一つの商店(コンビニ)が4月を以って閉店した。
善通寺市民にとっては思い出深い店なのだ。
“香川の石鹸や”呼び方は世代によってまちまち。“カセン”に“デイリー”“Yショップ”と変遷(最後はKショップ)。
“石鹸やのおばちゃん”と呼ばれる、名物(有名)おばちゃんが始めた日用雑貨店。
当時(60年前)は、スーパーとかホームセンター等がない時代、石鹸や洗剤、ちり紙等を売っていた。そして、店先では駄菓子等も売っていた。
隣がパチンコ店だった時は換金もやってた。とにかくなんでも屋。
70年代も後半になるとスーパーもできてきて、日用雑貨から食料品店に路線変更。
80年代になるとパンとケーキの店に。おばちゃんの息子が店でパンを焼き、本格的なパン屋に変わった。
80年代後半、タカギベイカリーからコンビニ出店。その後、ヤマザキデイリーへ。
10年程前に“おばちゃん”が亡くなり、完全に代替わりした。
良くも悪くも広告塔を失ったわけです。ましてや現在のコンビニ戦国時代。ここ数年は大変だったようです。
常に先端を走っていた店なのに、、、残念(40数年前にソフトクリームは度肝抜かれた!)。