を活発にする為、梅酒には疲労回復効果があると言われてます。
食欲増進
梅酒に多く含まれているクエン酸・りんご酸・酒石酸・コハク酸といった酸が、唾液・胃液などの消化液の分泌を促し、胃腸も刺激され、食欲増進に繋がります。
ダイエット効果
梅酒に多く含まれているクエン酸は、余分な脂肪を燃焼させてくれる効果があるそうです。ただし、梅酒自体、かなりカロリーの高いお酒なので飲みすぎには注意しましょう。
便秘解消/下痢防止
梅酒に含まれているピクリン酸は、胃腸の働きを活発にし、便通を良くする効果があるので便秘解消に効くと言われてます。また、梅は抗菌力があるので、口から入った菌による下痢などを防ぐ効果があります。また、唾液や胃液は殺菌作用がありますが、梅は唾液や胃液の分泌を活発にするので結果、殺菌力の増強にも繋がると言われてます。但し、幾ら梅には抗菌力や殺菌力があるからと言っても、生の梅を、そのまま、がぶりと食べないようにしてください。生の梅には毒があります。生の梅は食べれないので、わざわざ、梅干にしたり梅酒にしたりして、昔から薬用として健康食品として食べてきたのです。
血液サラサラ/成人病予防
梅酒に多く含まれているクエン酸が、中性脂肪を下げ、血流を改善を改善させ、結果、血液サラサラになるとのこと。また、本格焼酎にも血液サラサラ効果があるので、本格焼酎で作った梅酒は、さらに血液サラサラ効果が倍増でしょう。
また、梅酒は、肝臓へ脂肪が溜まるのを防ぐ効果もありますが、これらの効果により、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、肝硬変といった成人病予防にも繋がります。
アロマテラピー効果
梅酒に含まれているベンズアルデヒドという成分により、梅酒には、なんともいえない爽やかな香りがします。この爽やかな香りにはアロマテラピー効果があると言われてます。この香り成分により大脳からアルファ波が出て心も体もリラックス状態になれるとのことです。
ミネラルとカルシウム摂取
梅酒には、ミネラルとカルシウムも多く含まれてます。ミネラルは人間に必要不可欠なもの、そして、カルシウムは、骨を丈夫にし、精神的イライラも解消してくれます。
寝酒の一杯を梅酒というのはいかがですか。
梅酒の作り方と飲み方 - How to make Umeshu(Japanese Plum Liqueur)